【田中圭一連載:レベルファイブ編】「子どもたちとの信頼関係を築くため、原作との乖離を埋めよう」イナズマイレブン、ダンボール戦機、妖怪ウォッチ……日野晃博の作品に賭ける想いが、数々のクロスメディアを成功に導いた【若ゲのいたり】

第14話のあらすじ


 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』


 第14回は、1998年に設立して以来ヒットタイトルを数多く生み出し、2018年で20周年を迎えた福岡のゲームメーカー・レベルファイブを牽引する、日野晃博さんをゲストにお迎えしました。

 

 小学校6年生のときにパソコンを手に入れて以来、プログラムの世界に没入していった日野さん。当時のコンシューマー機に対して“物足りなさ”を感じ、興味はなかったものの、19歳のときに『ドラゴンクエストIII』に出会ったことで、ゲームクリエイターを目指すようになりました。


 その初志を貫徹し、ゲームクリエイターになった日野さんは、子どもたちの心を掴むゲームを次々と生み出します。そして、ついにはアニメ化の話が!
 「大好きなアニメやマンガがゲームになると、どうして原作とは似て非なるものになるのだろう」──そんな気持ちのモヤモヤを子どもの頃から抱いていた日野さんが、ついにその霧の解消に乗り出したのです。

 

 『イナズマイレブン』、『ダンボール戦機』、そして『妖怪ウォッチ』など、数々のクロスメディアを成功させた日野さんの信念とは?

 「作り手と子どもたちとの間に信頼関係を生む」日野流コンテンツ作成術の秘訣を、日野さんは惜しみなく明らかにしてくれました。(編集部)

作者
1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫劇画村塾(神戸校)に第一期生として入学。翌84年、『ミスターカワード』(『コミック劇画村塾』掲載)で漫画家デビュー。86年開始の『ドクター秩父山』(『コミック劇画村塾』ほかで連載)がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後はおもちゃ会社に就職。『週刊少年サンデー』にも不定期で『昆虫物語ピースケの冒険』(89〜91年)を連載した。パロディを主に題材とした同人誌も創作。最新刊は2017年1月刊『うつヌケ』(KADOKAWA刊)、『田中圭一の「ペンと箸」』(小学館)。
Twitter:@keiichisennsei

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【大人も泣ける映画『妖怪ウォッチ』を観にいこう!】

 


 シリーズ5周年を迎え、累計1683万人を動員した映画『妖怪ウォッチ』。その最新作『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』が、大ヒット上映中です。
 「シリーズ史上、最も泣ける」という今作は、エンマ大王誕生の物語。キャストには小栗 旬さん、ブルゾンちえみさんが特別出演し、作品を盛り上げてくれています。

 日野さんは今作に関しても全力投球で、「製作総指揮/原案・脚本」を手がけました。今回の『若ゲのいたり』でわかった“日野さんのコンテンツに賭ける想い”を理解してから映画を観れば、また違った感動があるかもしれませんね。

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 第13回は、1983年にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)からリリースされた名作シューティングゲーム『ゼビウス』の生みの親でありゲームクリエイターのレジェンド・遠藤雅伸さんをゲストにお迎えしました。

 『ゼビウス』は、これまで田中先生が取材した多くのゲームクリエイターに「出会わなければクリエイターになっていなかった」と言わしめた、ゲーム創作者の「三種の神器」のひとつ。今回は、「なぜ『ゼビウス』は特別なのか」を解き明かします。

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