マイクロソフトは、4月14日より定額のゲーム遊び放題サービス「Xbox Game Pass」を日本でも開始した。
Xbox Game PassはXboxコンソール向け（850円／月）とPC向け（ベータ版、現在は425円／月）の2種類のプランにくわえ、プレミアムサービス「Xbox Live Gold」の加入権や、XboxとPC両方のライブラリが利用可能になる特典が付属するXbox Game Pass Ultimate（1100円／月）が用意されている。
初月であれば、PC向けのXbox Game PassとUltimateが100円で加入できるのでかなりお得だ。ベータ版であるため、翌月以降も425円でライブラリの作品を遊ぶことができるPC向けXbox Game Passは、3種のプランの中でもかなりお得に見える。
PC向けXbox Game Passに登録されたゲームは150本。発売されたばかりのメトロイドヴァニア『Ori And The Will Of The Wisps』やNinja Theoryのマルチプレイアクション『Bleeding Edge』もすぐに遊べる。また、『Halo』シリーズ6作品を収録した『Halo: THE MASTER CHIEF COLLECTION』もラインナップに入っている。
本作のPC版には、3月に『Halo: Combat Evolved Anniversary』（HALO1）が追加されており、『Halo1』と『Halo: Reach』を新たな環境で楽しめる。
2019年発売の作品では、Obsidian EntertainmentのRPG『The Outer Worlds』、疫病と宗教裁判の魔の手から弟とふたりで逃げ回るダークなアドベンチャー『A Plague Tale: Innocence』を収録している。また、オープンワールドFPSとして高い評価を得た『Metro Exodus』では、ストーリーを拡張するシーズンパスも利用可能。100円で遊び放題とは思えないラインナップだ。
インディゲームはカードゲームをベースにしたローグライクRPG『Slay The Spire』や、”イガヴァニア”の最新作『Bloodstained: Ritual of the Night』、実力派のホラーゲーム開発会社Bloober Teamによる一人称視点ホラー『Blair Witch』など、評価の高い作品を中心にラインナップされている。
正式サービスが始まったXboxコンソール向けXbox Game Passには、『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN』や『NieR:Automata BECOME AS GODS Edition』などのPC向けサービスにない作品を含め、160本以上のタイトルが登録されている。月額850円と考えればかなり安いが、PC向けXbox Game Passとの値段の差を考えれば、妥当だと思えるラインナップだろう。
ついに始まったXbox Game Passは、かなりお得な定額遊び放題サービスだ。初月は100円で気軽にスタートできるので、やりたいゲームがリストにあれば、迷わず加入しても後悔はしないだろう。
ライター／古嶋誉幸
