フリーランスのイラストレーター・システムエンジニアのひらじ氏は10月21日より、『ファクトリ囲碁』を無料公開中だ。
『ファクトリ囲碁』は、ボードゲームの「囲碁」にスチームパンク的な雰囲気を足し、初心者でも囲碁のルールが分かりやすいように工夫された作品となっている。通常の囲碁で黒と白が交互に石を置くことを、本作では「工場を建てていく」と表現し、最終的に多くの工場を建てた方が勝利となる。
例をあげると、囲碁の基本的なルールのひとつである、周囲を囲まれた石は取られてしまうという要素は「工場の排気口」として表現。すべての排気口をふさがれた工場が「爆発」してしまう、という形であらわしている。
スチームパンク囲碁「ファクトリ囲碁」を公開しました
— ひらじ (@hirazi_illust) October 21, 2026
囲碁のルールが分かりやすいように世界観を付与してみたゲームです(ルールは囲碁そのものです)
CPU戦で遊べます
気軽にやってみてね#囲碁 https://t.co/7wbhToU1NH pic.twitter.com/6tmXwSBxuQ
また、連結された工場(石)でひとつの点を囲むと「煙突」ができ、その煙突を2カ所連結させてつくると「大型工場」にアップグレードされる。大型工場は「絶対に爆発しない」と説明されているが、これは通常の囲碁で言う「二眼」を再現しているというわけだ。
ゲームは記事執筆時点で9路盤、13路盤、19路盤の対局に対応しており4段階のCPUとローカル対戦が可能。つねに両者の稼働中の工場の総数が表示されているため、どちらが有利なのかもわかりやすい。
SNSでは「囲碁のルールの表現として天才的」、「世界一わかりやすい」、「連鎖的に爆発するのが気持ちいい」など好意的な意見が多数みられる。女流棋士の吉原由香里氏も、自身のアカウントで「これやっているうちに陣地の概念が身につく気がします」とコメントしていた。
これ面白いです😁全滅させたくなります😁爽快です😁
— 吉原由香里 (@yukariyoshi104) October 22, 2026
これやっているうちに陣地の概念が身につく気がします
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なお、現在の日本における囲碁の主流なルールとは異なる点もある。例えば囲碁でいうところの「死に石」の判定はなく、死んでいる石も盤面から取り上げる必要がある。
くわえて「置かれた工場(石)の数を競う」という点でも、厳密にはもとの囲碁とは異なるが、こちらはゲームの終了時に自動で地に石が置かれるため、手動で埋めていく必要はない。また後手に与えられるアドバンテージ(コミ)は7.5目に設定されている。
