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『クロノ・トリガー』光田康典氏の音楽も聴ける『Sea of Stars』無料体験版がSteamで配信開始。日本の名作に影響を受けた、美しい2Dピクセルアートが魅力のRPG

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 開発元のSabotage Studioは6月20日(火)、『Sea of Stars』の体験版をPC(Steam)向けに公開した。こちらは日本時間の6月27日(火)まで開催しているSteam Next フェスにあわせたものとなる。

 『Sea of Stars』は美しい2Dピクセルアートや、冒険と友情という古典的なテーマに基づくストーリー、タイミングにあわせたボタン入力で攻撃や防御にボーナスを得られるターン制バトルなどを特徴とするRPG。邪悪な錬金術師がモンスターを生み出す世界を舞台に、太陽の力を持つ少年「ゼイル」と月の力を持つ少女「ヴァレア」を中心とした物語を描く。

 ゲーム中では船を使った航海や釣り・料理、そして「Wheels」と呼ばれる本格的なミニゲームなどのサブ的な要素も充実している。さらに、名作RPG『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』で知られる光田康典氏がスペシャルゲストコンポーザーとして提供した楽曲を聴くことができる点も魅力のひとつと言えるだろう。

『Sea of Stars』無料体験版がSteamで配信開始1
(画像はSteam『Sea of Stars』ストアページより)

 今回、Steamで配信を開始した体験版は2月にNintendo Switch向けに配信されたものと同様の内容で、ダンジョンの探索やバトルをメインにゲーム全体の雰囲気を感じ取れるものとなっている。実際のゲームプレイの一部がふくまれるが、物語上の重要なポイントについてはネタバレしないよう調整されている模様だ。

 なお、上述の光田康典氏が作曲した楽曲が使用されている「サンゴの滝」エリアについては、体験版の段階で立ち入ることはできないものの、インタラクトすることで音楽を試聴することが可能だ。このほかにも「釣り」などの要素も体験できることを確認している。

『Sea of Stars』無料体験版がSteamで配信開始2

 『Sea of Stars』はNintendo Switch、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC向けに日本時間の8月30日(水)の発売を予定している。現在、Steamで配信している体験版は日本語にも対応しているので、興味を持たれた方はぜひ実際にプレイしてみよう。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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