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東方Project原作公認の新作リズムゲーム『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』が制作決定。サービスを終了した『東方ダンマクカグラ』の楽曲やイラストを引き継いだ作品。11月4日よりクラウドファンディングを開始

2022年10月28日 20:00

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　AQUA STYLE、DeNAなどの企業・団体が参加する制作委員会「アンノウンX」は10月28日、同人の作品群『東方Project』を原作とする公認二次創作ゲーム『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』を開発中であると発表した。

　対応プラットフォームはPC（Steam）で、2023年の発売を予定している。価格は明かされていないものの、買い切りの作品となる。　あわせて、同作のクラウドファンディングを11月4日より実施予定であると明かした。

　『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』は2021年8月にサービスを開始し、10月28日（金）夜8時にサービスを終了したスマートフォン向けの音楽ゲーム『東方ダンマクカグラ』の楽曲やイラストを受け継いだ後継作。本作は、音楽に合わせてノーツを消すリズムアクションと、滅びた幻想郷を復活させる物語を楽しめる作品となる。

　本作のリズムアクション要素は従来のタッチパネルに向けた仕様を変更し、PC向けに再構成される。そのため、収録される譜面はキーボードとマウスでの操作やコントローラー向けへ変更されるという。

　また、ストーリーモードには、完全に新規のシナリオが収録される。シナリオには株式会社ストーリーノートの藤澤仁氏、武田稚乃氏が参加。新規にストーリーを書き起こし、荒廃した幻想郷を復興させながら滅びの謎を追う物語が描かれる。

　物語は幻想郷の記憶をとどめるゲーム内アイテム「ミタマカード」を集めることで進行するシステムであり、「ミタマカード」にはスマートフォン版と同じく藤ちょこ氏、春場ねぎ氏など有名クリエイターたちの描いたカードイラストが使用される。集めたあとは一覧で観覧可能だ。

　前作の『東方ダンガンマクラ』には、原作者のZUN氏が手がけた『東方Project』の原曲やIOSYS、SOUND HOLIC、岸田教団＆THE明星ロケッツなどの著名な音楽サークルが提供したアレンジ楽曲のほか、はては小室哲哉氏によるリミックスといった豪華な楽曲が多数収録されていた。

　そこで、『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』にはより多くの楽曲を収録すべく、クラウドファンディングを実施するという。クラウドファンディングが成功すれば対応プラットフォームも増やす予定だ。

　キャンペーンはクラウドファンディングサイトのCAMPFIREにて実施される。

　興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、クラウドファンディングキャンペーンに参加しよう。

Steam『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』はこちら

東方ダンマクカグラ / Twitterはこちら

プレスリリースの全文は以下のとおり。

サービス終了したアプリ『東方ダンマクカグラ』の後継作『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』制作決定11月4日よりクラウドファンディング実施

『東方Project』を盛り上げる集団「アンノウンX」は2022年10月28日、『東方Project』を原作とする公認二次創作ゲーム『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』を開発中であることを発表いたします。また、同ゲームをより多くの方にお届けするためのクラウドファンディングを2022年11月4日より実施予定であることを合わせてお伝えいたします。

本作は、音楽に合わせてノーツを消すリズムアクションと、滅びた幻想郷を復興させるストーリーを楽しむゲームです。サービスが終了したスマートフォン向けアプリ『東方ダンマクカグラ』の楽曲やイラストを受け継いだ後継作として、2023年にSteamリリース予定しております。

https://store.steampowered.com/app/2190220/Touhou_Danmaku_Kagura_Phantasia_Lost/

買い切り向けにリズムゲームを再構成

プラットフォームが変化すれば、求められる体験も変化します。タッチ操作向けに作られたリズムゲーム譜面では楽曲の魅力を生かせないと判断し、キーボード＋マウス、コントローラー操作で楽しむための譜面へ再構成する決定をいたしました。これまでプレイしていた方は新鮮な気持ちで、PCリズムゲームファンの方も楽しめるものを目指して開発しております。

