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日本ファルコムの名作が蘇る『ファルコム・アーリー・コレクション』が2022年春に「X68000」で発売決定。『ドラゴンスレイヤー』『太陽の神殿』『ロマンシア』が封入

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 三月うさぎの森は、ゲーム販売部門「BEEP(ビープ)」にて、X68000向けゲームソフト『ファルコム・アーリー・コレクション For X68000』を2022年春に発売すると発表した。価格は税別8800円。バリエーションは5インチ版と3.5インチ版。

 『ファルコム・アーリー・コレクション For X68000』は、1984年から1986年までにPC-8801用として日本ファルコムが開発・発売したRPG『ドラゴンスレイヤー』、アドベンチャーゲーム『太陽の神殿』、アクションアドベンチャー『ドラゴンスレイヤー3 ロマンシア』の3作品を、オリジナル要素はそのままにX68000へと忠実に移植した作品。

日本ファルコムの名作が蘇る『ファルコム・アーリー・コレクション』が2022年春に「X68000」で発売決定。『ドラゴンスレイヤー』『太陽の神殿』『ロマンシア』が封入_001
(画像はファルコム・アーリー・コレクション for X68000series|BEEPより)
日本ファルコムの名作が蘇る『ファルコム・アーリー・コレクション』が2022年春に「X68000」で発売決定。『ドラゴンスレイヤー』『太陽の神殿』『ロマンシア』が封入_002
(画像はファルコム・アーリー・コレクション for X68000series|BEEPより)

 『ドラゴンスレイヤー』(1984年)は、プレイヤーは戦士となって3つ首のドラゴンを倒し、4つの宝冠を持ち帰る冒険に出発するアクションRPG。剣以外に装備できるアイテムはひとつなので、十字架や指輪、鍵、パワーストーンなどを駆使して攻略していく。

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(画像はファルコム・アーリー・コレクション for X68000series|BEEPより)

 『太陽の神殿』(1986年)は、メキシコの古代遺跡チチェンイッツァーを舞台に、太陽の神殿と太陽の鍵を探す冒険するアドベンチャーゲーム。RPGのような俯瞰視点で移動するパートと、各場所を調査していくアドベンチャーパートで構成されている。

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(画像はファルコム・アーリー・コレクション for X68000series|BEEPより)

 『ドラゴンスレイヤー3 ロマンシア』(1986年)は、プレイヤーはファン・フレディ王子となって、ドラゴンにさらわれたセリナ姫を救出する旅に出るアクションアドベンチャー。画面はサイドビューとなっており、剣使いながら敵と戦い、謎やパズルを解いて進んでいく。

 これらの作品は、オリジナル版に比べて遊びやすくしたモードを搭載するなど、現代風にアレンジしたモードも備えているとのこと。

 なお、本作は『YsⅠ&II ~Lost ancient kingdom~』続いてのX68000向け作品となっている。X68000ユーザーは購入を検討してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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