個人クリエイターのru氏は10月1日、入力した文字を3Dのコマにして戦う無料ブラウザゲーム『文字ブレード』を公開した。
本作は入力した一文字がそのまま対戦用のコマになる異色のベーゴマ風ゲームだ。CPUと対戦できるほか、同じ文字で連勝数を競う「連戦チャレンジ」といったモードに対応。
全国のプレイヤーを相手に最強の文字を決める戦いに参加できるランクマッチも、後のアップデートで追加されている。
コマで文字の最強を決めるゲームを作りました#ゲーム制作 #gamedev pic.twitter.com/tWMRJSXjUk
— ru (@nemutai_ru) October 1, 2026
最大の特徴はコマの強さが文字の形状によって大きく変化する点にあるだろう。強さを示すステータスは文字入力時に確認可能。
ゲーム内の説明によれば、文字の面積が多いほど重く「スピード」は遅くなるが、ぶつかった際は飛ばされにくい上に「パワー」が高くなる。丸さと偏りの少なさは「バランス」になるとのこと。
また、フォントを選ぶことも可能で、記事執筆時点(v1.1.17)では「ゴシック」「明朝体」「POP」「行書体」の4種類を用意。同じ文字だとしても、フォントによって強さが大きく変化することがある。
(画像は編集部撮影)
プレイヤーの間では安定して勝てる文字などが研究されており、制作者は不具合の可能性があるとした上で行書体の「暇」などが強い(10月3日時点)と明かしている。
他のゲームではまず聞かないような「環境上位の文字」といった言葉まで飛び交っているようだ。もちろんこれは「環境依存文字」のことではない。
#文字ブレード
— ru (@nemutai_ru) October 2, 2026
現在、
闢(POP)、櫻(POP)、暇(行書体)
で想定外の謎の安定性と パワーが発生しているのを確認しています。(多分バグ)
ある意味こういう文字を見つけ出す面白さもあると思っているのでしばらくは残しておきたいですが、ずっとこのままだと環境が固まってしまうので。…
選択したフォントに収録されている必要はあるが、本作は記号などにも対応している点で注目を集めている。筆者の環境では「㍻」のような組文字(合字)でランクマッチに挑むこともできた。
記号の中でも「◯」が環境トップに鎮座しているようだ。10月4日正午に公開された直近6時間の使用率ランキングの中では、ゴシックの「◯」が最も高い勝率78.0%を叩き出しているのは見逃せない。
一方で制作者は「多様性を出すために何かしら対策をしたいと考えています」としており、環境は今後も変化することが示唆されている。
#文字ブレード
— ru (@nemutai_ru) October 4, 2026
直近6時間のランクマ使用率上位になります
丸い文字が強すぎて、〇(POP)に至っては9.78%と頭1つ飛び抜けているので、多様性を出すために何かしら対策をしたいと考えています。
下方修正や禁止ではなく他の形状を強化して対策できたらいいなと思っているのですが…… pic.twitter.com/IZCUgno5zz
なお、端末で生成できる絵文字などは色付きでコマ化される仕様だが、ランクマッチにおいては「装飾文字や端末依存系の文字は使用できません」と制限中。ただし、CPU戦やルームマッチといった別のモードでは使用可能だ。
筆者の環境では、絵文字以外にもヒエログリフ(エジプト文字)のような文字はコマ化できることを確認している。特殊文字に秘められているであろう無限の可能性を探し出そう。




