『ダークソウル』の“語り部役”あの「そうさね…」のナレーションも務めた俳優のピク・セン・リム氏が80歳で死去。味のある声で深遠な世界観を演出。そのほか数々の英国TVドラマに出演し活躍していた

マレーシア出身の英国の俳優ピク・セン・リム氏が6月9日に80歳で死去した。マレーシアのMalay Mail誌の6月13日付の記事をもとに欧米のメディアPC Gamerなどが報じている。。

ピク・セン・リム氏は『Mind Your Language』や『ドクター・フー』など英国のテレビドラマに数多く出演したほか『ダークソウル』『ダークソウル3』にてオープニングムービーのナレーション「語り部」役を務めていたことで知られる。

彼女の味のある声で語られるストーリーは『ダークソウル』の深遠な雰囲気をよく演出しており、また、「そうさね（Yes, indeed）」という口癖がシリーズのお約束としてファンに愛されていた。

ピク・セン・リム氏は1944年にマレーシアで生まれ、60年代より英国に移り活動。多くのテレビドラマに出演した。Malay Mail誌によれば、英国映画協会は彼女のことを「70年代から80年代にかけての英国のTV界で最も著名であった中国系俳優」であると紹介していたとのことだ。

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