JR東日本スタートアップ株式会社と、バリアフリーeスポーツを推進する企業である株式会社ePARAによるイベント『心眼PARTY powered by JEXER』が10月29日に開催される。
本イベントは「視覚情報に頼らないeスポーツ選手たちと格闘ゲームで競う交流会」とされている。
晴眼者（視覚に障がいのない人）の一般参加も可能なイベントとなっており、対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』で全盲のeスポーツ選手と対決する団体戦が行われる。卓越した聴力や感性、瞬発力を持つプロ選手と戦える、貴重な機会となるだろう。
視覚に障がいのないプレイヤーはアイマスクを着用し、目を使わない状態でプレイすることとなる。「音」による駆け引きやイメージの力が重要となる、まさに「心眼」による熱い格闘が繰り広げられそうだ。
所定の応募フォームから事前応募が可能だ。応募締切は10月16日（月）であるほか、会場はJR常磐線・松戸駅直結の施設「ジェクサー・eスポーツ ステーション」となっている。
また、本イベントでの体験やゲームプレイを通して、『ストリートファイター6』のサウンドデザインおよびアクセシビリティ機能について知識を深めることができるだろう。
2023年8月4日に開催された格闘ゲーム大会『Evolution Championship Series 2023』では、『スト6』で全盲のストリーマーBlindWarriorSven氏がアクセシビリティ機能を用いて数々の試合を勝ち上がっていったことが大きな話題となった。
同作に込められたバリアフリーデザインや、eスポーツシーンの奥深さについて知れば、ゲームプレイや対戦をより楽しめることにも繋がりそうだ。
本イベントを運営する株式会社ePARAは「年齢・性別・時間・場所・障がいの有無を問わず参加できる環境の下行われるeスポーツ」として「バリアフリーeスポーツ」を提唱しており、視覚情報を使わない格闘ゲーム大会「心眼CUP」をのべ10回以上実施している。
※映像は2022年のものになります。
さらに、『ストリートファイター6』のサウンドデザインに関してバリアフリーの面から監修を行っている。より多くの人がゲームに触れられ、立場を問わず共に遊べる環境が整うのは喜ばしいことだ。
本イベントで、「心眼」を持つプロ選手たちの戦いを体感してみよう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
視覚情報に頼らないeスポーツ選手による格闘ゲーム交流会「心眼PARTY 2023 powered by JEXER」がジェクサー・eスポーツ ステーションで開催！
プロと戦う参加者を募集します！
JR東日本スタートアップ株式会社（代表取締役社長：柴田 裕）および株式会社ePARA（代表取締役：加藤 大貴）は、JR東日本スポーツ株式会社（代表取締役社長：穴吹 昌弘）が展開するエキナカeスポーツ施設「ジェクサー・eスポーツ ステーション」において、視覚情報に頼らないeスポーツ選手たちと格闘ゲームで競う交流会「心眼PARTY powered by JEXER」を開催します。
事前応募いただいた方は本交流会に参加し視覚情報に頼らないeスポーツ選手たちと対決することが可能なほか、当日は同会場にてeスポーツ体験会を実施いたします。ぜひ会場へお越しいただき、プロの聴力・感性・瞬発力による熱いファイトをご体感ください！
【イベント概要】
■日時：2023年10月29日（日） 13:00～16:30
■会場：ジェクサー・eスポーツ ステーションJR松戸駅店（JR常磐線 松戸駅直結）
■使用タイトル：ストリートファイター6（Steam）
■競技者：全盲のeスポーツ選手、視覚障害者、事前応募いただいた方（下記参照）
■参加費：無料
■スケジュール
13:00～13:20 オープニングセレモニー
13:20～15:20 心眼PARTY
15:20～16:20 eスポーツ体験会
16:20～16:30 クロージング
■その他：交流会の様子は店外ディスプレイにてリアルタイム放映します。
※スケジュールや内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【事前応募について】
当日、選手との対戦をご希望の方は下記URLより事前応募をお願いします。応募者多数の場合は抽選とし、10/20までにメールにて結果をご連絡させていただきます。（応募締切：10/16）
