2P Gamesは本日3月13日、同社がパブリッシングを手がけるビジュアルノベル『飢えた子羊』のNintendoSwitch版をリリースしたと発表した。3月19日まではリリース記念セールとして、10％オフの1683円で購入できる。
同作はSteamではミリオンセールを記録し、4万件を超えるレビューから96％の支持を得て「圧倒的に好評」の評価をマークした人気作。当初は日本語の対応は字幕のみだったものの、日本での好評を受けて昨年10月には日本語のボイスも追加。ヒロインである「穗」は釘宮理恵さんが演じている。
『飢えた子羊』の舞台となるのは西暦1632年、明の崇禎五年の中国だ。明代末期の中国では大規模な飢饉によって多くの人が飢餓にあえいでおり、主人公である盗賊「良」は、そんな頃に4人の少女を遠く離れた土地まで運ぶ仕事を、とある人買いから受けることになる。
当初、少女たちは裕福な家に養女として売られたのだと思っていた良だが、他の道中でひとりの少女から、自分たちを買ったのは千年以上も生きる人喰いの豚妖だ、と告げられる。彼女の話は真実なのか。旅の中で主人公は情報を集め、最後の決断を下すことになる。
どこか裏のありそうな少女と主人公のぎこちないやりとりや、揺れ動く彼らの関係性といったキャラクターの面白さや、通奏低音のように物語に響く時代の暗さなど、陰鬱ながらも人を引き付ける作品となっている。
本作のエンディングは9つあり、テキスト量は26万字に及ぶ。主人公が最終的にどのような道にたどり着くのか、決めるのはプレイヤー次第だ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
Steamで100万本を売り上げた歴史ビジュアルノベル『飢えた子羊』が、Nintendo Switchに登場！
2P Gamesがパブリッシングする、中華歴史をテーマにしたビジュアルノベルゲーム『飢えた子羊』が、本日Nintendo Switchで正式に発売されました。日本語字幕と音声に完全対応しており、価格は1,870円。発売初週は10%オフの特別割引も実施中です。
Steam版では、ドラマチックなストーリーが大きな話題を呼び、累計42,000件以上のレビューで96%の超高好評率を記録しました。100万本以上の売上を達成し、2024年の中国シングルプレイヤー向けゲーム売上ランキングで第2位に輝きました。このたびNintendo Switch版として登場することで、より手軽なプレイスタイルで、その悲劇と波乱に満ちた物語を堪能できます。
『飢えた子羊』の舞台は、天災が相次ぐ明朝末期。深刻な飢饉によって社会は混乱し、王朝は崩壊の危機に瀕していました。プレイヤーは盗匠「良」となり、4人の少女を華州城から洛陽城へ護送する任務を負います。しかし、少女の一人である「穗」は衝撃的な真実を明かします。少女たちの買い手は、千年にわたり修行を積んだ人食いの豚妖であり、穗の真の目的は、その豚妖を討つことだったのです。ここから、世界の根幹を揺るがす深遠な冒険が幕を開けます。
本作は分岐のあるストーリー構成を採用しており、プレイヤーの選択が運命を左右します。選択次第でストーリーが変化するだけでなく、主人公の運命そのものを大きく動かすことになります。果たして、この混乱の時代に反逆を成し遂げることはできるのか？世界の真実を求め、己の存在意義を問い続けてください。
さらに、日本語版の音声には、人気声優・釘宮理恵さんを起用。ヒロイン「穗」を熱演し、キャラクターの感情表現に深みを与えています。
Nintendo Switch版では、携帯モードに最適化されたオプションを実装。自宅でも外出先でも、いつでもどこでも、この過酷な逃亡の旅に没入できます。Nintendo Switchで、明末の激動と人間の残酷な本質を目撃してください。
