皆さん、こんにちは。
緒方佑奈です。
暦の上では、秋が始まりましたね。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋……。
「〇〇の秋」と言っても、いろんな秋がありますが、皆さんはどんな秋にしたいかもう決まっていますか?
私はというと、先日とある目標を掲げまして。
今年は”ある事”に夢中な秋になりそうです。
ということで、今回は少しマニアックなお話を。
最後まで楽しんでいただけると嬉しいです。
では、早速〜。
チャンスは準備された心に降り立つ
機会というのは、ある日突然やってきます。
先月中頃、私は突如訪れてきた機会に苦い笑みを浮かべていました。
“このタイミングでくるかぁ…”
「チャンスは準備された心に降り立つ」とはまさにで、 せっかく訪れた機会もしっかりと準備をしていない者にとっては、ただの出来事です。
“昨日の夜…チキン南蛮定食なんか食べてる場合じゃなかったな…”
発端は、仕事で急遽着用することになった”腹出し”の衣装。
私のお腹は”今日も温かい布で包んでくれるんでしょ?”と言わんばかりに、柔らかで、すべすべで、愛くるしいフォルムをしています。
これは、これでいい。
だがしかし!
数日後、私は決意したのです。
“よし、腹筋を割ろう”
ガードが固い女
誤解がないように最初に言っておきたいのですが、「腹筋を割る」と言っても、大会に出るほどバキバキに鍛え上げられた身体を目指しているわけではありません。
理想は2025年のお正月に断食道場で作った身体。
女性らしさは保ちつつ、うっすら腹筋が見える”ガードが固い女”くらいの身体です。
(断食道場、個人的に面白い経験だったのでもしご興味あれば。YouTubeに詳しい内容を載せています。
過去の自分に出来たことなら、難易度はそこまで高くないだろうと思いつつ、今回は仕事の都合もあって、断食道場にこもれるわけではないので断食という手段は使えません。
代わりに流行りのダイエットに乗っかるのもいいけれど…いつか来るかもしれない”腹出し”衣装のために、つまり仕事のためにするのだから、体調を崩したりで、仕事に支障が出そうなやり方も極力取りたくありません。
結果、〈食事・睡眠・運動を圧倒的に整える〉という古き良きシンプルな手段で腹筋を割ることに決めました。
まずは1ヶ月。
たるみにたるんだ食生活から改善です。
さて、腹筋はどうなったのか。
勿体ぶるようで恐縮ですが、これを書いている時点ではまだ1ヶ月が経過していないので、結果はまた追い追い書かせていただきたい…のですが!
ビッグニュースです。
多分、結果より何より面白い事態が、今私の身に起こっています。
【号外】天空闘技場、ついに幕開け!
〈五感の全てを、この一口に〉
皆さんは、「食べる瞑想」というものをご存知でしょうか?
食べながら…瞑想?
目を瞑ってご飯を食べるってこと?
と、いまいちピンと来ない方も多いと思うのでざっくり説明をすると、「食べる瞑想」とは、「食べるという行為に100%意識を集中させて」「食べる」ことを指します。
例えば、塩むすびを「食べる瞑想」で食べるとするなら、
1. まず食べる前に、じっくりおむすびを観察する。米粒の形やツヤを目で捉える。
2. おむすびを手に取り、手触りや温度、重み、香りを感じる。
3. 口に入れて、すぐには噛まずに、舌触りや香りの広がりを感じる。
4. ゆっくりと噛み締め、口の中に広がる甘み、塩気、香りの変化を観察する。
5. 飲み込んで、食べ物が喉を通って胃へと落ちていく感覚を追う。
みたいなことを意識しながら食します。
“いや、一口ながぁ?!”
