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「ケモミミ × 香港 × サイバーパンク」な少女育成ゲーム『アニマロイドガール』のSteamストアページが公開。ケモノ化していく少女を育てる美しく“少しダーク”な作風に期待

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 創作サークルの「パンドリ丼」は8月14日、サイバーパンクな世界でケモノ化していく少女を育成するアドベンチャーゲーム『アニマロイドガール』Steamストアページを公開した。

 本作の対象プラットフォームはPC(Steam)で、2024年の第4四半期に発売予定だ。

 『アニマロイドガール』は「ケモミミ×香港×サイバーパンク」をテーマにした世界で、ヒトからケモノへと変わりゆく少女の青春を見守るマルチエンディングの育成アドベンチャーゲームだ。

 物語の舞台は香港の九龍城砦と東京をモチーフにした近未来の都市。一部の第二次性徴期を迎えた少年少女が次第に獣の容姿へと変わっていく現象「アニマ化」が発生しはじめた世界を描いていく。

 主人公は「アニマ化」の因子を持つ少女を養子に迎えるため、彼女の成長が物語の鍵となる。

 ゲームプレイの詳細は不明だが、トレーラーを参照すると彼女のスケジュールや行動を家族として指示および提案したり、彼女に投薬をすることでステータスを変化させ進行していくことが確認できる。ステータスは「筋力」「俊敏」「美」「野生」「自立」の5つがスクリーンショットに登場している。

 物語はマルチエンディングとなっており、少女が獣の耳やしっぽが生えた「ハーフアニマ」、完全な獣となった「アニマ」、はたまた従来の「人間」として育っていく結末が存在する。薬剤投与でアニマ化をより進めることも、進行を止めることも、手術で巻き戻すこともプレイヤーの選択に委ねられている。

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(画像はSteam:アニマロイドガールより)

 なお、作中の世界では「アニマ化」した人類の研究が進むことで社会にマイノリティとして受け入れられ始めているいっぽう、偏見が残っていることでアニマ化に起因する差別やいじめといったトラブルも存在する。そのため、作中で描かれる「アニマ化」のリスクや「少女の意思」を踏まえて選択をすることとなるだろう。

 家族でありつつ彼女の未来をコントロールできてしまう主人公と、主人公の選択によって望まない結末を迎えかねない少女というアンビバレンスな関係性の描写に注目したい。

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(画像はSteam:アニマロイドガールより)

 さらに、本作のトレーラーはDialogueをアニメ『のんのんびより』の宮内れんげ役や『七つの大罪』のエレイン役などを務めた小岩井ことりさんが担当し、民族音楽からの引用や細かいボーカルチョップを駆使したアルバム『tide of stars』などで知られるDJ/トラックメイカーであるDÉ DÉ MOUSE氏が音楽を担当している。

 上記のキャストが正式版に参加するかは不明だが、アートワークやサウンドトラック、キャラクターボイスなど、作品の各要素にも期待したい。

 「獣に変化していく少女」の成長をサイバーパンクな世界で描く『アニマロイドガール』。興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、創作サークル「パンドリ丼」の公式X(Twitter)をチェックして続報を待とう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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