新作TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』は、青崎有吾氏による小説作品が原作。
19世紀末のヨーロッパを舞台にした、謎に満ちたロードムービーであり、異能力バトルアクションも堪能できる注目作です。
このたび2023年7月5日からの放送開始を記念して、輪堂鴉夜役の黒沢ともよさんと、真打津軽役の八代拓さんのオフィシャルインタビューが公開となりました。
Q.役が決まったときの感想をお聞かせください
▼黒沢ともよさん
オーディションのセリフがとにかく難しかったです。ある話数で、謎解きを半分くらいやるのですが、A4用紙2枚分にほとんど改行がない文章がびっしりと埋まっているオーディション原稿というのを初めて見ました。それこそ落語家の役でもやるのか?という感じで、骨太なオーディションで達成感すらありました(笑)。こういった難しいキャラクターを軽く演じられるようになったら貰える役なのだろうなと他人事のように思っていたら合格をいただけて。乗り切れるのかな?という心配が最終回まで続きました(笑)。
▼八代 拓さん
オーディションに受かったことはもちろん嬉しかったのですが、真打津軽を演じるにあたっては、落語であったりアクションであったり、キャッチーなテーマとして演じるのが非常に難しそう、もしくは考えなくてはいけないなと。そしてカロリーを使いそうだと感じる所もありました。それと同時に謙虚なキャラクターという訳ではないのですが、師匠がいてその弟子という立ち位置があったので、そういった意味でのポジション取り的なところで言うと、自分の居心地の良い場所にいられるだろうなという想像も少しありました。
お二人は他にも「原作・台本を読んだ感想」「自身が演じるキャラクターの魅力」「アニメを楽しみにしているファンへのメッセージ」などをたっぷり語りました。
さらに今回、キャラクター原案・岩本ゼロゴ氏による、描き下ろし放送直前ビジュアルも公開されました。
描かれたキャラクターたちが、それぞれ本編でどのような活躍を見せるのかお楽しみに。
インタビュー全文をはじめとした、プレスリリースの全文は以下のとおり。
「海外にアニメカルチャーを広げたい」というコンセプトのもと、高品質で世界基準のアニメ作品を日本をはじめとして世界にも打ち出していくアニメ枠・フジテレビ「+Ultra」。
明日7月5日よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて毎週水曜24:55~放送するTVアニメーション『アンデッドガール・マーダーファルス』。
明日の放送に先駆けてキャラクター原案の岩本ゼロゴ描き下ろしによる放送直前ビジュアルが公開となりました。〈鳥籠使い〉一行を始め、アニー、ルパン&ファントム、ホームズ&ワトソン、さらに<夜宴(バンケット)>のメンバーが集結し、少し妖しさを感じさせる一枚となっております。それぞれのキャラクターが本編でどのような活躍を見せるのかお楽しみにお待ちください。
さらに、放送開始を記念して、輪堂鴉夜役の黒沢ともよさんと、真打津軽役の八代 拓さんのオフィシャルインタビューが公開となりました。
自分の役に決まった時の気持ちや、最初に作品に触れた時の感想、それぞれが演じるキャラクターの魅力など、たくさん語っていただきました。
▼黒沢ともよ(輪堂鴉夜役)&八代 拓(真打津軽役)のオフィシャルインタビューが公開!
Q.原作・台本を読んでの感想をお聞かせください。
▼黒沢ともよさん
最初に原作を読ませて頂いたときに、動きの描写も凄く細かくて躍動感があるので、映像化した際に親和性が高そうだなと感じました。物語として凄く読みやすくて、中高生の方にも気楽に読み始めてもらえるしっかりとした小説だと第一印象で感じました。死との距離感がゆらぎつつある現代の中で、死ねない二人が旅をする物語は、大人がおとぎ噺的に見ていただく中でも、考えてもらえる切っ掛けにもなるモチーフではないかと感じました。
▼八代 拓さん
ミステリーという大きな根幹はありますが、要素が盛りだくさんで、人間の他にも人ならざる者も登場しますし、誰もが知っているような名前のキャラクターも登場します。どんなジャンルも「アンファル」に当てはまらないような気がしていて、色々な要素が時にカオスに混ざりあうのですが、最終的には、この作品にしかない雰囲気におさまっています。しかもそれが喜劇的に幕を閉じる結末なので、読んでいて心地よくてどんどん読めてしまいますし、続きが気になってしまう……。今までに出会ったことがないような魅力を含んだ作品だなと思いました。原作を読んだときから演じるのが楽しみでしたし、アニメになったらどんな映像になるのだろう?という妄想が膨らむ作品でした。
Q.役が決まったときの感想をお聞かせください
▼黒沢ともよさん
