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ピカチュウのポケモンカードが海外オークションにて約30万ドル(約4000万円)で落札。1997年に千葉で初開催されたポケモンカードゲーム公式トーナメントの3位入賞者に授与されたレアカード

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 多国籍オークションハウスHeritage Auctionsにて、現地時間4月21日にピカチュウのポケモンカード30万ドル(日本円で約4000万円)で落札されたようだ。

 落札されたピカチュウのポケモンカード「No.3トレーナー」は、商品説明によると1997年に千葉で初開催された「第1回ポケモンカードゲーム公式トーナメント」の3位入賞者に与えられるもので、4人の競技者に授与されたものの1枚だという。

 またこれらのカードの勝者は、その後に開催されたポケモンカード第1回日本一決定戦「リザードンメガバトル」への優先的な参加資格も得たとしている。イラストは、イラストレーターの有田満弘氏が手掛けており、該当のトーナメントの1位と2位のトロフィーカードのアートワークも担当したとのこと。

 今回は、このレアなポケモンカードが落札金額24万ドル、手数料を合わせると約30万ドル(約4000万円)にて落札された。

 トレーディングカードの認証および格付けを行う鑑定会社PSAは、本カードを最大10段階のうち上から3段目の等級にあたるNM-MT 8(わずかな欠陥があるが、非常に良好な状態)と認定している。

 説明では、ブースターパックからカードを引くことができない「ポケモンTCGの真の至宝のひとつ」としており、「このカードの重要性と歴史的意義は誇張することはできません」としている。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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