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「ボカロ」×「オーケストラ」って本当に相性が良いのか!?異色のプロセカオーケストラコンサート「セカイシンフォニー2022」に行ってみた

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打ち鳴らせ groovy 聴かせてよ heart beat 立ち止まる暇なんてないから

 続いては「Vivid BAD SQUAD」! 変わらず幕間のMCはビビバスのメンバーが担当。特にこはねの「今日はお誘いしてもらって『セカイシンフォニー』にお邪魔してます!」という腰の低い挨拶が忘れられない。こはねちゃん、一応自社(?)のライブに招待されてるんだからそんなにかしこまらなくても……。

 しかしビビバスの曲はストリートソングが中心。いくら東京フィルハーモニー交響楽団と言えど、流石にそんな路地裏に突如としてオーケストラの一団が出現するかのような離れ技は……………

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写真撮影:国府田利光氏

 いや……めっちゃ合ってるやん!!!!

 出現しちゃってるのよ、ビビッドストリートに東京フィルハーモニー交響楽団が! 初めに披露された1曲は『RAD DOGS』。これはどちらかというと彰人冬弥『BAD DOGS』を中心とした楽曲となっているため、イントロのカッコイイ重厚なサウンドがオーケストラによってさらに緊迫感が高まっている! 間奏にバイオリンも挟まることで力強さと同居する美しいメロディラインもさらに際立つ!!

 2曲目の『シネマ』……これは正直、「今回のセカイシンフォニーで最もアレンジがハマっていた楽曲」だと個人的に感じている。YOASOBIのAyase氏が作詞作曲を担当するこの楽曲ではシンセサイザーやピコピコ電子音が印象的だったのだが、そこをキーボードとピアノが担当。間奏でトランペットが挟まり、トリッキーなリズムは打楽器のダン!ダン!!ダン!!!という強烈なビートが耳に気持ちいい。

 そもそもビビバスの楽曲はストリートなカッコ良さが魅力なのだが、オーケストラとバンドの演奏が加わることでその印象が一転し、「ヒロイックな曲調のビビバス」という新たな境地を切り開いたとすら感じた。オーケストラが加わることで印象すら180度変わってしまうのが衝撃である。

エビバディ→解体! 思い出に消しゴム?(あれっ)

 ここからは「ワンダーランズ×ショウタイム」のターン!

 いや、しかしワンダショはショーを中心に活動しているユニットなだけはあって、これは結構東京フィルハーモニー交響楽団とも相性がいいのではなかろうか!?

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写真撮影:国府田利光氏

 いや……やっぱ普通に合ってるやん!!!!

 最初に披露されたのは『Glory Steady Go!』。これはそもそも原曲の時点でかなりオーケストラのサウンドが含まれているため、原曲の良かった部分がそのまま東京フィルハーモニー交響楽団のガチオーケストラ演奏によってさらに倍増! 「『Glory Steady GO!』 with東京フィルハーモニー交響楽団」のバージョン、普通にゲーム内に実装して欲しいんですけど……。

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写真撮影:国府田利光氏

 えっ!? トンデモワンダーズ!?!?

 そう、今回の「セカイシンフォニー2022」、良かったアレンジや意外とハマっていた曲は数あれど、「最も衝撃的だった曲」はこの『トンデモワンダーズ』のオーケストラverと言えるだろう。

 そもそも『トンデモワンダーズ』はsasakure.UK氏が作詞作曲を担当するワンダショ屈指の大人気楽曲。この楽曲が実装されたイベント「ワンダーマジカルショウタイム!」のシナリオの完成度の高さも相まって、ワンダショの十八番とも言える名曲。

 しかし……しかしこの曲、とにかくテンポが速い! 「sasakure.UK節」とでも言えるハイテンポのピコピコサウンドにノリノリの歌詞に拍子の変更、実際のゲーム内の難易度「Master」でも指折りの難しさ! だからそもそも『トンデモワンダーズ』はオーケストラに合う合わない以前に、生演奏で披露するにはあまりに難易度の高い曲なのだ! それを……生演奏で!?

