『Mass Effect(マスエフェクト)』や『ドラゴンエイジ』シリーズを手がけたゲーム開発会社BioWareの閉鎖と、新作『マスエフェクト』の初期開発の終了を発表してから、シリーズの存続を求めるファンの署名運動「#SaveMassEffect」が活発になっている。
10月26日にはファン団体「We Are Mass Effect」とクリエイターのKala Elizabeth氏が、ニューヨークのタイムズスクエアにビルボードを出した。また、Change.orgで公開された署名は発表から約5日で20万人を超える展開を見せている。
We have to save Mass Effect!
— We are Mass Effect – #SaveMassEffect (@WeAreMassEffect) October 26, 2026
Create content about the movement on every platform you can, share other people's posts, reach out to actors, journalists, and content creators. Every bit of support helps!
(And enjoy Ariel's strong Spanish accent! 🇪🇸)#SaveMassEffect pic.twitter.com/bxfHDpFtIY
ことの発端は、Electronic Arts(以下、EA)が10月22日に発表したBioWareの閉鎖だ。
EAが公式サイトにて公開した内容によると、EAはBioWareのチームが取り組んでいた『マスエフェクト』の初期開発を進めないと決め、スタジオとエドモントンの拠点を閉鎖すると告知した。
同日、BioWareは公式Xで「30年以上にわたる共有された冒険を経てBioWareは閉鎖し、次の『マスエフェクト』プロジェクトの初期開発を終了します」と発表していた。
— BioWare (@bioware) October 21, 2026
署名を作成したのは、米コロラド州デンバーのJoe Smith氏だ。署名ページは『マスエフェクト』が世界中のプレイヤーにとって特別な作品であるとしたうえで、EAに対して十分な資金とスタッフ、開発期間を確保して開発を続けるよう求めている。
それが難しい場合は、同じ情熱を持つ別のスタジオへのライセンス付与を検討するよう訴えている。Joe Smith氏は署名と共有を通じて、「星々を巡る冒険の継続を求める私たちの意志を、EAに明確に伝えましょう」と呼びかけている。
タイムズスクエアのビルボードに広告を出した「We Are Mass Effect」はAriel Peña Aguilar氏がはじめたファンコミュニティだ。
また、『マスエフェクト』で主人公シェパードの声を担当した声優も、運動に呼応している。男性版のマーク・ミーアさんは「ラインを守れ(Hold the line)」と呼びかけ、署名への参加を促しており、女性版のジェニファー・ヘイルさんXに動画をアップしている。
I like it too.
— Mark Meer (@Mark_Meer) October 24, 2026
Hold the line.#MassEffect #SaveMassEffect #N7 #MassEffectIsAlive #CommanderShepard https://t.co/uQJ4x5mXPS pic.twitter.com/vx22yejYbR
なお、『マスエフェクト』はBioWareが開発したSF・RPGシリーズだ。プレイヤーはシェパードとなって、危機に陥った銀河で精鋭の偵察部隊を率いる。
プレイヤーの選択が三部作を通して引き継がれ、ひとつの決断が任務や人間関係、そして銀河の運命にまで影響するのが特徴となっており、外見やスキル、専用武器まで自分好みにカスタマイズできる。
2021年5月には、三部作のシングルプレイヤー本編と40以上のDLCを、4K Ultra HDでリマスターして収録した『Mass Effect Legendary Edition』が発売された。
『マスエフェクト』の署名活動はChange.orgにて展開されている。署名は無料で可能となっている。
