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『AION2』の成功祈願で、運営プロデューサーが215mの谷へとバンジージャンプ。ウイングスーツで宙を舞うその姿は、ちょっとだけディーヴァに見えた

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「落ちる」のではなく「飛ぶ」バンジー

バンジージャンプといえば、ロープ1本で真っ逆さまに落ちるもの、というのが一般的なイメージだろう。

しかし岐阜バンジーは違う。
ジャンパーは全員、ウイングスーツを着用して飛ぶのだ。

両手両足を広げるとムササビのような姿になり、その空気抵抗によって落下速度が抑えられる。結果として、ただ落ちるのではなく、空中を滑るような浮遊感が長時間にわたって得られるという。

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「この浮遊感が、他のバンジーとはぜんっぜん違うんですよ!」

施設を運営するBungy Japanのスタッフさんは、そう力説していた。
時速60キロで走る車の窓から手を出したときの、あの感触を全身で味わうようなものだろうか(?)。

そして、この「落ちるのではなく、飛ぶ」感覚こそが、『AION2』のコラボ先として岐阜バンジーが選ばれた理由だという。

……意外と、ちゃんとした理由があった。

今回のコラボでは、『AION2』のデザインをあしらった特注のウイングスーツも用意されている。これを身にまとい、ホン氏はディーヴァとなって谷へ飛び込むのだ。

『AION2』の成功祈願で、運営プロデューサーが215mの谷へとバンジージャンプ_012

215メートルの絶叫

そして、そのときが来た。

ジャンプ台の縁に立つホン氏。スタッフのカウントダウンが始まる。
215メートル下の渓谷に向かって、ホン氏は腹の底から叫びながら翔んだ。

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「アイオン、ツーーー!」

……と、叫んだはずだった。

落下しながら叫んでいるせいか、谷底からの風のせいか、理由は定かではない。
しかし筆者の耳には、確かにこう聞こえたのだ。

「あいおん、ちゅうぅぅ~~~~~!!!」

その絶叫、いや魂の叫びは渓谷に妙に長いあいだ響き渡り、いつまでも耳に残った。
なんなら「I want you」にすら聞こえてきた。日本のプレイヤーへの熱烈な呼びかけだったのかもしれない。

本当にそう聞こえるかどうかは、ぜひ下の動画で確かめてほしい。

ディーヴァとなった男

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地上に戻ってきたホン氏は、完全に放心していた。

感想を尋ねると、少し間を置いてから、ぽつりとこう答えた。

「……本当に、飛べました。この感覚を、今度は『AION2』の中で皆さんに味わってほしいです」

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放心していても、宣伝は忘れない。プロデューサーの鏡である。

ただ、そう語るホン氏の目は、放心しながらも『AION2』の成功を信じて疑っていなかった。
少なくとも、筆者にはそう見えた。

その目を見て、素直に思った。『AION2』、成功してほしいな、と。

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なぜ、バンジーだったのか。その釈然としなさは、最後まで残った。
しかし、ホン氏の覚悟だけは、ひしひしと伝わってきた。

読者の皆さんには、ひとつだけ覚えて帰っていただければ幸いだ。
『AION2』は、空を飛べるMMORPGであることを。

グローバル正式サービスは、10月5日に始まった。空への扉は、もう開いている。

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編集者
元4Gamer。『Diablo』 『Ultima Online』 『EverQuest』 『FF11』 『AION』等々の、黎明期のオンラインRPGにおける熱狂やコミュニティ、そこから生まれたさまざまな文化は今も忘れられません。

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