 今回のライブで販売されたオフィシャルパンフレットの楽曲紹介でも「「生演奏の限界突破!」を目標にアレンジしています。」と触れられている通り、『トンデモワンダーズ』はまさに「オーケストラの限界に挑戦したアレンジ」とも言える凄まじい公演(ショー)だった。

 もちろん奏者さんたちの気合の入り方もすごいのだが、何より指揮者の栗田博文さんが一番すごいことになっている! もう……なんていうかもう……指揮台から落ちそうなぐらいずっと荒ぶってる!! 栗田さんが一番司みたいになってる!!!

 途中のピアノソロもまさに「トンデモ」なハイスピードオーケストラとなっている。すごい……すごい、すごすぎるぜ東京フィルハーモニー交響楽団……フェニックスワンダーランドに来ないか……?

ねぇ先生あなたバカじゃないの 未だ滾る感情を知らないの 凝り固まってんならお勉強 ここで無垢で無知で無為な賛美を見せつけるわ

 さぁ、ここからはお待ちかねの「25時、ナイトコードで。」のターン! 事前にニーゴメンバーの声優を担当する楠木ともり氏田辺留依氏鈴木みのり氏佐藤日向氏が登壇することは明かされていたため、もう会場の空気はお待ちかね状態。ちょうど私の後ろに座っていたお姉さんが「ともりちゃんの生声聞いたら死んじゃう……」と開演前からずっと言っていたことを未だに忘れられない。

 の「今日は『セカイシンフォニー』に音楽を聴きに来たんだ」というMCから開始。ニーゴみなとみらいオフ会か!? そしてここからニーゴキャストのみなさんが登壇し、「命に嫌われている」が始まるのですが……ここで少し「25時、ナイトコードで。」というユニットについての話をさせてください。

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 「25時、ナイトコードで。」は楽曲制作のためにDiscordもとい「ナイトコード」というオンライン上のチャットツールを通じて出会った、プロセカの中では異色のユニット

 「ボーカロイド楽曲」というジャンルが発展してきたひとつの理由として、やはり「今すぐ死にたい、消えてしまいたい」という想いが剥き出しになったプロレタリア文学やヴィジュアル系のような「負の感情」を取り扱った楽曲の豊富さもあると思います。ニーゴはそんなボカロ楽曲の負の感情の側面をメインに据えたユニット

 「誰かを救う曲を作らなければならない」という一種の呪いのような信念に突き動かされて曲を作り続ける宵崎奏。周囲からの期待や願望を一方的に押し付けられる精神的ストレスから自分の感情を理解できなくなってしまった朝比奈まふゆ。自分の理想と実際の実力のギャップ、そして劣等感に何度も押し潰されそうになる東雲絵名。一見明るいムードメーカーに見えるものの、ニーゴの仲間内にすら打ち明けられない秘密をひとり抱え込み続ける暁山瑞希

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 生きづらさ・苦しさ・苦悩を抱えた4人が集い、ひとつの楽曲を作るために活動していくのが「25時、ナイトコードで。」のメインストーリーなのですが、私がニーゴの最も好きな点は、「生きづらさや苦しさに寄り添うストーリーではあるけど、決して後ろ向きではない」という点です。

 誰しも生きることが苦しかったり、人と人との関わりで傷ついたり、悲しんだりすることはあるけど、それでもまた前を向いて歩いていける。目標に向かって立ち向かうことができる。その途中で絶望することも、死にたいと思うこともあるけど、それでも「音楽」を通じて光を見出して、なんとか前に進んでいく。私はそんなニーゴの「後ろ向きの前向きさ」が大好きです。深くて暗い、淀んだ暗闇の中に、ひとつの希望が差し込む。それこそが「25時、ナイトコードで。」というユニットが湛えた空気感やテーマ性だと思います。

 そして舞台はセカイシンフォニーに戻り、楠木ともり氏とオーケストラによって披露される「命に嫌われている」。カンザキイオリ氏が作詞と作曲を担当したこの楽曲は「僕らは命に嫌われている 価値観もエゴも押し付けて いつも誰かを殺したい歌を簡単に電波で流した」「少年だった僕たちはいつか青年に変わっていく 年老いていつか枯れ葉のように誰にも知られず朽ちていく」といった、現世への絶望や苦しさをとにかく歌い続ける凄まじい楽曲。

 でも、それでも最後は「夢も明日も何もいらない 君が生きていたならそれでいい そうだ 本当はそういうことが歌いたい」という一片の希望を見せる曲となっているのです。過去を呪って、誰にも共有できない生きづらさを抱えて、苦しさと戦って、それでも最後は生きたいと願う。ニーゴの「後ろ向きの前向きさ」に一番近い楽曲なのではないかと、私は感じています。

 だから……だからこんなの生で聞いたら泣いちゃうでしょ!!!

