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【田中圭一連載:サイバーコネクトツー編】すべての責任はオレが取る。だから、付いてきてくれないか──男の熱意はチーム解散の危機を救い、『.hack』成功の活路を開く。業界の快男児・松山 洋に流れる血は『少年ジャンプ』色だった【若ゲのいたり】

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【田中圭一連載:サイバーコネクトツー編】すべての責任はオレが取る。だから、付いてきてくれないか──男の熱意はチーム解散の危機を救い、『.hack』成功の活路を開く。業界の快男児・松山 洋に流れる血は『少年ジャンプ』色だった【若ゲのいたり】_001

第19回あらすじ

 

 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』
 第19回は、『.hack』シリーズや『NARUTOーナルトー ナルティメット』シリーズを手がけるサイバーコネクトツーの代表・松山 洋さんをゲストにお迎えしました。

 

 6歳のときに『週刊少年ジャンプ』に出会って以来、いつしか『ジャンプ』で連載するマンガ家になるのが夢だった松山さん。しかし大学生のとき、マンガ業界入りするも夢破れて帰郷する数多くの先輩たちの姿を目の当たりにし、まずは「世間の常識」を知ろうと、建設会社に就職しました。

 

 公園やドーム球場の建設に勤しんでいたある日、大学時代の友人から「ゲームをいっしょに作らないか?」と誘われます。自分の将来設計に「ゲームクリエイター」という選択肢がなかった松山さんでしたが、ゲームセンターで『バーチャファイター』を目撃。ゲーム業界の可能性を強く感じ、業界入りすることを決意したのですが……。

 


 「サイバーコネクト」から「サイバーコネクトツー」としての新たな船出から、オリジナルタイトル『.hack//感染拡大 Vol.1〜絶対包囲 Vol.4』(以下『.hack//』)の誕生、そして『ジャンプ』作品のゲーム開発に至るまで……松山さんの熱血マンガの主人公のような生き様に、きっと体温が2℃ほど上がること間違いなしです!(編集部)

作者
【田中圭一連載:サイバーコネクトツー編】すべての責任はオレが取る。だから、付いてきてくれないか──男の熱意はチーム解散の危機を救い、『.hack』成功の活路を開く。業界の快男児・松山 洋に流れる血は『少年ジャンプ』色だった【若ゲのいたり】_002
1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫劇画村塾(神戸校)に第一期生として入学。翌84年、『ミスターカワード』(『コミック劇画村塾』掲載)で漫画家デビュー。86年開始の『ドクター秩父山』(『コミック劇画村塾』ほかで連載)がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後はおもちゃ会社に就職。『週刊少年サンデー』にも不定期で『昆虫物語ピースケの冒険』(89〜91年)を連載した。パロディを主に題材とした同人誌も創作。最新刊は2017年1月刊『うつヌケ』(KADOKAWA刊)、『田中圭一の「ペンと箸」』(小学館)。
Twitter:@keiichisennsei

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【サイバーコネクトツーのこれからに期待!】

 

 松山さんが、「サイバーコネクトツー、次の10年」として掲げたのは、自社パブリッシングプロジェクト。『戦場のフーガ』、『刀凶百鬼門』、そして『CECILE』の3作品が“復讐三部作”としてリリース予定です。いずれもゲームだけでなくマンガ、アニメなど多方面で展開されるとのこと。松山さんの魂が込もった3作品に、期待せずにはいられません!

【プレゼントのお知らせ】

 松山さんのサイン入り書籍『エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』『熱狂する現場の作り方 サイバーコネクトツー流ゲームクリエイター超十則』を4名様にプレゼント!

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