名作人情活劇『じゃりン子チエ』Kindle版が（ほぼ）全巻半額セール中。67巻で2万2613円。だらしのない父親・テツに代わってホルモン焼き屋を切り盛りする“日本一不幸な”少女・チエと大阪の下町の人々の生活を描く

2025年3月5日 18:53

はるき悦巳によるマンガ『じゃりン子チエ』Kindle版がセールを行っている。記事執筆時点では全67巻のうち一部（18巻・21巻）対象外とはなっているが、それでも全67巻で通常4万円以上かかるところが、2万2613円まで値引きされている。

同作は大阪の下町を舞台に、ホルモン焼き屋を切り盛りする小学五年生の少女・チエと、バクチとケンカに明け暮れるだらしのない父親・テツの日々をユーモラスに描いたマンガ作品だ。

チエとテツの父娘を筆頭に、個性豊かなキャラクターたちが多数登場し、彼らの繰り広げるはちゃめちゃで愉快な日々が人情味たっぷりに描かれていくのが本作の魅力。人間たちの物語だけではなく、チエの飼い猫・小鉄などを筆頭にしたネコたちの物語も注目ポイントだ。

1981年には後にジブリでアニメを制作する高畑勲監督によってアニメ映画が制作されており、その後同氏を総監督としてテレビアニメ版も制作されるなど、映像化作品も当時大きな人気を博していた。

ライター

ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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