 1番は楠木ともり氏単独で歌っていたのですが、2番からは他のニーゴメンバーもボーカルとして参加。まさに奏のもとにナイトコードを通してみんなが集まっていったニーゴを象徴するかのような演出。いや、もう無理だよ……それでも僕らは必死に生きて命を必死に抱えて生きるんだよな……。

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写真撮影:国府田利光氏

 会場全体がもう開幕からニーゴの空気に呑まれ切ってしまいましたが、ここからはニーゴキャスト陣のMCコーナーに突入。

 「ニーゴはそもそも弦楽器中心の曲が割と多いから、オーケストラアレンジが面白い」とアーティストならではの切り口を見せる楠木氏。田辺氏がまふゆっぽい声で「くるくる……」と言いながら今回のために用意された特別衣装を見せるシーンも。

 「(「命に嫌われている」の2番で)後ろから留依がスッと入ってきた時の歩き方がまふゆっぽかった(笑)」とあの演出に触れる鈴木氏。佐藤氏は「ニゴラジだと1年に一度しか揃わないから4人で歌えて嬉しい」と4人の集結を喜んでいた。

 そう、YouTubeにて公開されている公式ラジオ番組「25時、ナイトラジオで。」(以下、「ニゴラジ」)では楠木氏、田辺氏、鈴木氏、佐藤氏の4人は1年に一度しか揃わないのだ。織姫と彦星みたいなユニットやね。

 いや、普通に俺ニゴラジリスナーなので生で見れただけでめちゃくちゃ嬉しいんだが!? 当然のように15歳や12歳という年代の方からもメールが送られてくるので、まだ聞いていない方はぜひニゴラジを聴いてください。

 閑話休題。ここからニーゴは『アイディスマイル』『限りなく灰色へ』『ジャックポットサッドガール』『カナデトモスソラ』の4曲をメドレーで披露! そもそも「セカライ」は声優ではなく3DCGのキャラクターが出てきて曲を披露する「マジカルミライ」に近いスタイルだから、「声優が生身で出てプロセカの曲を歌う」ということがめちゃくちゃ貴重なのだ!

 特に『ジャックポットサッドガール』は最もお気に入りの楽曲なので、これの生歌がもう最高! そもそも私はsyudou氏【※】が好きなので、もう精神相場はちょー不安定、安定な策とかホント退屈さって感じ!!

※「syudou」
ボカロPとしての作詞作曲活動も行いながら、オリジナル歌唱曲を手がけるシンガーソングライターとしても活動している。プロセカには『ジャックポットサッドガール』『ビターチョコデコレーション』『うっせぇわ』の3曲が収録されている。ちなみに個人的なオススメは『爆笑』です。マヂラブも好きです。

晴天とはほど遠い終わらない暗闇にも 星を思い浮かべたならすぐ銀河の中だ

 ここからは『群青讃歌』を経て、アンコールへと突入! というかもうアンコールからが本番! 『ビターチョコデコレーション』『チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!』『トラフィック・ジャム』『地球最後の告白を』『ray』の5曲連続演奏へと突入!!

 なんだこのセトリ!?

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写真撮影:国府田利光氏

 前半3曲から残り2曲で泣かせてくる温度差がすごすぎるだろ……もう豆腐の情緒はメチャクチャです……。特に『地球最後の告白を』から『ray』の繋ぎが凄まじく、人間は「『地球最後の告白を』から『ray』をぶち込まれたら反射的に泣くしかない」という絶対的な節理を身体に叩き込まれます。

 からのラストはお馴染みの『セカイ』で締めくくる。「セカライ」の時も『セカイ』で締めてましたけど、この曲って締めの時に万能すぎるんですよね。アニメ化したプロセカの最終回でもこれ流して欲しいぐらい締めの時に万能すぎる。

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写真撮影:国府田利光氏

 そしてなんと最後に今回の指揮者を担当した栗田博文さんから会場へ向けての投げキッスが! く、栗田さ───ん!!!