オーディションのセリフがとにかく難しかったです。ある話数で、謎解きを半分くらいやるのですが、A4用紙2枚分にほとんど改行がない文章がびっしりと埋まっているオーディション原稿というのを初めて見ました。それこそ落語家の役でもやるのか?という感じで、骨太なオーディションで達成感すらありました(笑)。こういった難しいキャラクターを軽く演じられるようになったら貰える役なのだろうなと他人事のように思っていたら合格をいただけて。乗り切れるのかな?という心配が最終回まで続きました(笑)。
▼八代 拓さん
オーディションに受かったことはもちろん嬉しかったのですが、真打津軽を演じるにあたっては、落語であったりアクションであったり、キャッチーなテーマとして演じるのが非常に難しそう、もしくは考えなくてはいけないなと。そしてカロリーを使いそうだと感じる所もありました。それと同時に謙虚なキャラクターという訳ではないのですが、師匠がいてその弟子という立ち位置があったので、そういった意味でのポジション取り的なところで言うと、自分の居心地の良い場所にいられるだろうなという想像も少しありました。
Q.ご自身の演じるキャラクターのご紹介と、魅力に感じる部分を教えてください。
▼黒沢ともよさん
輪堂鴉夜は不死という存在ですが、半年前に首から下を持っていかれて首だけになった女の子です。馳井という一族がずっと召使いとして仕えていて、馳井静句という女の子に手足を頼んで鳥籠の中に生首だけ入れて持ち運んでもらって生活をしています。首だけでいるというのはいかがなものかということで、唯一鴉夜を殺すことができるかもしれない津軽に会いに行くところから物語が始まり、そこから二人の関係がどうなっていくかも楽しんでいただければと思います。
恐らく鴉夜の基本となる性格は960年前には存在していたと思うのですが、長く生きてきたことが彼女のアイデンティティになっていて、色々な人と色々な形で携わっていかなくてはならないが故の表面的な性格というか接し方が色濃く出ているキャラクターだと思ったので、感情的に脊髄で反応するというよりは、思考が凄く早く回ってその結果にたどり着く、行動や言動がすべて経験則で構築された子なのだなと感じました。
▼八代 拓さん
真打津軽はもともと人を楽しませたり笑顔にしたり、人生って笑っていたほうが良いじゃないというある種の信念みたいなものを持っている人です。ひょんなことから半分人間、半分鬼という生き物にされてしまいます。最終的に鬼の血に侵されて自分が亡き者になってしまうという中で、最後に人を楽しませられる、笑ってもらえることってなんだろう?と考えたときに、死に様で笑ってもらおうと考えるような、芸を通り越して狂気にも感じるようなものをある意味最初から持っていて、それがどんどん育まれていった人物です。
津軽は考えていなさそうだけど考えていて、実は思慮深い人だと思います。とてもおしゃべりなので、基本的には煙たがられ、冷たくあしらわれることも多いのですが、死と隣り合わせになってもちょける(ふざける)という側面がありますが常に笑っていられるところが、彼の強さでもあり魅力だと思います。
Q.アニメを楽しみにしているファンの皆様へメッセージをお願い致します。
▼黒沢ともよさん
原作の青崎先生がミステリーとして凄く良い出来のアニメになったとおっしゃっていました。確かに海外ドラマを見慣れているお客様には楽しく見てもらえる仕掛けがたくさんある作品だなと思います。まとめて見るのも楽しいのですが、毎回来週はどうなるのかしら?と皆で話しながら見るのも凄く楽しい作品だと思いますので、ぜひリアルタイムで見てほしいなと思います。
そしてオープニングとエンディングはめちゃくちゃ今っぽい楽曲になっているのですが、本編が始まるとものすごく時代感にあう曲調というかシックな作りになっていて、私たちは本当に畠山監督に弄ばれているなと感じました(笑)。鴉夜に弄ばれ、津軽に弄ばれ、クリエイターたちの遊び心というか、私達を弄んでくる感じを皆でかわして作品の芯みたいなところにたどり着いていただけたらいいなと思っています。ぜひお楽しみください。
▼八代 拓さん
原作はもちろんのことアニメという形で映像作品になった本作は、登場するキャラクターに負けず劣らずの化け物級のスタッフがその能力を結集させて作っていただいています。僕らはそこに参加させていただいているという身なのですが、そういった意味では僕ら自身も完成を見るのが凄く楽しみです。きっとたくさんアニメに触れてきた方々にも唸っていただけるような作品になると思いますし、逆にあまりアニメに触れてこなかった方やミステリー作品をあまり見てこなかった方には凄く取っ付きやすくかつ「凄い!」と感嘆していただけるような魅力を含んだ作品になっていると思うので、ぜひこの作品を見ていただきたいという強い思いでいます。そして役者としては会話遊びみたいなところも楽しんでいただけたら嬉しいです。
「アンデッドガール・マーダーファルス」作品概要
【放送情報】
2023年7月5日よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて毎週水曜24:55〜放送
