セガサミーグループの公式サイトにて、学園ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズが歩んできたこれまでの歴史を振り返る記事「セガマニア」が公開された。2026年9月20日で30周年を迎える本シリーズの販売本数などの記録となっている。
現代日本を舞台に学校生活と非日常が交錯する世界設定を貫いてきたRPG『ペルソナ』シリーズは、現在までにナンバリングタイトル5作品を展開。シリーズ累計販売本数は2026年6月時点で全世界3000万本を突破しており、国内外で高い支持を集めている。
セガサミーホールディングスの公式サイトにて、
— アトラス公式アカウント (@Atlus_jp) September 28, 2026
「ペルソナ30周年」特集記事(前編)を公開!
『ペルソナ』シリーズがどのように成長してきたのか、これまでの歩みを振り返りながらご紹介しています。
ぜひご覧ください!
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公式サイトでは、シリーズの出発点となった第1作目『女神異聞録ペルソナ』の発売年から振り返られている。初期2作は幅広い層への支持を狙うのではなく、あえて対象を絞り熱心なファンを惹きつける“オンリーワン”となる作品を狙って作られたという。
2006年発売の『ペルソナ3』は「死」をテーマに「限りある命をどう生きるか」を問いかけた作品だ。昼は学園生活を送り、深夜の「影時間」では怪異シャドウと戦うという構造は、その後のシリーズの基盤となった。
『ペルソナ3』はシリーズの価値観を一新した作品でもあり、目黒将司氏の手がけるボーカル入りのBGMや、スタイリッシュなデザインを大胆に採り入れたことであらたなファン層を獲得。魅力的なストーリーやキャラクターも人気を博し、シリーズ累計販売本数は500万本を突破した。

一方で、当時のアトラスの経営環境は厳しさを増していた時期でもあったという。
2010年には親会社に吸収合併され、法人としてのアトラスは一度その姿を消す。2013年にはセガグループの一員となり、翌2014年には「アトラス」の名を再び掲げてあらたな歴史を刻み始めた。
この間もものづくりへの情熱は受け継がれ、『ペルソナ3』で得た手応えがその後のシリーズの飛躍を支える原動力になったという。

2008年にPS2に向けて発売された『ペルソナ4』は、日本の田舎町を舞台にした連続殺人事件の真相を主人公たちが追う物語だ。登場人物がみずからの内面と向き合いながら成長する姿と、イエローを基調とした明るくビビッドな作風が幅広い共感を呼んだ。
本作からは追加要素を収録した『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』、シリーズ初の2D対戦格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』、リズムアクションゲーム『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』など、派生タイトルの展開が本格化。『ペルソナ4』シリーズだけでも、累計販売本数が570万本を突破したという。

2016年に発売された『ペルソナ5』は、「更生」をテーマに社会から居場所を失った少年少女たちが痛快な世直しに挑む内容で、世の中の不条理や社会風刺を描くピカレスクロマンが描かれた。
日本ゲーム大賞の複数回受賞に加え、2017年には「The Game Awards」でBest Role-Playing Gameを受賞するなど国内外で高く評価され、リマスター版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』では15言語での同時発売も実現している。
『ペルソナ5』シリーズの累計販売本数は1300万本を突破し、シリーズ全体でも2020年から2024年にかけて累計販売本数が約2倍に伸びた。

なお、『ペルソナ』シリーズの販売地域の構成比は、北米が約40%、日本が約20%、欧州・アジアがそれぞれ約20%と、海外が約8割を占めているという。
また、2024年には中国・アジアで、2025年からは日本・北米に向けてシリーズ初の基本無料タイトル『ペルソナ5: The Phantom X』の配信がはじまった。

今後の展開としては、2027年2月に『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』のフルリメイク作品である『ペルソナ4 リバイバル』が発売を控えるほか、2026年6月にはシリーズ最新作『ペルソナ6』の制作が発表されている。
これまでの約30年で培われた開発力とブランド力は、2024年発売の完全新作ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』など、アトラスの新たな挑戦にも受け継がれていると語るセガサミーグループ。後編では『ペルソナ』シリーズがこれから何を目指すのか、「ペルソナスタジオ」総合プロデューサーである和田和久氏へのインタビューが掲載されるようだ。
公式サイトでは「セガマニア」に対するアンケートページも公開されている。
なお、『ペルソナ』シリーズに関して、和田和久氏の想いは当サイトのインタビューでも語られているので、気になった方はぜひ読んでみてほしい。
