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漫画『ベルセルク』の三浦建太郎先生が急性大動脈解離で死去。享年54歳

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 漫画雑誌「ヤングアニマル」の公式Twitterアカウントが、漫画『ベルセルク』の三浦建太郎先生が死去したことを発表した。享年54歳。死因は急性大動脈解離。享年54歳。

漫画家の三浦建太郎先生が、2021年5月6日14時48分、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。享年54歳でした。

三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

なお告別式はご家族にて執り行われました。

三浦先生には、永年にわたり白泉社で『ベルセルク』をはじめとする人気作品の数々をご執筆いただきました。現在もヤングアニマルにて同作を、一昨年からはヤングアニマルZEROで『ドゥルアンキ』を連載中でした。

読者の皆様には、三浦先生の作品をご愛読いただきましたことを深謝いたしますとともに、謹んでご逝去のご報告をお知らせ申し上げます。

株式会社白泉社


三浦建太郎先生の突然の訃報に接し、ヤングアニマル編集部は深い悲しみに包まれています。

この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした。

どうかファンの皆様、関係者の皆様、三浦先生の楽しそうな笑顔を想像していただき、ヤングアニマル編集部と共に静かにご冥福を祈っていただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

ヤングアニマル編集部一同

 三浦氏は1985年週刊少年マガジン(講談社)にて『再び…』でデビュー。1988年に読み切り作品として、のちに代表作となる『ベルセルク』を発表。翌1989年に設定を少し変更し、連載をスタートした。同時期に『北斗の拳』原作者の武論尊氏とともに、『王狼』『王狼伝』『ジャパン』を発表するが、以降は『ベルセルク』のみに注力。圧倒的な画力と描き込みで描かれる壮大なダークファンタジーは多くのファンを生み、『ヤングアニマル』誌の代表的な作品となっている。2021年現在、40巻までが発売された。

 『ベルセルク』は1997年と2006年にアニメ化もされ、原作「黄金時代」編は3本の映画にもなった。マンガを原作としたゲームもリリースされており、1999年にアスキーから『千年帝国の鷹篇 喪失花の章』、2004年にサミーから『千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』、そして2016年には『無双』シリーズとコラボした『ベルセルク無双』が発売されている。

 電ファミニコゲーマーでは、過去に「【『ベルセルク』三浦建太郎×『ペルソナ』橋野桂&副島成記】ダークファンタジーの誕生で目指した“セックス&バイオレンス”の向こう側」という対談記事にも参加いただいた。
 鼎談の中で、『英雄コナン』やディズニーからの影響、『アイドルマスター』にハマったという逸話の真実、生物の本能に訴える「セックス&バイオレンス」についてなど、さまざまなお話をきくことができた。

 今後についてだが、『ヤングアニマル』編集部は単行本未掲載分の刊行など、決まり次第伝えるとしている。

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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