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「英霊召喚フォトスタジオ」や会場限定のミニシアターなど見どころがいっぱい!AnimeJapan 2022『FGO』ブース&ステージレポート

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 TYPE-MOONは、3月26日と27日に東京ビッグサイトで開催されたイベント「AnimeJapan 2022」に、同社の人気スマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』のブース出展とステージイベントを実施した。

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 様々なメディアミックスで展開されている「Fate」シリーズの1作として、2015年よりサービスが開始された『Fate/Grand Order』。7年目に突入した今年も、まだまだその人気の陰りはない。今回の「AnimeJapan 2022」内に設置されたブースも、かなり大きなスペースを確保しており、ひときわ目だった存在となっていた。

 イベント開始は朝9時からだったが、それに先駆けて、3月26日と27日の両日ともオープン前にメディア向けの内覧会が実施されている。今回の取材はふつか目の27日に行ったのだが、その時のブースの模様と、その日の午後に行われたステージイベント「Fate/Grand Order スペシャルステージ in AnimeJapan 2022」のレポートを合わせてお届けする。

取材・文/高島おしゃむ


 サーヴァントと一緒に写真が撮れる「召喚フォトスタジオ」が大盛況! 内容盛りだくさんの『Fate/Grand Order』ブース

 まずは、『Fate/Grand Order』ブースからご紹介していこう。ただ大きなブースが構えられていただけではなく、いくつもの注目ポイントがあった。その中のひとつがミニシアターで上映された「ストーム・ボーダー シアター」だ。こちらは「第2部 第5章」と「第6章」の2部構成になっており、この会場でしか見ることのできないストーリー振り返り映像が楽しめるようになっていた。

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まるでコックピットのようなデザインをした、「ストーム・ボーダー シアター」。普通の映画でも行われる注意事項なども、キャラクターたちから説明されるため、世界観に没入しやすくなっていた。

 なんといっても凝っていたのは、その演出である。映画のようにただ映像を観るだけではなく、四方に設置されたスピーカーから音が聞こえるようになっており、自分の後方からキャラクターたちが声を掛け合っているかのように感じることができた。また、映像に合わせてライティングによる演出も加えられていたところも、「ストーム・ボーダー シアター」の見所のひとつであった。

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ちなみに、映像は3つの画面に映されるだけではなく、前面に切り替わる場面も多数あった。

 たとえば画面が明るくなるシーンでは前面のライトが光り、本当にまぶしく感じる。雷が鳴り響く嵐のシーンでは、雷鳴に合わせた光りがフラッシュのように照らされるといった感じだ。アーティストのライブなどでは、照明が細かく動き光りの演出を加えているが、それに近いイメージと言えばわかりやすいだろうか。そうしたこともあり、全体で20分ほどの上映時間だったが、まさにあっという間という感じで時が過ぎていった。

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映像と音、そして光りが見事に融合した演出が素晴らしい。

 会場が朝の9時にオープンしてから、あれよあれよという間にその列が長くなっていったのが「召喚フォトスタジオ」のコーナーだ。こちらは、サーヴァントを1騎召喚して一緒に写真が撮れるというものである。撮影した写真は持ち帰ることができるほか、QRコードから画像もダウンロードできるようになっていた。

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「ストーム・ボーダー シアター」を見終えたときは、すでに9時を回り開場されていたのだが、あっという間にその列が長くなっていったのが「召喚フォトスタジオ」コーナーだった。
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こんな感じで、自分が好きなサーヴァントと記念写真が撮れるようになっていた。ちなみにこちらは、コーナーで表示されていたスタッフによるサンプルだ。

コスプレイヤーによるグリーティングステージや等身大パネル、貴重なアニメ資料なども展示!

