いま読まれている記事

ステージごとブン回して「サイコくん」が進む。”サイコキネシス”回転アクションゲーム『Kinesis』発売開始

article-thumbnail-190322c

 HZ3 Softwareは、新作アクションゲーム『Kinesis』itch.ioにてリリースした。価格は1.99ドルでプラットフォームはPCとmacOS。itch.ioで購入すればどちらのプラットフォームでも遊べる。

 『Kinesis』は「”サイコキネシス”回転アクションゲーム」と銘打たれており、主人公のサイコくんはPK(サイコキネシス)を使うことができる。PKを使っている間は無敵で、空中にとどまることができ、さらにステージを回転させる事ができる。通常状態ではどうやってもクリアできないステージでも、PKを使うことで先に進むことができる。

 ステージ数は全36面、進めば進むほどステージに仕掛けられたトラップは凶悪さを増し、ポーズメニューに記録されるサイコくんの死亡回数は増えていくだろう。

ステージごとブン回して「サイコくん」が進む。”サイコキネシス”回転アクションゲーム『Kinesis』発売開始_001
(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)

 ゲーム序盤はシステムを紹介するようなチュートリアルステージで、画面を回転させること、赤い物体に触れるとゲームオーバーなことを学ぶことになる。しかし、エリア2を超えたあたりから、ルートの理解による解き方だけでなく、サイコくんとPKの効率のいい操作が必要となる。システムの裏をかくようないやらしいトラップに引っかかると、死んだ悔しさとともにゲームの手のひらで踊らされているようで思わずニヤリとしてしまう。

 コンティニューは無制限で挑み続ける限りはゲームオーバーは無いが、わかりやすいシステムでプレイヤーの挑戦を求めるゲームになっている。

ステージごとブン回して「サイコくん」が進む。”サイコキネシス”回転アクションゲーム『Kinesis』発売開始_002
(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)
ステージごとブン回して「サイコくん」が進む。”サイコキネシス”回転アクションゲーム『Kinesis』発売開始_003
(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)
ステージごとブン回して「サイコくん」が進む。”サイコキネシス”回転アクションゲーム『Kinesis』発売開始_004
(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)

 HZ3 Softwareはゲームデザイナーでピクセルアーティストのyuta氏の個人デベロッパーだ。電話をかけることで自動生成される世界を探索し、奇妙な世界からの脱出を目指す『Strange Telephone』は大きな話題となった。その後、おばけが家の中に入ってこないように戸締まりをするアクションゲーム『バタガチャ!』をスマートフォン向けにリリースしている。『Kinesis』を含め、少し奇妙な世界設定と、可愛らしくもどこか毒のあるピクセルアートが特徴のゲームを開発している。

 なお同スタジオは現在、2Dアクションゲーム『パラサイトシード』を開発中。こちらも可愛らしさと毒のある2Dピクセルアートを特徴としたアクションゲームになりそうだ。

ライター/古嶋誉幸

関連記事:

電話を掛けて奇妙な世界を旅するアドベンチャー『Strange Telephone』バージョン2.0がPCで1月21日発売。エンディングやアイテムが追加されてパワーアップ

ドッターはマゾなほど優秀ってホント? 現役ドッターたちが語るドット絵の過去と現在

ライター
ステージごとブン回して「サイコくん」が進む。”サイコキネシス”回転アクションゲーム『Kinesis』発売開始_005
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月20日13時~2024年4月20日14時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