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「脚本家なんだから『ダークナイト』くらい見ろよ(笑)」 『東京タラレバ娘』でベストセラー本“ホラー”ゲーム化会議【麻野一哉×飯田和敏×米光一成】

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後日談

・米光 一成
 『恋愛小説ふいんき語り』という本で、えんえんと女性作家の恋愛小説をゲーム化する会議をやって、いいかげん慣れればいいのに、いつまでたっても慣れやしない。なんだかんだいって、ほんとうは個人それぞれのことなのに、男だ女だと大雑把な分類で語ってしまう罠にハマって血を流しながらしゃべってる気がするのだった。
 ネット上の集合知で自分の恋愛戦闘力が判るサービスがあったら、使ってみたいか使ってみたくないかみたいな話もしたなー。「でも恋愛は戦闘じゃないんだよね」とか言って、「なに甘いこと言っとるんだ」と説教されてみたい。

 

・飯田 和敏
 前回の「片づけの魔法」に比べると、どうも腰が引けていたようだ。
 おじさんたちは、人生が思った通りには進まない事を知っているからだ。
 「もしあの時、◯◯が××だっタラ。もしあの時、××が◯◯していレバ……」
 悔やんでも仕方ないので居直るしかない。
 わかった。『ダークナイト』はもういい。ギャスパー・ノエの『LOVE 3D』を観ようではないか。
 3D空間にかかる検閲は青空に浮かぶ夏の雲のような趣があって、なかなかいいものですよ。

 

・麻野 一哉
 職場の男に、「タラレバ娘、おもろいよ」と言ったら、すぐにハマって、知り合いのアラサー女に喧伝しまくったらしい。で、読んだ女、みな、泣いてると。
 少女マンガって、昔から、「不幸のヒロイン/悲劇のヒロインもの」ってあるけど、これももしかしたら、その系譜なのかもしれないって思った。体裁はギャグなんだけど。そのうち、老後を扱った「不幸のヒロイン/悲劇のヒロインもの」も出てくるんじゃないだろうか。

 





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