って感じですよね。
(私もそう思います…(笑))
瞑想を習っていた時に教えてもらって、以降は意識が高い日だけ、ときど〜き実践していたのですが、早食いを防止して食事の満足度を少しでも上げたい今こそ、これを試す時だと思い立ちました。
ただ、さすがに全ての食事をこの方法で食べていたら、修行僧にでもなってしまいそうなので、取り入れるのはお昼ごはんの最初の5〜10口目くらいまで。
数日間感覚を取り戻し、食事に集中することに慣れてきたある日。
それは起こったのです。
「食べる瞑想」を始めて数日のこと
時刻はお昼の12時。
部屋の中には、お昼ご飯プレートを眺める私。
お皿の上には、オートミール、卵、納豆、キムチと、いかにも健康そうな食品たちが置かれています。
“もう…飽きたな…”
「食べる瞑想」を始めて数日。
それぞれの食品の味も、食感も、香りも、嫌というほど観測してきました。
自分で決めておきながら、今日もアレをしなくてはならないのかとため息が出ます。
重たい一口目…、
オートミール+卵を口に入れた時です…。
ふと、思いました。
“そう言えば卵、卵感ないな?”
ゆで卵にして食べると、ちゃんと卵という”個”としての味が主張されていたのに、オートミールに混ぜると、卵単体で前に出すぎることはなく、空気を読んだかのように、オートミールのフォローに回っていることに気づきました。
主役にも、サポート役にもなれて、
しかも、栄養価も高い。
“卵って、すごい…!”
卵好感度が爆上がったところで、さらに疑問が湧いてきます。
“オートミールと納豆でタイマンさせたら、どうなるだろうか…?”
こうして、お昼ご飯プレートによる「天空闘技場大会」の火蓋が切られることになったのです。
【食べる瞑想〜天空闘技場編!!〜】
〈対戦メンバー〉
・オートミール(卵入り)
・キムチ
・納豆
〈第一戦:オートミールVSキムチ〉
さあ試合開始!
口に入れた瞬間、キムチが一気に攻め込む!
しかし、噛み始めるとオートミールがじわじわ勢力を拡大!
キムチもシャキッとした歯ごたえで粘りますが、じわじわと押されているー!
判定は…オートミールの勝利です!
〈第二戦:オートミールVS納豆〉
口に入れた瞬間は互角!まだ勝敗は読めません。
おっと?納豆がじわじわと勢力を拡大!
その粘り気でオートミールを絡め取り、口内を完全制圧!これは強い!
判定は文句なし、納豆の勝利です!
〈第三戦:納豆VSキムチ〉
さあ注目の第三戦。
これはいい勝負になるかと思いきや…?
序盤からキムチが圧倒!
追い上げの納豆、ここから攻めてくるか…と思ったら、来ない!納豆、まったく来ない!
粘り気はあるものの辛味に押され、まさかのキムチが完全勝利です!
お分かりいただけましたか?
私のお昼ご飯プレートは、某少年漫画に匹敵する白熱の試合を見せてくれたのです。
しかも、勝敗結果をよく見てください。
誰が一番とかないんです…!
「あいつは、俺より強い。でもおれは、あいつが勝てないこいつに勝てる!」という、”じゃんけん”の構図になっているんですよね。
じゃんけんのルーツは紀元前、中国の「拳遊び」だと言われています。
2000年以上前から続くゲームの理論を取り入れた、均衡のお昼ご飯。
きっと多くの人は気付いていないけれど、私はまたひとつ、世界にある”美しいもの”に気付けたのだという喜びを感じました。
この他にも「食べる瞑想」の話としては、
・コメダ珈琲店で「ビッグバン」発生
・トマト、圧倒的個性で世界を魅了
などの話がありますが、果たしてこの話題がどれだけ皆さんに刺さっているのか分からないので、もし需要がありそうでしたらいつかYouTube等でお話させてください。
「腹筋を割る」というのがゴールではあるけれど、道中に咲いている面白い花たちも見つけて、楽しんで目標に向かっていけたらと思います。
だって、過程だと思っているものが、
つまるところ人生なのだから。
編集:川野優希
制作協力:ハナテンワークス株式会社



