IKEAは6月3日（水）、6月24日に開始される「The Co-worker Game」において、『Roblox』内で実施されるバーチャル店舗のスタッフを募集する求人を募集開始した。
応募をするためには18歳以上かつ米国かアイルランドに移住している必要があるものの、その時給はなんと約2600円（£13.15）におよぶ。
今回募集が開始された求人は6月24日から公開される、『Roblox』内の「The Co-Worker Game」で働くスタッフを募集するもの。本ワールドでは、実際の家具を見て回れることを特徴とした仮想店舗となっており、期間限定というわけではなく、継続的にサポートを提供していくようでこのたび10人のスタッフを公式サイト内で募集した形となる。
採用されたスタッフは、ショールームやレストランなどのさまざまなセクションに配属され、主にユーザーの家具選びをサポートしたり、食べ物を提供したりすることが業務内容になるという。これらは実際のIKEAの業務内容と変わりはなく、完全リモートで部署異動から昇進までのチャンスも用意されている模様だ。
発表では編集者によってコメントも掲載されており、今回の取り組みは「新世代のコワーカーを惹きつける活動」の第一弾として実施されるものでプロジェクトは「Careers Done Different」という名前がつけられている。
また、本求人に応募するには、簡単なアンケートも解答する必要があり、「あなたがピクセルで表現されたイケアの家具ならどの家具になりたい？」といった個性的な質問を特徴とする解答を提出する必要もあるようだ。
ちなみに、今回発表された約2600円という時給は一般的なIKEAの従業員よりも時給が高いことで、実店舗で働く従業員からSNS上で苦言の声も。しかし、公式サイト内では「採用されたラッキーな10人」と表現されているように、本求人で雇用された人は、一般的な従業員の枠を超えた実験的かつ特殊な職業なので時給も高いのも頷けるであろう。
IKEAの新たな取り組みに興味があれば、公式サイトにてプレスリリースやニュース記事も掲載されているので、興味があればあわせてチェックして欲しい。
