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『ペルソナ』ライブツアー2026は、PSP版『ペルソナ2 罪』の楽曲から『ペルソナ4 リバイバル』メドレーまで飛び出す30周年を飾る最高の一夜だった。雨模様の東京で聴く「Beneath the Mask -rain-」がズルすぎる

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-Resonance-(共鳴・共振)

今回の「PERSONA LIVE TOUR 2026」には、そんなテーマが掲げられていた。筆者を含む『ペルソナ』ファンの多くが、この言葉の意味を身をもって知り、この夜を心に刻んだはずだ。

「Life Will Change!!」

「Life Will Change (feat. Lotus Juice)」では、Lyn(稲泉りん)さんがフロアへ向けたマイクに、会場のみんなでそう叫んだ。そして、「Color Your Night」では「へーい!」と客席が一斉に声を上げ、そこへLotus Juiceさんの軽快なラップが重なっていく。

『ペルソナ』ライブツアー2026は、PSP版『P2 罪』の楽曲から『P4R』メドレーまで飛び出す、30周年を飾る最高の一夜だった_001

筆者が『ペルソナ』シリーズを好きになったのは、コロナ禍の真っ只中。ライブで声を出すことが御法度だった時代だ。当時、まさかこんなふうに、出演者と観客が一緒になって“熱狂”できる日が来るとは思ってもいなかった。

観客の声で完成する“Resonance”が、確かにここにあった。

9月23日の東京は、あいにくの雨模様。それでも終演後、再び雨の中へ踏み出した筆者の心は、驚くほど晴れやかだった。

『ペルソナ』ライブツアー2026は、PSP版『P2 罪』の楽曲から『P4R』メドレーまで飛び出す、30周年を飾る最高の一夜だった_002

本ライブは、『ペルソナ』シリーズ30周年を記念したツアーだ。『ペルソナ3 リロード』と『ペルソナ5』シリーズの楽曲を中心に、バンドの生演奏でシリーズの音楽そのものを届ける。9月11日の福岡を皮切りに、大阪、東京、そして10月にはソウル、台北へと続く、全5都市の大型ツアーである。

ステージに立つのは、Persona SingersのLynさん、高橋あず美さん、Lotus Juiceさん。ギターの吉丸“Wookiee”洸平さんをはじめとする6人のバンドメンバーが、その脇を固める。

楽曲と楽曲、そして会場全体が響き合うというコンセプトどおり、アーティストが歌い、バンドが奏で、観客が叫ぶ。そのどれかが欠けても、この夜の音は生まれなかった。間違いなく、みんなで作った最高のライブだった。

本稿では、『ペルソナ』を愛し、シリーズとともに青春を過ごしてきた筆者が、 9月23日にZepp DiverCityで開催された「PERSONA LIVE TOUR 2026 -Resonance-」東京公演・夜の部の模様をレポートしていく。

「シリーズを愛して本当に良かった」そう思える“俺得”すぎるセットリスト

幕開けは「全ての人の魂の詩 (PLT2026 Special Remix)」。ベルベットルームの扉が開き、非日常の世界へ誘われるような始まりだ。そこへ間髪入れずに「Last Surprise -Scramble-」が畳みかけてくる。1曲目、2曲目にして早くもクライマックス級の勢いで、本気で脳が震えた。

さらに筆者に刺さったのが、「Don’t」や「Disconnected」といった『ペルソナ3 リロード』のDLC「エピソードアイギス」の楽曲。本編だけでなく、アイギスの物語まで見届けた人にこそ響く選曲である。イントロが流れた瞬間、「やっておいてよかった……」と心の底から思った。

そして、実際に雨が降る東京で聴く「Beneath the Mask -rain-」。会場に来るまでに浴びた雨の記憶と重なって、じんわりと胸に染みてくる。これはもう反則だ。 しかも、曲はそこから「Beneath the Mask (PSW2022 Special Remix)」へと滑らかにつながっていく。もうライブでは聴けないと思っていたアレンジだけに、気持ちよさがとんでもなかった。

