PLAYISMは2月27日（月）、『Ib』のNintendo Switch向けダウンロード版の予約受付を開始した。
本日オリジナル版『Ib』が配信開始より11周年を迎えました。おめでとうございます。
— PLAYISM (@playismJP) February 26, 2023
これを記念し、Nintendo Switch版『Ib』のニンテンドーeショップでの予約受付を開始いたしました。発売は3月9日です。#Ib11周年https://t.co/GdI4uUPDro
『Ib』は、もともとは日本のクリエイター・kouri氏が2012年に発表したフリーゲームだ。不気味な美術館へ迷い込んだ少女「イヴ」を主人公とする探索型のアドベンチャーゲームで、その洗練されたホラー演出が生み出す雰囲気や豊富な会話のバリエーション、プレイヤーの選択によって結末が変化するマルチエンディング制などの要素が好評を集めた。
そんな『Ib』は2023年2月27日（月）をもって、オリジナル版の配信開始より11周年の節目を迎えた。これにあわせ、かねてから発売がアナウンスされてきたNintendo Switch向けリメイク版の予約受付がニンテンドーeショップでスタートした次第である。なお、PC（Steam）版はすでに販売中だ。
リメイク版『Ib』では原作と同様、美術館を舞台に数々の謎解きを通じて物語を体験していく。基本操作は移動と調べる（話す）のみと、ゲーム初心者でも楽しめる難易度設計も継承しているとのこと。フリー版にはない完全新規のパズルも収録されたほか、一部の謎解きには再調整も施されているという。
大きな変更点としては、まず画面解像度が大きく向上。マップやキャラクター、スチルなどほぼ全てのグラフィックが一新され、より見やすく、美しい『Ib』へと進化を果たした。新たな美術品の追加や、一部にはデザインの大幅なリワークも行われており、ズームモードの追加によってさらに細かに鑑賞することもできるようになっている。
そして同行するキャラクターからヒントをもらったり、雑談を楽しむこともできる会話システムが実装。またBGMの一部にも変更がなされ、リメイク版のために書き下ろされた完全オリジナル楽曲も収録されているそうだ。
『Ib』のNintendo Switch版は3月9日（木）の発売を予定しており、現在はニンテンドーeショップで予約を受付中。また11周年の節目にあたり、Twitter上では「#Ib11周年」のハッシュタグでファンアートやお祝いの言葉が多数投稿されている。興味を持たれた方は、ぜひハッシュタグで検索などされてみてはいかがだろうか。