 ブース内にはちょっとしたステージも設置されていたのだが、時間をわけてこちらに登場したのがコスプレイヤーや着ぐるみたちだ。今回はメディア向けのお披露目ということもあり、この日登場した全コスプレイヤーと着ぐるみたちが集合し、撮影会が行われた。ちなみに、最初に登場するのは10時からだったが、会場がオープンした後は早くからステージ前に陣取っているファンの姿を多く見かけることができた。

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写真左より、レオナルド・ダ・ヴィンチ(ふつれさん)、マシュ・キリエライト(ゆうさん)、ジャンヌ・ダルク(火将ロシエルさん)、宮本武蔵(まおとさん)、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(くろはさん)、スカサハ(-Usagi-さん)、ロビンフッド(はやちんさん)。
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写真左から、セイバー(着物姿)、女主人公(極地用カルデア制服)、マシュ・キリエライト(オルテナウス)の着ぐるみたち。

 コスプレイヤーたちが登場するステージ横に、比較的大きなスペースが取られていたのがスタンディ(等身パネル)だ。

 こちらは第2部 第5章と第6章に登場するサーヴァントたちがずらりと並んでおり、ちょっとしたフォトスポットとなっていた。また、スタンディが並べられている真ん中に設置されていたのが、アルトリア・キャスターの杖の立体造形だ。間近で見るとかなり精巧に作られているのがわかるが、なかなかこうしたものを近くで目にすることはないので、貴重な機会となっていた。

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これだけのキャラクターたちがずらりと並ぶと、なかなか壮観だ。
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スタンディの間に設置されていたのが、「アルトリア・キャスターの杖」を再現した立体造形だ。

 「召喚フォトスタジオ」のちょうど反対側にあたる面では、アニメの制作資料も展示されていた。こちらは、『Fate/Grand Order』のTVCMに関するものやアニメ『-終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』、OVAの『Fate/Grand Carnival』といった作品の原画を間近で見ることができた。

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アニメの制作資料も展示されていた。
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人気声優3人が登壇した豪華なステージイベント「Fate/Grand Order スペシャルステージ in AnimeJapan 2022」

 3月27日の13時15分から行われたのが、ステージイベントの「Fate/Grand Order スペシャルステージ in AnimeJapan 2022」だ。こちらには、声優の川澄綾子さん、島﨑信長さん、高橋李依さんもゲストとして登壇した。
 3人の中でも、いきなり会場を沸かせていたのが島崎さんだ。登壇するなり後ろ向きになっていた島崎さん。前に振り返ると、全身アルジュナ〔オルタ〕の衣装に身を包んだ姿になっており、頭にはしっかりと青い猫耳も身に付けられていた。

 ちなみに、川澄さんによると島崎さんの衣装を仕上げるのにスタイリストがスマホで画像を確認しながら微調整を行っていたというぐらい、こだわった衣装となっていたそうだ。

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写真左から、MCを務めるアニプレックスの金沢利幸氏、川澄綾子さん、島﨑信長さん、高橋李依さん。

 まずは「ゲーム振り返りトーク」として、今年の3月に行われたイベントやキャンペーンの話題を中心に、トークが繰り広げられた。最初に取り上げられたのは、島崎さんが衣装を身につけてきた「ホワイトデー・スペクタクルズ」だ。礼装とボイス付きという盛りだくさんの内容だった本イベント。こちらでは、新たに9種類の礼装とボイスが実装されている。

 その中から1枚交換可能になっていたのだが、川澄さんが選んだのはお世話になったというマーリンとオベロンの「一夜の夢」だ。島崎さんは、アルジュナ〔オルタ〕の格好をしつつも決まってるだろうということで、「探偵ヱドモン~最後の事件編~」を選択。タイトルに「最後の事件簿」と付けられているが、ここから劇場版に繋がってという感じで、思いの丈を語っていた。高橋さんが選んだのは、周回するのに必要ということで1番レアリティが高かった「一夜の夢」を選んだそうだ。

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新米マスター応援キャンペーンなど最新イベント情報が公開!