https://forms.gle/sRFjgvjo5b1mKjF6A
【体験会について】
体験会のご参加には整理券が必要です。整理券の配布は10/29（日） 12:00からジェクサー・eスポーツ ステーション店舗前で行います。整列開始は11:30から行いますので、整列開始時間より前にお集まりいただくことはご遠慮ください。おひとりさま１枚の配布となります。枚数には限りがございますので、予めご了承ください。
【心眼PARTYについて】
株式会社ePARAが主催する、視覚情報を使用せずに音声だけで状況を判断して戦うeスポーツ交流イベントです。これまでは全盲のeスポーツ選手のみが出場しておりましたが、今回は視覚障害者・晴眼者を問わず多くの方々へeスポーツの魅力を知っていただくことを目的とし、一般の方も参加可能な団体戦といたします。なお当日はスペースの関係上、会場内での観戦は不可とさせていただきますが、本交流会の様子は後日ダイジェストムービーとしてePARA公式YouTube等で公開予定です。
※交流会・体験会ともに晴眼者の方にはアイマスクをご着用いただきます。
※ダイジェストムービー作成のため撮影を行います。当日お越しの皆さまは映り込む可能性がございますのでご了承ください。
【ジェクサー・eスポーツ ステーションについて】
ジェクサー・eスポーツ ステーション 地図（JR常磐線・松戸駅直結）
JR常磐線・松戸駅直結の、JR東日本エキナカ初の常設eスポーツ施設です。eスポーツをお楽しみいただけるパソコンエリアのほか、休憩やプレイヤー同士の情報交換の場として、イベント＆コミュニティエリアを設置しています。これまでもVtuberと対戦できるeスポーツイベントや、松戸市と共同での小学生向けプログラミングスクール等、様々なサービスを提供してきました。なお松戸駅での通常営業は2023年10月31日にて終了いたします。
【株式会社ePARAについて】
「本気で遊べば、明日は変わる。」をステートメントに掲げ、バリアフリーeスポーツ（※）を推進しているスタートアップ企業です。誰もが輝ける社会づくりを目指し、eスポーツを通じて障害当事者との共創を積極的に行っています。これまで民間企業、大学・研究機関、地方自治体と連携し「心眼CUP」等のイベントを述べ10回以上実施しており、1,000名以上が参加しています。また、株式会社カプコンと連携し「ストリートファイター6」のサウンドデザインについて、アクセシビリティの向上や情報保障の配慮等、障害当事者の目線を取り入れてより多くの人が楽しめるよう監修を行いました。
※バリアフリーeスポーツとは、「年齢・性別・時間・場所・障がいの有無を問わず参加できる環境の下行われるeスポーツ」を意味する、株式会社ePARAが提唱するオリジナルワードです。
【取組の背景】
株式会社ePARAは、JR東日本スタートアップ株式会社が主催する、シード期のスタートアップと共に新しい未来を創るチャレンジコース「未来変革パートナーシッププログラム」の採択企業です。社会変革を成し遂げ得るアイデアや技術と、JR東日本グループの経営資源をつなぎ、社会課題の解決や豊かな暮らしづくりを推進していく同プログラムの中で今回の協業が実現しました。詳しくは専用ウェブサイトをご覧ください。
https://jrestartup.co.jp/partnership-program/
【各社概要】
JR東日本スタートアップ
会社名： JR東日本スタートアップ株式会社
所在地： 東京都港区高輪2-21-42
代表者： 代表取締役社長 柴田 裕
設立： 2018年2月
事業内容： 事業シーズや先端技術の調査・発掘、ベンチャー企業への出資及びＪＲ東日本グループとの協業推進
URL：https://jrestartup.co.jp/
JR東日本スポーツ
会社名： JR東日本スポーツ株式会社
所在地： 東京都豊島区南大塚3-33-1JR大塚南口ビル
代表者： 代表取締役社長 穴吹 昌弘
設立： 1978年3月
事業内容： フィットネスクラブ、スイミングクラブ等のスポーツ施設の建設・運営、フットサルクラブの運営、リラクゼーションスポットの運営、スポーツ事業の受託、介護予防サービス事業
URL：https://www.jresports.co.jp/
ePARA
会社名： 株式会社ePARA
所在地： 埼玉県戸田市下前1-14-8
代表者： 代表取締役 加藤 大貴
設立： 2016年11月
事業内容： バリアフリーeスポーツ企画運営および障害者への活躍支援事業
URL：https://epara.co.jp/
