Anthropicは、AI開発ツール「Claude Code」に、他者の特定の既存ゲームの再現を避けるよう指示を追加した。同社の技術スタッフであるAddy Osmani氏がX上で説明しており、Game Developerなどの複数の海外メディアも報じている。
今回の指示は、Opus 5.5で動作するClaude Codeに追加された。Osmani氏は、オリジナルゲームや既存ジャンルのゲーム、ユーザー自身のデザインや素材を使ったゲーム制作については、引き続きClaude Codeを利用できる想定だと説明している。
We added two sentences to Claude Code's prompt on Opus 5.5 to steer it away from recreating someone else's specific game because using Claude to infringe IP is against our usage policy.
— Addy Osmani (@addyosmani) October 30, 2026
Original games, genre games, and games built from your own designs and assets are meant to…
今回の変更は、Claude Codeに既存ゲームの再現を制限するルールが追加されたと、X上でユーザーが投稿したことで注目を集めた。この投稿に反応するかたちでOsmani氏は、Claude Codeのプロンプトに2文を追加したことを認めている。
同氏は変更の理由について、Claudeを使った知的財産権の侵害が同社の利用ポリシーに反するためだと説明。他者の特定のゲームを再現することを避けるよう、AIに与える指示を追加したという。
さらに同氏は、今後も適切なバランスを取れるよう改善を続けるとしている。また、ユーザー自身の作品であるにもかかわらずClaudeに作業を拒否された場合には、同氏へ報告するよう呼びかけている。
『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』の体験版は一般公開を中止し、参加者を限定したオンライン体験会へと変更いたします。直前での変更となり申し訳ございません。オンライン体験会へのご応募は公式Discordよりご案内させていただいております。
— アライアンス・アーツ『ゆんゆん電波シンドローム』好評発売中 (@AllianceArtsJP) October 16, 2026
・公式Discordhttps://t.co/pYmKL1jySw
▼詳細▼ pic.twitter.com/1KCEPOPMg2
なお、国内でも、AIによるゲームの模倣を懸念する動きが出ている。
アライアンス・アーツは10月16日、新作ゲーム『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』の体験版について、一般公開を取りやめ、参加者を限定したクローズド形式の試遊会へ変更すると発表していた。
同社は変更理由のひとつとして、体験版の内容をもとに、AIなどでゲームの表現や内容を短期間で模倣した作品が、製品版の発売より先に公開される可能性を挙げている。
