Discordは、同社が提供しているアプリ「Discord」をアップデートし、「カラーテーマ」や「UI」のデザインの更新のカスタマイズ機能と、オーバーレイ機能を刷新をした。
今回の新機能は「デスクトップアプリ版」ではフル対応となり、「ブラウザ版」では一部機能が対応となっている。
we've rebuilt the game overlay from the ground up for a snappier, smoother experience while you chat and game with your friends ᕙ( •̀ ᗜ •́ )ᕗ
— Discord (@discord) March 25, 2025
what's updated: https://t.co/kNZaWQ2yGX pic.twitter.com/cSrfJligJe
今回の「Discord」のデザイン更新として、無料で利用できるカラーテーマが4種類（ライト、アッシュ、ダーク、オニキス）のオプションが追加されており、ユーザーの好みにあわせた外観の選択が可能だ。
さらに「UIの密度」も変更になっており、3種類（広々、デフォルト、コンパクト）から表示の間隔を調整が可能に。チャンネルリストのサイズ調整も可能になり、長い名前のチャンネルも読めるようになった。
こうしたデザインの変更をするには左下のユーザー設定（歯車アイコン）を選択して、アプリ設定の「テーマ」から変更ができる。
またデスクトップアプリ版では、通話中の「音声とビデオの設定ボタン」がより中央に揃えられ、多くのボタンが1本のバーに集約されたことで使いやすくなった。
なお今後も、マイクやカメラがオン/オフになったときに、より濃い色で表示してわかりやすくする予定だという。具体的には、マイクがミュート中はより濃い赤に光り、カメラが「アクティブ」になったときはあらたに緑に光るようになるとのこと。
また「ゲームオーバーレイ」（ゲーム上でDiscordのチャットウインドウなどを重ねて表示する機能）が刷新されており、ゲームウィンドウに直接組み込む従来の方法から、個別のウィジェットとして再設計されるものとなった。これによって従来よりゲームのパフォーマンスを犠牲にしなくて済むという。
このウィジェットは、自由に配置が可能になっているので、FPSやRTSなどゲームの種類に応じて調整ができる。また新たにアクションバーが表示され、音声やビデオの操作をしたり、ワンクリックでゲームの配信を開始できたり、音声通話に参加ができる。
このほかゲームのアンチチートシステム（チートなどの不正行為を防止するシステム）との干渉を減らすことで、より多くのゲームタイトルでオーバーレイが利用可能になった。
なおオーバーレイ機能は Windows 10と11のみと互換性があり、Mac OSやLinuxでは機能しないので注意が必要だ。
今回のアップデートはすでに利用可能となっている。デザインの変更などDiscordの新機能を試してみてはいかがだろうか。