だがしかし、この日いちばんの衝撃はまだ先に待っていた。

『P2 罪』PSP版から『P4R』の楽曲まで、30周年のサプライズが止まらない

本ツアーは告知の時点で、「30周年ならではの楽曲」を演奏すると予告されていた。その答えのひとつが、まさかの高橋あず美さん、Lotus Juiceさんによる「unbreakable tie」だ。

『ペルソナ2 罪』PSP版の楽曲を、このツアーで聴けると誰が想像しただろう。イントロで一瞬固まり、何の曲か理解した瞬間に、「30周年ならでは」とはこういうことだったのか、と納得と驚愕が筆者を高ぶらせた。

『ペルソナ』ライブツアー2026は、PSP版『P2 罪』の楽曲から『P4R』メドレーまで飛び出す、30周年を飾る最高の一夜だった_007

サプライズはアンコールでも続く。終わってしまった…そう思ったあと、客席から「アンコール!」の声が共鳴するように広がっていく。そして、流れ始めたのは、発売を控えた『ペルソナ4 リバイバル』の「PERSONA4 REVIVAL Medley」だった。これを生演奏で聴かされて、購買意欲が上がらないわけがない。

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涙の「星と僕らと」から、最後はみんなで「べいべ」と共鳴

アンコールの終盤、MCでLynさんは「離れていても、また会えるよ」という思いにうってつけの曲があると語った。そうして披露されたのが「星と僕らと (tofubeats Remix)」だ。

『ペルソナ5』の旅路の終わりを思い出させるこの曲で、筆者の涙腺はあっさり崩壊した。ツアーはこのあと、海を越えてソウル、台北へと続いていく。どれだけ遠く離れていても、同じ音楽でつながっている。Lynさんの言葉と歌声に込められたその優しさが、どうしようもなく沁みた。

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そしてラストは「Mass Destruction -P3fes Reload-」。『ペルソナ3』シリーズを遊んだ人なら誰もが口ずさんだであろう「べいべ べいべ」を、会場の全員で歌う。最後の最後まで、この夜はずっと共鳴していた。

また、今回のライブでは、5年ぶりの開催となる「PERSONA SUPER LIVE 2027」の開催決定まで告知された。会場は横浜BUNTAIとなっており、2027年3月19日・20日・21日の3DAYSで開催されるという。開催日を見ると、『ペルソナ4 リバイバル』の発売日である2027年2月18日の1カ月後である。……まさかね?

『ペルソナ』ライブツアー2026は、PSP版『P2 罪』の楽曲から『P4R』メドレーまで飛び出す、30周年を飾る最高の一夜だった_010

チケット販売等に関する詳細は後日発表されるとのことだが、もちろん筆者は参加する気満々である。

▼セットリスト
01. 全ての人の魂の詩 (PLT2026 Special Remix)
02. Last Surprise -Scramble-
03. Revolution in your Heart
04. Don’t
05. Mass Destruction -Reload-
MC
06. Disconnected
07. The Whims of Fate
08. Color Your Night
09. Beneath the Mask -rain- ~ Beneath the Mask (PSW2022 Special Remix)
10. PERSONA5 Palace Medley
11. Rivers In the Desert
12. Burn My Dread -Last Battle Reload-
13. Burn My Dread -Reload-
14. Full Moon Full Life
15. unbreakable tie
16. Daredevil
17. Life Will Change (feat. Lotus Juice)
18. It’s Going Down Now (feat. Lyn)

19. PERSONA4 REVIVAL Medley
20. Wake Up Your Hero
21. Fate is In Our Hands
22. Brand New Days -Reload-
MC
23. 星と僕らと (tofubeats Remix)
24. Mass Destruction -P3fes Reload-

ライター
ゲームハードは昭和から令和まで、年齢以上に多方面のゲームに囲まれながら脚本家/シナリオライターとして生きてきたゲーマー文人。ノベルゲーから格ゲー、FPSまで自分がプレイせねば気が済まない性分で、ホラゲーは見るのが趣味。学生時代に新人アニメ脚本家としてテレビに出演。その後チームで自主制作などを行う。シナリオライターとしては、Youtubeにて総再生数2500万回を記録している。【Xアカウント:@tubaki_MAN_7974】
編集者
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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