火災報知機メーカーのホーチキ株式会社は12月17日、火災報知機カプセルトイ「ホーチキ ミニチュアシリーズ」を発売すると発表した。
学校や商業施設などで目にする自動火災報知設備の発信機を精巧に再現。12月24日より順次、全国の「ガチャガチャの森」店舗にて取り扱いを開始する。価格は税込400円。
小さい頃から「火事の時にしか押したらダメ」と言われていたあのボタンを何度でも押すことができる。カプセルトイではあるが、実物にそっくりの音や光のギミックも搭載しているとのこと。
当然だが火災報知機を模した玩具のため、火災報知機としては使用できない。一方で付属のボールチェーンで鞄やポーチに付けることが可能。
ラインナップは全4種で、1920年に登場した日本で初めての火災報知機「初期型発信機」のほか、アメリカを中心に普及している四角い「海外版発信機」を模している。
街中で見かける最新の火災報知機「現代版発信機」や、日本の消防法では実現できず実際には存在しない透明の火災発信機「カプセルトイ限定発信機 スケルトンVer.」も遊び心が全開だ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
「押してみたかった！」を叶える、火災報知機のミニチュアが12月24日に発売
ホーチキ株式会社（本社：東京都品川区／代表取締役社長執行役員：細井元、以下「当社」）は、火災報知機カプセルトイ「ホーチキミニチュアシリーズ」を、2025年12月24日（水）より、全国の「ガチャガチャの森」店舗にて順次発売開始します。
学校や商業施設などで目にする自動火災報知設備の発信機を精巧に再現しました。実物にそっくりの音や光のギミックも搭載しました。小さい頃から「火事の時にしか押したらダメ」と言われていたあのボタンを押して楽しめます。さらに、付属のボールチェーンで鞄やポーチに付けることもできます。
商品ラインアップ
①初期型発信機
日本で初めての火災報知機は1920年に登場し、当社が東京・日本橋に第1号を設置しました。当時は街頭に設置され、ボタン部分はガラスで覆われており、通報時にはガラスを割ってボタンを押す仕組みでした。今回のカプセルトイ制作においては、当社に残る歴史資料や東京・目黒の本社に展示されているレプリカを参考に、初期のデザインを復刻しました。
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- 本社展示のレプリカ
②海外版発信機
日本では火災発信機は赤くて丸い形状で「押す」タイプが一般的ですが、海外では日本とは異なる様々な形の火災発信機があります。そのひとつがアメリカを中心に普及している四角い「引く」タイプです。本商品はその特徴的なデザインを再現し、さらに実際の機器の警報音を模したサウンドを搭載しています。
③現代版発信機
街中で見かける最新の火災報知機をモデルにしました。従来は表示灯と発信機を別々に設置していましたが、近年は一体化した、コンパクトでスタイリッシュなデザインになっています。デザイン性を保ちながら、非常時にはしっかり認識できる高い視認性を備えています。
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- 実際の設置例
④カプセルトイ限定発信機スケルトンVer.
日本の消防法では、火災発信機の色は「赤色」と規定されています。これは火災の発生を迅速に認識し、適切な対応を行うための重要な要素です。今回はカプセルトイならではの遊び心を込めて、実際には存在しない透明の火災発信機として制作したレアアイテムです。
商品詳細
商品名：ホーチキミニチュアシリーズ
発売日：2025年12月24日（水）
価格：400円（税込）
対象年齢：15歳以上
取扱場所：全国の「ガチャガチャの森」各店舗
備考：本商品は火災報知機を模した玩具です。実際のものとは構造、材質、機能が異なるため火災報知機としては使用できません。
■ガチャガチャの森とは
森のように、迷路のようにフロアいっぱいに積み上げられたカプセルトイマシン。白を基調とした落ち着いた雰囲気の空間で大人の方も楽しんでいただけるカプセルトイ専門店です。全国３４都道府県に１０６店舗を展開（2025年11月28日時点）
https://www.gachagachanomori.com/
会社概要
名称
ホーチキ株式会社
設立
1918年（大正7年）4月2日
代表者
代表取締役社長執行役員細井元
本社所在地
東京都品川区上大崎二丁目10番43号
事業内容
火災報知設備、消火設備、防犯設備等の製造、販売、施工、保守管理
