東方Projectを展開する同人サークル「上海アリス幻樂団」は6月9日、新たなサークル「上海アリスReprise」を結成したと発表した。
原作者のZUN氏をはじめとした成長した開発者(※開発者談)たちが集結。東方Projectのゲームを今の環境で遊べるようにするサークルだという。
なお、ZUN氏による「上海アリス幻樂団」は、これまで通りに活動が続くとのこと。
本サークルは、6月9日放送の「ニンテンドーダイレクト」にて発表された『東方紅魔郷:New Classic ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』の制作のために結成された。
『東方紅魔郷:New Classic』は、2002年に頒布された弾幕シューティングゲーム『東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.』のリメイク作品。
Windows版としては第1作にあたる『紅魔郷』には、東方Projectにおける大人気キャラクターの数々が初登場する。東方Projectを語る上では絶対に避けて通れない“聖典”とも言える作品だ。
一方で24年前のゲームということもあり、現代のWindowsといった環境では正常に動作しないという問題があった。
そのため、本作を巡っては他作品と同様に移植を望む声がファンから寄せられ続けていたものの、原作者のZUN氏は本作のソースコードが現存しないため、移植が行えない旨を過去に明かしている。
今回のリメイク版は1080p対応、新システム、新要素、新アレンジBGMを搭載。それだけではなく、2002年当時のゲームを可能な限り再現した「Classic版」も用意しており、一連の問題に対応していると言えるだろう。
今回、上海アリスRepriseは『紅魔郷』リメイク版の発表や新サークルの結成について説明する発表会見を放送。
『紅魔郷』についてはソースコードが現存しないとされていたが、同放送でZUN氏は本作の“バックアップ”を家から見つけてきたとも明かしている。
このバックアップが何を指しているかは不明瞭だが、ここから当時のキャラクターの立ち絵を発掘することに成功。結果的にリメイク版では立ち絵の全身を入れられるようになったという。
ついに『東方紅魔郷』が、今の環境で遊べるようになりました!
— 上海アリスReprise (@SAliceReprise) June 9, 2026
なんとびっくり Switch,Switch 2,PlayStation5,Steamで遊べます。
殆どのデータを今の技量で作り直した『東方紅魔郷:New Classic』9月10日発売! さらに2002年当時のゲームを可能な限り再現したClassic版も遊べますよ。
(ZUN) pic.twitter.com/oyOYcrkKdW
上海アリスRepriseが東方Projectのゲームを今の環境で遊べるようにするサークルということで、当時のCDを購入する以外に遊ぶ手段が存在しない『妖々夢』や『永夜抄』についても続報を期待したいところだ。
なお、東方Projectと言えば二次創作が非常に盛んなコンテンツだが、今回のリメイク版に関しても二次創作ガイドライン上の扱いは変わらないとのこと。東方Projectの“原点”の一つが蘇ることによる、これからの展開に期待したい。
