【田中圭一連載:獣王記/ゴールデンアックス 編】“楽しさ連コイン”の秘密は「難易度のチューニング」にあり──ハリウッド映画を目指して2Dアクションを作り続けた内田 誠が、秘蔵のレシピをここに伝授【若ゲのいたり】

第18回あらすじ

 

 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』
 第18回は、’80年代後半から’90年初頭にかけて、『獣王記』『ゴールデンアックス』『エイリアンストーム』といった数々の名作2Dアクションを手がけたセガゲームスのクリエイター・内田 誠さんをゲストにお迎えしました。

 

 セガに入社後、「ハリウッド映画を越えるエンタメ」を目指す内田さんがさっそく携わった作品は『獣王記』。この作品は、セールスが上々だったものの難度が高すぎたため、アーケードでは短命に終わってしまいます。
 このデビュー作の反省を生かした内田さんは、次作『ゴールデンアックス』では“難易度のチューニング”をしっかり施し、続編が作られるほど長く愛される作品に仕上げました。

 

 その後1995年、内田さんは渡米して『ダイナマイト刑事』を作ることに。自身初の3Dモデルを使うにあたって相談した相手は、誰あろう『バーチャファイター』の生みの親・AM2研の鈴木 裕さんでした。 
「部内の最高機密であるデータを貸して欲しい」という内田さんの申し出に、裕さんはどのように応対したのでしょうか……?

 

 セガの名作といえば『アウトラン』『アフターバーナー』、『バーチャファイター』といったAM2研のゲームが有名ですが、『獣王記』や『ゴールデンアックス』もまた、セガイズムに溢れた名作と言えるでしょう。そんな、セガの柱を支えたクリエイターどうしの交流が、垣間見えたお話です。(編集部)

 

作者
1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫劇画村塾(神戸校)に第一期生として入学。翌84年、『ミスターカワード』(『コミック劇画村塾』掲載)で漫画家デビュー。86年開始の『ドクター秩父山』(『コミック劇画村塾』ほかで連載)がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後はおもちゃ会社に就職。『週刊少年サンデー』にも不定期で『昆虫物語ピースケの冒険』(89〜91年)を連載した。パロディを主に題材とした同人誌も創作。最新刊は2017年1月刊『うつヌケ』(KADOKAWA刊)、『田中圭一の「ペンと箸」』(小学館)。
Twitter:@keiichisennsei

 

【『ゴールデンアックス』のソフビ人形が発売中!】

 

 『ゴールデンアックス』に登場する「チキンレッグ」が、GEEK LIFE(ギークライフ)から発売中です。 付属の「ギリウス=サンダーヘッド」のフィギュアを、ゲームさながらに乗せて遊ぶことできます。セガマニア必携のアイテムです!!

 

■価格:税込10,800円
■全高約:チキンレッグ 14cm/ギリウス 12cm
■生産:日本製

【プレゼントのお知らせ】

 『ゴールデンアックス』の「チキンレッグ」「ギリウス=サンダーヘッド」のフィギュアを1名様にプレゼント!

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 「『レンタヒーロー』舞台化のときにも思ったけど……ほかにも2.5次元舞台に合いそうなゲームタイトルがたくさんあるのに、 この時代にあえて『ゴールデンアックス』をチョイスしたことに狂気すら感じる のは自分だけだろうか」

 ──そう感じた『週刊ファミ通』元編集長・ バカタール加藤氏 は、大崎へと移ったセガゲームス本社に突撃し、関係者をいろいろ問い詰めることにした。

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