PlayStation.Blogは10月22日、『トゥームレイダー』シリーズの30年間の歴史における、主人公ララ・クロフトの変遷についての記事と映像を公開した。
記事は1996年の初代『トゥームレイダー』から、2027年2月12日に発売される最新作『トゥームレイダー:レガシー・オブ・アトランティス』まで、開発陣がどのような思いと手法でララをデザインしてきたかに迫る内容となっている。
Celebrate 30 years of Lara Croft's PlayStation adventures 🎒
— PlayStation (@PlayStation) October 22, 2026
Learn how she's being reimagined in Tomb Raider: Legacy of Atlantis https://t.co/uTdn8rHoxn pic.twitter.com/327gmYK6yG
記事はAmazon Game Studiosのマイケル・ロヴァン氏によるもので、PlayStationとともに歩んできたララの30年を振り返りつつ、開発を手がけるCrystal DynamicsとFlying Wild Hogのスタッフが、最新作で“ララらしさ”をどう守ったのかを語っている。
Crystal Dynamicsのブレンドン・ベングストン氏は、1996年のオリジナルのデザインについて言及。当時は使えるポリゴン数やテクスチャに限りがあり、リアルに見せたくてもできないことが多かったと語る。
現在は、何本もの髪の束を重ねて表現する「ヘアカード」で前髪やポニーテール、三つ編みの揺れまで作り込めるほか、光が肌の内側で散乱して透ける表現や、表情ごとに額のしわまで変わる顔の作り込みも可能になった。


衣装の作り方も印象的だ。開発チームは、ララの体を実寸大で3Dプリントし、実際の服を着せてスキャンする手法を採用。デニムとシルク、シフォンや綿、ウールでは布のしわの寄り方が違うためだという。
さらに、ある衣装については「実際に彼女のために仕立て屋を雇って衣装を作ってもらいました。仕立ててもらった衣装をマネキンに着せてスキャンし、デジタル版の実物データとして活用できるようになったんです」と、本物の服を一着仕立てたことも明かした。
キャラクターとしてのララについては、Crystal Dynamicsのナラティブディレクター、ジョン・スタッフォード氏が「維持、進化、再構築」の3つで説明する。
知性や恐れ知らずの性格、スリルを求める精神はそのまま維持。感情面の深さや人間関係は、自信を失わせることなく進化させた。そして、神話的な作風、地に足のついた作風、スケールの大きな作風といった、シリーズの各時代のトーンを1人のララへと再構築したという。


スタッフォード氏は、どの時代のファンにとっても譲れないものとして、ララの好奇心と探究心を挙げる。どの時代であっても、ララは「次の扉の向こうに何があるのか」を知らずにはいられない人物でなければならない、というスタンスで制作をしているとのことだ。
『トゥームレイダー:レガシー・オブ・アトランティス』は2027年2月12日発売予定。PlayStation Storeでは予約購入を受付中。
