中国発のアニメ映画『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』待望の続編が、2025年中に公開されるかもしれない。同作の公式Xアカウントが本日3月5日、「#罗小黑战记 ~(*¯︶¯*)~2025，不见不散~」（2025年に会いましょう）と投稿し、話題になっている。
公開されたビジュアルは同作の主人公・羅小黒（ロシャオヘイ）がダイナミックに跳躍するもので、下部には「2025 SUMMER MAYBE」の文字が見える。
#罗小黑战记 ~(*¯︶¯*)~2025，不见不散~ pic.twitter.com/zZD2GuPjTZ
— 羅小黑CAT (@lxhcat) March 5, 2025
『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』は中国のアニメーション監督MTJJと寒木春華スタジオが手掛ける長編アニメ映画。2019年に公開されて3.15億元（約49億円）の大ヒットとなり、日本でも字幕版が小規模上映。それが話題となって、急遽日本語吹き替え版も制作された。
同作は現代を舞台に、人間の都市開発によって居場所を失った猫の妖精・羅小黒が、自身の居場所を求めて放浪するという物語。途中で無限という人物に拾われた羅小黒は、彼と共に多くの妖精たちが集まるという館を目指すことになる。
現代都市の風景の中で、羅小黒をはじめとしたコミカルでかわいらしいビジュアルの妖精たちが生き生きと動くさまや、物語後半で展開される大迫力の戦闘シーンなどが大きな魅力。羅小黒を導く無限ら多くのキャラクターとの関わりも注目ポイントだ。
なお同作はもともとMTJJと寒木春華スタジオがネット上に公開していた短編アニメーションが原作。寒木春華スタジオは2024年に春節（旧正月）を祝うアニメを『ポケットモンスター』とコラボして出しており、そちらもSNSなどで大きく話題になっていた。
『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』続編についてはかねてより制作中であることが報じられていたが、公開日に関しては公表されていなかった。2025年夏公開という話が本当であれば、今後露出の機会も増えるであろうことが予想されるので、続報を楽しみに待ちたいところだ。