※放送時間は変更の可能性がございます
放送局 | 放送日時 |
フジテレビ | 7月5日より毎週水曜24:55~ |
関西テレビ | 7月6日より毎週木曜26:25~ |
東海テレビ | 7月8日より毎週土曜25:45~ |
北海道文化放送 | 7月9日より毎週日曜25:10~ |
テレビ西日本 | 7月5日より毎週水曜25:55~ |
BSフジ | 7月12日より毎週水曜24:00~ |
AT-X | 7月9日より毎週日曜23:00~
※毎週(木)29:00、毎週(日)8:00にリピート放送あり |
【配信情報】
2023年7月6日より毎週木曜日正午からdアニメ/U-NEXTで先行配信
≪先行配信サービス≫
dアニメストア
dアニメストア ニコニコ支店
dアニメストア for Prime Video
U-NEXT
2023年7月9日より毎週日曜日正午から各事業者で順次配信開始予定
≪見放題サービス≫
・ABEMA
・Amazon Prime Video
・Disney+
・DMM TV
・FOD
・Hulu
・J:COMオンデマンド
・Lemino
・milplus
・NETFLIX
・アニメ放題・ニコニコ動画
・バンダイチャンネル
≪都度課金サービス≫
・Amazon Prime Video
・Google Play
・HAPPY!動画
・J:COMオンデマンド
・milplus
・music.jp・ニコニコ動画
・バンダイチャンネル
・ビデオマーケット
【イントロダクション】
怪物専門探偵<鳥籠使い>が、
体を取り戻すためヨーロッパを巡る笑劇<ファルス>
第22回鮎川哲也賞を受賞した青崎有吾による『アンデッドガール・マーダーファルス』(講談社タイガ刊)がTVアニメーション化。吸血鬼、人狼、怪盗ルパン、シャーロック・ホームズ、切り裂きジャックなど二次元レジェンドキャラクター達も登場し、異能力バトルを繰り広げながら、奪われた体を取り戻すためにヨーロッパを巡る、謎に満ちたロードムービー。
アニメーション制作は『さらざんまい』『劇場版 輪るピングドラム』などのラパントラックが担当。本作でもクオリティの高い映像を表現する。また『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズや『昭和元禄落語心中』など確かな演出力で話題作を担当してきた畠山守が監督を、『キングダム』や『ゴールデンカムイ』などヒット作を多数手掛けてきた高木登がシリーズ構成を務める。さらにキャラクター原案は、新進気鋭のイラストレーター・岩本ゼロゴが担当し、美麗で繊細なキャラクター達が画面を彩る。
19世紀末。吸血鬼・人造人間・人狼など、異形な存在がまだ暮らしていた世界。首から下のない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る―――。
【スタッフ】
原作:青崎有吾「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社タイガ刊)
監督:畠山 守
シリーズ構成:高木 登
キャラクター原案:岩本ゼロゴ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤憲子
サブキャラクターデザイン・総作画監督:小園菜穂
美術監督:関口 輝 佐藤理来
撮影監督:塩川智幸
色彩設計:中村千穂
3Dディレクター:菅 友彦
編集:松原理恵
音楽:yuma yamaguchi
音響監督:若林和弘
オープニング・テーマ:CLASS:y 「Crack-Crack-Crackle」
エンディング・テーマ:Anna 「reversal」
アニメーション制作:ラパントラック
【キャスト】
輪堂鴉夜:黒沢ともよ
真打津軽:八代 拓
馳井静句:小市眞琴
アニー・ケルベル:鈴代紗弓
シャーロック・ホームズ:三木眞一郎
ジョン・H・ワトソン:相沢まさき
アルセーヌ・ルパン:宮野真守
ファントム:下野 紘
ジェームズ・モリアーティ:横島 亘
アレイスター・クロウリー:杉田智和
カーミラ:近藤玲奈
ヴィクター:山本 格
ジャック:斉藤壮馬
ノラ:内田真礼
ヴェラ:花守ゆみり
カーヤ:中野さいま
【WEB】
公式Twitter:@undeadgirl_PR
【原作情報】
「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社タイガ刊)
≪既刊3巻好評発売中≫
アンデッドガール・マーダーファルス 1
定価:本体720円+税
アンデッドガール・マーダーファルス 2
定価:本体750円+税
アンデッドガール・マーダーファルス 3
定価:本体900円+税
≪最新第4巻2023年7月14日(金)発売予定≫
アンデッドガール・マーダーファルス 4
定価:本体830円+税
©青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行