『PAYDAY』シリーズ販売のStarbreezeにてインサイダー取引疑惑が浮上。公的機関による強制捜査が実施、逮捕者や備品の押収も

 『PAYDAY』シリーズのパブリッシャーとして知られるStarbreeze Studiosにて、現地時間12月5日(水)の朝、公的機関による強制捜査が実施されたことが明らかとなった。逮捕者一名が発生したほか、パソコンなどが押収されたという。

 捜査は金融犯罪に関するスウェーデン政府法務省下の機関「Swedish Economic Crime Authority」(SECA)が実施したもので、Starbreezeにはインサイダー取引の疑惑が向けられている。

(画像はDagens industriより)

 このニュースはSECA自身がスウェーデン語の公式声明をTwitter上で公表している。また、スウェーデンの経済メディアDegens industriにて報じられたほか、英語圏メディアのVarietyEurogamerでもSECAへの確認が取られた。

 各メディアの報道では、前CEOのBo Andersson氏と同社の財政管理をしていたSebastian Ahlskog氏が、11月中旬に保有する株式をすべて売却していたことが伝えられている。同社のスウェーデン市場における株式価格は、『Overkill’s The Walking Dead』の発売以降、80%も下落していたという。

『PAYDAY』開発Overkillの親会社「Starbreeze Studios」が経営破綻。『The Walking Dead』など新作がヒットせず資金難に

 Starbreezeは先日、流動資金が2019年1月に不足する見通しから経営再建計画をストックホルムの裁判所に提出、受理されたことを発表したばかり。そのなかでは、新作『Overkill’s The Walking Dead』のセールスが不振であることが理由として伝えられていた。

 再建計画を進め、以前と同様の業務を進めつつ財政状況の改善に取り組むと公言しているStarbreezeだが、その先行きはさらに不透明になったと見てよいだろう。

 同社が保持する『Payday』シリーズの開発スタジオOverkill Softwareは、成功を収めた『Payday 2』に続く『Payday 3』を開発中。発売が開始されたばかりの『Overkill’s The Walking Dead』は、スパイク・チュンソフトを経由して日本国内でも展開される予定。また、パブリッシャーとしても近年活動していたStarbreezeは、『Psychonauts 2』『System Shock 3』といった開発中タイトルの販売業務も抱えている。

文/ishigenn

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn
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