 「インフォメーションコーナー」に続き、第2部開発ディレクターのカノウヨシキ氏が登壇。お待ちかねのゲームに関する最新情報が続々と発表されていった。最初に紹介されたのは、『Fate/Grand Order Arcade』と『Fate/Grand Order』の連動施策だ。2022年3月31日10時より、『Fate/Grand Order Arcade』で「収束特異点 背徳果実都市 リリムハーロット」のビースト殲滅戦が開始される。

 こちらでは、全国のマスターたちと協力して討伐目標の20万鱗のビーストを討伐して、ビーストゲージを0にすると撃退成功となる。見事撃退に成功すると、『Fate/Grand Order Arcade』で「伝承結晶」を入手することができる。殲滅戦の期間は2022年3月31日10時から4月21日6時69分までだ。このイベントに合わせて、『Fate/Grand Order』では『Fate/Grand Order Arcade』で20万鱗の撃破に成功したときに初回ログインボーナスで聖晶石10個がプレゼントされる。

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 続いて紹介されたのは、「春の新米マスター応援キャンペーン2022!」の開催だ。新たな始まりの季節でもあるこの春に、新米マスターたちが活躍できるように考えられた企画である。このキャンペーン用に描き下ろされたイラストも公開。いつもの戦闘服やカルデア制服でもない、学校の前で普通の制服に身を包んだマシュの姿が描かれている。

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こちらのイラストは、ゲーム内だけではなく広告など様々なところで目にする機会が多くなるそうだ。

 こちらのキャンペーンでは、期間限定でスタートダッシュボーナスを増量するほか、「春の新米マスター応援特別ミッション」も追加される。また、恒常でフレンド枠が3人追加されるほか、メインクエスト第1部の消費APも1/4になる。さらに、キャンペーン実施に合わせて、ゲーム外でもツイッターを活用した施策が行われる。公式ツイッターアカウントをフォローし、対象ツイートをリツイートした人の中から抽選で160名に豪華アイテムがプレゼントされる。

 2022年3月30日18時より、「アドバンスドクエスト 第3弾」が開催される予定だ。今回は「竜の牙」が獲得できるクエストが追加。「虚影の塵」と「凶骨」が獲得できる追加クエストは2枚目の礼装となる。

 ここからは、今後実装されるイベントが一部先行で紹介された。新たに開催されるイベントのタイトルは「水怪クライシス 無垢なる者たちの浮島」だ。
 新規に作られた背景が採用されており、一見するとトロピカルな雰囲気のイベントにも見えるが、「水怪」のフォントが不穏なスタイルになっており、様々な憶測を呼びそうなものとなっている。本イベントでは、ストーリーを最後まで進めることでSR★★★★のサーヴァントが加入する。今回の情報ではシルエットすら発表されなかったが、今後の続報を楽しみに待とう。

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 「水怪クライシス 無垢なる者たちの浮島」の開催に合わせて、新たなサーヴァントとして「なかよしセイバー」が登場する。会場内で流された映像では、ふたり組でド派手なアクションを繰り広げていたが、こちらも詳細についてはさらなる続報を待とう。

 「水怪クライシス 無垢なる者たちの浮島」の開催日時は2022年4月6日の18時からで、「Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング」をクリアしていることが参加条件となっている。ちなみに、こちらのイベントでは第2部 第6章アヴァロン・ル・フェのネタバレに関するものが含まれているため、可能ならそちらを先にクリアしておくことをオススメする。

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 新イベントの参加条件をクリアしやすくするために、「Road to 7 [Lostbelt No.2]」も2022年3月30日18時から実施される予定だ。これに合わせて、「スカサハ=スカディ」の幕間の物語が追加される。
 第2部 第1章と第2章のメインクエスト消費APが1/4になるほか、クリア済のマスター向けにフリークエストクリアミッションやリコレクションクエストが追加される。さらに、「★5(SSR)シグルド」「★5(SSR)ブリュンヒルデ(ランサー)」「★5(SSR)スカサハ=スカディ」を含んだ6騎のピックアップ召喚も開催される。

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 最後にカノウ開発ディレクターより発表されたのは、今年のゴールデンウィーク時期に行われる『マンガで分かる!Fate/Grand Order』とのコラボレーションイベントだ。こちらは復刻ではなく、新規となる1本のイベントとして実施されるとのこと。何はともあれ新情報も盛りだくさんの内容で、今後も『Fate/Grand Order』から目が離せない状況が続きそうである。

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第2部開発ディレクターのカノウヨシキ氏。

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