 さて……今回の「セカイシンフォニー2022」のライブレポート、いかがだったでしょうか? 少しでも現地の感動がこのライブレポートから伝わっていれば幸いです。私は……今回のライブで栗田さんのことが好きになりました。現役女性声優に負けない輝きを見せる指揮者、すごすぎるぜ……。

 真面目なことを言うと、やはり今回のライブで「ボーカロイド楽曲とオーケストラの相性、最高!!!」ということをもう嫌というほど味わいました。いや、もうマジで「逆になんで俺は去年のセカイシンフォニーに行かなかったんだ……」と後悔するレベルで最高のライブでした。

 バンドミュージック、アイドルソング、ストリートミュージック、超ハイテンポトンデモワンダーズ、EDM……いくらなんでも多種多様すぎると言ってもいいほどたくさんのオリジナル楽曲が存在する中、どんなジャンルでも原曲の良さを残しつつ、しっかりオーケストラならではの強みも出してくるそのアレンジの腕前にも驚かされました。

 本当にお恥ずかしいほどオーケストラを全く知らない私でしたが、今回のライブを通して、「オーケストラってすごいんだな……」ということを改めて強く感じました。「原曲の落とし込み」と「オーケストラのオリジナリティ」のラインのちょうど気持ちいいところを突いてくるアレンジと一糸乱れぬ演奏、それが合わさって生まれるボカロとオーケストラの奇跡の一体感。ジャンルどころか、「音楽」という文化そのものの無限の可能性すら、この「セカイシンフォニー」からは感じます

 改めて、今回のライブを作り上げた東京フィルハーモニー交響楽団、スペシャルバンド、「25時、ナイトコードで。」のキャスト陣のみなさまに多大な感謝を。いや何回言うんだって感じですが、間違いなく最高のライブでした。来年も絶対来ます!!

 そして今回の「セカイシンフォニー2022」に参加出来なかった方は、ぜひ各種サブスクリプションサービスにて配信されている「セカイシンフォニー2021」のアルバムをぜひ一度お聞きになることをオススメします。私がこの記事中で言っていたことの意味がよく分かるはずです。特に『トンデモワンダーズ』を聞いてください! いやなんかもう……ホントにオーケストラの限界に挑戦してるので!!

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セカイシンフォニー終了後に入ったガストのポテトとセカイシンフォニーのパンフレット。ナイトコードだから……ポテトなんだよ!!

 「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
 © SEGA / © Colorful Palette Inc. / © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net 

【公演概要】

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セカイシンフォニー2022
2022年6月11日(土)
パシフィコ横浜 国立大ホール
【昼公演】11:00開場/12:00開演 
【夜公演】16:00開場/17:00開演

指揮:栗田博文
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団・セカイシンフォニースペシャルバンド

スペシャルゲスト:
25時、ナイトコードで。
楠木 ともり(宵崎 奏役)
田辺 留依(朝比奈 まふゆ役)
鈴木 みのり(東雲 絵名役)
佐藤 日向(暁山 瑞希役)

【セカイシンフォニーBlu-ray&CD】

2022.11.30(Wed) Release
セカイシンフォニー Sekai Symphony 2022 Live Blu-ray
WPXL-90273
7150円(税込)
封入特典:オリジナルホログラム缶バッジ(6種ランダム)

セカイシンフォニー Sekai Symphony 2022 Live CD
WPCL-13402
3300円(税込)
オフィシャルサイト:https://sp.wmg.jp/sekaisymphony/
オフィシャルツイッター:https://twitter.com/sekaisymphony

【セカイシンフォニー2022 オフィシャルグッズ事後通販】
https://store.colorfulpalette.jp/pages/sekaisymphony2022
※商品は無くなり次第販売終了となります。また、一部、会場完売商品は除きます。予めご了承ください。

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『プロセカ』ユーザー数がこの半年で1.5~2倍に ― TikTokでバズるなどして高校生がこぞってプレイし、彼らがボカロやネット音楽に興味を持つようになる【インタビュー】

2020年9月30日のサービス開始以来、『プロセカ』のユーザー数は500万人(2021年7月時点)を突破しており、月間アクティブユーザー数は300万人を超えるなど、非常に高い人気を誇っている。なかでも10代から20代の若いファンが特に多くなっている点が、大きな特徴となっている。

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ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog

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