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「ずんだもん」から生まれた派生キャラクター「ずんだどん」1/12可動フィギュア化が決定。衣装は布製。めしを喰うでごわす!!

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フィギュアメーカー・ダイキ工業は6月15日、東京で開催されたイベント「AK-GARDEN27」にて、新作可動フィギュア「ずんだどん」の展示を行った。

監修中の試作イメージモデルとなっており、企画は進行中。「少しづつ進捗をお知らせできればと思っております!!」としている。

「ずんだどん」は、東北ずん子の関連キャラクターとして生み出されたずんだの妖精「ずんだもん」がきっかけで生まれたキャラクター。

「ずんだもん」から生まれた派生キャラクター「ずんだどん」1/12可動フィギュア化が決定_001
「東北ずん子・ずんだもんPJ」 公式サイトより

「ずんだどん」は「ずんだもん」から著しくかけ離れたビジュアルであり、立体化された「ずんだどん」の誕生には非常に複雑な経緯が存在する。

初出は作家の霧隠サブロー氏が行った「ずんだもん」に関する嘘投稿。もちろん「ずんだもん」は、身長198㌢体重160㌔の36歳の巨漢ではないし、薩摩弁のような「めしを食うでごわす!!」というセリフも(恐らく)言っていない。

一方でずんだもんの身長を調べようとすると、Google検索が「AIによる検索結果の概要」として嘘投稿を引用してしまう現象が報告されており(現在は解消済み)、想定外の形で「ずんだもん = 身長198㌢体重160㌔の36歳の巨漢」というネタがネット上に広まってしまった。

同時に「ずんだもん」と区別する形で「ずんだどん」というあだ名が生まれ、嘘投稿にあるような特徴を表現した「巨漢」のイラストなどが投稿されるようになった。

以上のように「ずんだどん」は元を辿れば実体を持たない存在だが、今回はネット上で目にする機会が多い味噌グラム氏のイラストを元に「ずんだどん」として立体化が実現している。

もはや「ずんだもん」の面影がない複雑な存在だが、製品発表のコピーライトには「SSS(東北ずん子・ずんだもんプロジェクト)」「霧隠サブロー」「味噌グラム」の表記が確認できるため、関係各所の許諾下にある立体化と窺える。

各関係者もSNSで反応を示している「ずんだどん」の立体化。監修はまだ終わっていないが、完成を楽しみに待とう。

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

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