6月8日、さまざまなゲームを紹介する番組「PC Gaming Show 2026」にて、
Creative Assemblyの手がける新作『Total War: WARHAMMER 40,000』の開発者インタビューが発表された。
冒頭では、本作のゲームディレクターであるアッティラ・モハーチ氏と、プリンシパルナラティブデザイナーであるアンディー・ハル氏が登場。「星々の間に平和はない。あるのはただ戦争のみ」というキャッチコピーとともに、ゲームの内容を紹介した。
ゲームディレクターのアッティラ・モハーチ氏は、本作を「理想的なIPの融合」と表現。プレイヤーを本物の『Warhammer 40,000』の世界へと誘うべく、水平・垂直の両方向におけるスケール感を追求していると語る。
本作では、星々を股にかけて勢力全体を運営する銀河レベルの戦略視点から、地上で必死に生き延びようとする一兵士の視点まで、あらゆるスケールをシームレスに体験可能。大軍を指揮し、側面攻撃を仕掛け、ジャンプパックで敵陣を制圧し、砲撃を降らせるといった戦術を駆使することができるようだ。
(画像は「Total War: WARHAMMER 40,000 developer interview」の映像より)
キャンペーンプロダクトオーナーのサイモン・マン氏によれば、プレイヤーは宇宙船のブリッジに立ち、ホロリス(ホログラム)を見下ろしながら「どの惑星を強襲すべきか」を決断していくことが可能とのこと。
プレイヤーの下した決断は一本道ではなく、その後のターンやストーリーの結末そのものを左右するため、同じ勢力であっても遊ぶたびに異なる体験ができる高いリプレイ性が楽しめるという。
(画像は「Total War: WARHAMMER 40,000 developer interview」の映像より)
プリンシパルナラティブデザイナーのアンディー・ハル氏は、本作が1980年代から続く膨大な世界設定を持つフランチャイズでありながら、「プレイヤーがすべての背景を知っている必要はありません」と強調した。
本作にはチュートリアルを兼ねたストーリーメインのキャンペーンが用意されており、はじまりの舞台として人類の帝国とオークの血で血を洗う決戦の地「アーマゲドン」が選ばれたという。
作中には、帝国防衛軍の伝説的英雄である「セバスチャン・ヤリック」や、その最大のライバルであるオークの総大将「ガズグッカル・トラカ」といった象徴的なキャラクターが登場。プレイヤーは星系を渡り歩きながらアーマゲドンを目指すことになるが、ハル氏は「アーマゲドンは始まりに過ぎない」と語った。
(画像は「Total War: WARHAMMER 40,000 developer interview」の映像より)
プロジェクトアートディレクターのケヴィン・マクダウェル氏は、本作のために「惑星を創造するシステム」を作り上げたことを明かした。
ゲーム内には生物の巣窟、農業、鉱山、辺境など多様な惑星タイプが存在し、さらに「氷に覆われた鉱山惑星」などバイオームの掛け合わせによる変化も見られるとのこと。
一例として、巨大な大聖堂のような都市が雲を突き抜ける「ハイヴ・ワールド」では、宇宙から見える惑星のビジュアルと、実際に戦う地上の戦場マップの景観が完全に一致するよう開発されているという。
(画像は「Total War: WARHAMMER 40,000 developer interview」の映像より)
バトルプロダクトオーナーのデイヴィット・ペトリ―氏によると、これらの巨大建築物が並ぶ戦場は単なる背景ではなく、ゲームプレイ用のフィールドとして機能するとのこと。
周囲の建造物を爆破して道を切り拓くエリア、あるいは敵の頭上に建物を崩落させるダイナミックな戦術が可能だ。一方で、巨大な着陸パッドのような桁外れのオープンスペースも用意されており、地形を活かした戦略が鍵となる。

また、占領した星系の性質は物語の背景だけでなく、実利的な報酬にも影響を与える。ハル氏が挙げた例によると、プレイヤーが帝国の防衛軍で文明世界の惑星を占領すれば、戦車の生産力が強化される。
逆に「オーク」としてプレイ中にスクラップが豊富な世界に遭遇すれば、通常の惑星に向かうよりも遥かに早く巨大兵器を建造できるようになるとのこと。
We got a fresh look at Total War: Warhammer 40k and, friends, I'm already on board https://t.co/cClyAxe7gO
— PC Gamer (@pcgamer) June 7, 2026
映像の最後には、ボイスプレジデント・オブ・トータルウォーのロジャー・コラム氏が登壇。「究極の体験を提供するために、これから長い年月を費やすことが待ちきれません」と熱いメッセージを寄せた。
さらに、本作のクローズドベータテストが2026年の後半に開始されることも正式に発表。発売日は未定だが、対応プラットフォームはPC(Steam)、PS5、Xbox Series X|Sであることが明かされている。








