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自分の身体に彫った「コントローラー型タトゥー」でゲームをプレイする。AR技術を使って『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を遊ぶ近未来なユーザーが登場

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 Niantic『ポケモンGO』バンダイナムコ『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のARフォトモードといった、拡張現実(AR)技術を使ったゲームがスマートフォンを中心にリリースされ続けている。

 そんなARゲームの技術を利用するため、自分の腕にゲームのコントローラー型タトゥーを彫った人物が登場した。Olo Sabandija氏はコントローラー型のタトゥーとスマートフォンを利用し、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』をプレイするデモンストレーション動画も公開している。ボタン入力にも対応しており、実際にゲームとして遊べるようだ。

※正確には3Dで再現された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のクローンゲーム。コントローラーの位置に合わせてゲームの表示される位置も移動するので、実際に腕の上にゲームが浮いているように見える。発売、配信などはされていない。

 ARゲームは現実の世界にコンピューターグラフィックスを重ねて描くという特性上、現実の座標を認識する必要がある。その方法にはさまざまな物があるが、一般的なものにはGPSを使った座標を使ったもの、空間を認識するもの、ARマーカーを使ったものなどがある。

 このタトゥーはARマーカーとして機能しており、その情報を利用してゲームを遊ぶことができる。ボタンは実際に押すのではなく、カメラからボタン姿が消えることがトリガーとなって入力と認識しているようだ。

自分の身体に彫った「コントローラー型タトゥー」でゲームをプレイする。AR技術を使って『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を遊ぶ近未来なユーザーが登場_001
(画像はOlo Sabandija氏のTwitterより)

 QRコードのタトゥーやARマーカーのタトゥーを彫る人はこれまでにも幾度か話題になったが、実際にゲームがプレイできるという先進的なタトゥーはほかに見たことがない。かなりハードルが高いが、ゲームを体に刻みつけたい人はOlo Sabandija氏の公式サイトをチェックしてほしい。来年1月にはこのタトゥーの詳細情報が公開される予定だ。

文/古嶋誉幸

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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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