完全新規のストーリーモード

『東方ダンマクカグラ』から引き続き、シナリオには株式会社ストーリーノートの藤澤仁氏、武田稚乃氏が参加。新規にストーリーを書き起こし、荒廃した幻想郷を復興させながら滅びの謎を追う物語を提供します。

ストーリーモードは、幻想郷の記憶をとどめる「ミタマカード」を集めることで進行します。「ミタマカード」にはスマートフォン版と同じく藤ちょこ氏、春場ねぎ氏など有名クリエイターたちの描いたカードイラストを使用し、集めたあとは一覧で閲覧可能になります。

一緒にダンマクカグラを復興するクラウドファンディング11月4日より実施

多くのサービス型ゲームが終了するなか、『東方ダンマクカグラ』は後継作開発の機会に恵まれました。しかし、より多くの人に、より多くの楽曲を収録して『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』を届けるためには、我々の力だけでは足りません。

そこで、ファンの皆様の力をお借りして対応プラットフォームや楽曲を拡充することといたしました。一緒にダンマクカグラ復興を応援してくださる方をCAMPFIREにて募り、クラウドファンディングを実施予定です。

クラウドファンディング実施ページは、以下を予定しております。

https://camp-fire.jp/projects/623672/preview?token=1lrvoehb

アンノウンX 団長 JYUNYAより

これまで、脇目も振らずに、『東方ダンマクカグラ』の開発や運営に全力を注いできました。サービス終了が決まった日、そしてそれを皆様に発表させていただいた日のことは、今でも忘れません。本当に申し訳ないと思っています。

しかし、今回、『ダンカグ』の継続を願う皆様の応援の声の強さが再始動のきっかけになりました。志を同じくして活動していたアンノウンXのメンバーからも了解を得て、後継作開発の機会を頂けたことには心の底から感謝しています。

スマートフォン版に収録されていたミタマカードは、未実装のものも含めて実装したいと思っています。また、収録されていた楽曲も、可能な限り多くの曲を遊べるようにしたいと考えています。

いろいろな方々にお願いをして解決していかなければならないことはまだまだ山積みです。対応するプラットフォームも、もっともっと増やしていきたい。そして最高に盛り上がる「ダンマク祭」も開催したい。それには、皆様の更なる応援の声が必要です。『東方ダンマクカグラファンタジア・ロスト』としての再始動のきっかけが皆様からの応援であったように、このプロジェクトを大きくし、多くの方々へ届けていくためには、皆様の声が、力となります。

ぜひ、Steamのウィッシュリスト登録を！そして事情が許せば、クラウドファンディングへの参加をご検討ください。皆様の応援が私たちの力になります。

なにとぞ、「ダンマクカグラ」が再び力強く立ち上がるために、力を貸してください！

「東方Project」について

ZUNさんが運営する個人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作されている、弾幕シューティングゲームを中心とした作品群。

プログラムだけでなく、ストーリー・作曲・作画など、すべてZUNさん一人の手で制作され、シューティングゲームとしての美しい弾幕演出や優れた楽曲は、常に人々を魅了し続けている。

舞台となる「幻想郷」には妖怪・鬼・幽霊・神などさまざまな種族が息づいており、個性豊かなキャラクターたちが織りなすドラマもまた魅力。

「アンノウンX」について

「東方Projectを盛り上げ、世界に知らしめる」という壮大な目的をもって活動する集団。もともとは「正体不明のスポンサーＸ」という名前で、東方界隈で多数の協賛や活動（暗躍!?）をしてきたが、東方Projectの原作者ZUNさんより改めて命名された。メンバーはAQUASTYLE・JYUNYAが招集した各社の東方好きで構成されている。

本作よりDeNAは開発から離脱。これまで「ダンマクカグラ」にプロモーション協力を行っていたリュウズオフィスがマーケティングパートナーに加わり、活動を継続している。