ちょっと、私のEラインと中顔面短縮メイクを見てください！
上記は、乙女ゲーム『恋と深空』で作成した私（主人公）です。キャラメイクがあまりに画期的すぎて思わず時間を溶かしてしまいました。なにがすごいって、まず “顔のパーツだけ” で項目がこんなにあるんですよ。
顔パーツ-顔-全体（顔の縦／顔の横／フェイスライン／前後）
顔パーツ-顔-頬（膨らみ／顔の横／形／前後）
顔パーツ-顔-エラ（角度／顔の横）
顔パーツ-顔-おでこ（フェイスライン／前後）
顔パーツ-顔-頬骨（上下／前後／顔の横）
顔パーツ-顔-おでこの幅（顔の横）
顔パーツ-顔-ほほ上部（上下／前後）
顔パーツ-顔-顎先（上下／前後／顔の横）
顔パーツ-顔-顎（広げる／縮める／角度）
顔パーツ-顔-下顎（上下／前後／顔の横／角度）
顔パーツ-顔-エラ下（外反／上下／顔の横）
顔パーツ-顔-フェイスライン（角度／前後）
顔パーツ-眉-全体（上下／前後）
顔パーツ-眉-眉頭（眉の形／上下）
顔パーツ-眉-眉山（上下）
顔パーツ-眉-眉間（顔の横／前後）
顔パーツ-眉-眉尻（角度／上下）
顔パーツ-眉-こめかみ（顔の横／前後）
顔パーツ-目-全体（上下／左右／大きさ／前後／開合／回す）
顔パーツ-目-目じり（左右／眼窩の位置／前後／目尻の位置）
顔パーツ-目-目頭（左右／眼窩の位置／目尻の位置／前後）
顔パーツ-目-眼窩（深さ／涙袋）
顔パーツ-目-上瞼・外（上下）
顔パーツ-目-上瞼・内（上下）
顔パーツ-目-上瞼・中（上下／角度／展開角／弧度／斜度）
顔パーツ-目-下瞼・外（上下）
顔パーツ-目-下瞼・内（上下）
顔パーツ-目-下瞼・中（上下／弧度／斜度）
顔パーツ-鼻-全体（上下／前後／深さ）
顔パーツ-鼻-鼻背（前後／角度）
顔パーツ-鼻-鼻根（前後／顔の横／鼻ベース）
顔パーツ-鼻-鼻翼（外反／前後／上下／角度／顔の横／厚さ）
顔パーツ-鼻-鼻尖（前後／上下／顔の横）
顔パーツ-鼻-鼻孔（上下／大きさ／角度）
顔パーツ-鼻-鼻柱（前後／上下／顔の横）
顔パーツ-口-全体（上下／顔の横／前後／厚さ）
顔パーツ-口-上唇（角度／前後／上下）
顔パーツ-口-上唇の中（前後／厚さ）
顔パーツ-口-下唇（前後／厚さ／膨らみ／上下）
顔パーツ-口-下唇の中（深さ／上下）
顔パーツ-口-口角（上下／拡大・縮小／前後）
顔パーツ-口-上口唇結節（リップラインの位置／リップラインの角度／リップラインの前後／リップピークの位置）
顔パーツ-口-顎唇溝（前後）
顔パーツ-口-人中（前後／顔の横／膨らみ）
眼窩の位置！？ リップラインの角度！？ 人中の膨らみ！？ さすがにマニアックすぎでは！？ そんなのいったいだれが気にするんだ！？
は い 、私 で す ！ ！
こんなにこだわることができる乙女ゲームがほかにあったでしょうか。繰り返しになりますが、上記は顔のパーツだけ。ここからさらに髪型やメイクも選ぶことができるという自由度の高いキャラメイクに度肝を抜かれました。
個人的に、「乙女ゲームこそ細かくキャラメイクをしたい」と思っています。というのも、主人公が自分と真逆のタイプだったりするとけっこう萎えちゃうことがありまして。
たとえば、私は普段から深い色のリップ（いわゆる人喰いリップ）をよくつけているのですが、そんなリップをつけている乙女ゲームの主人公をあまり見たことがありません。
でも『恋と深空』ならリップ（メイク）どころか、「小鼻縮小」「輪郭形成」「人中短縮」なんでもできる。そこで本稿では、合計210種以上もの項目から設定可能な “細かすぎるキャラメイク” を紹介することでゲームの魅力をお伝えできればと思っています。
キャラメイクにこだわるとなにがいいって、「デートのフォト撮影」「ゲーム内のSNSアイコン」「動画シーン」などに反映されること。このたびなんと6月25日から “キスシーン” のあるイベントが追加されたのですが、もちろんそこにもキャラメイクが反映されます。
「恋人のフリをしながら」「極地での危機的状況で」「穏やかな陽ざしのなか」など異なるシチュエーションで意中の彼とキスできちゃう。やっぱり意中の彼とキスをするなら完璧な自分で挑みたいですからね。メイクをバッチリ整えてからイベントを体験してみてはいかがでしょうか。
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自由にメイクを調整し、あなただけの思念を作ろう💄… pic.twitter.com/kjAODNJhl3
文／柳本マリエ
※この記事は『恋と深空』の魅力をもっと知ってもらいたいInfoldgamesさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
「小鼻縮小」「輪郭形成」「人中短縮」なんでもできる
ここからは『恋と深空』の細かすぎるキャラメイクについて、実際のビフォーアフター画像とともに紹介させていただきます。
顔のパーツは「顔」「眉」「目」「鼻」「口」の5つほど。顔は33項目、眉は11項目、目は30項目、鼻は23項目、口は26項目からスライドバーを使ってパーツごとに細かく調整することができます。自分の顔の写真から作成する機能やプリセットも用意されていますが、ここはやっぱり自分のこだわりを詰め込みたいところ。すべて手動でキャラメイクをしていきたいと思います。
まずデフォルト（ノーメイク）の状態が下記でした。
たとえば、目をもう少し近づけたい・離したい場合は「顔パーツ-目-全体」から「左右」のスライドバーで調整することができます。
目だけでも30項目あるため、目頭・目尻の角度やまぶたの絶妙なニュアンスまで調整できちゃう。これが本当に繊細で、位置が少し変わるだけで顔の印象がガラリと変わります。このあとメイクをすることを考えると盛り盛りにしすぎないほうがいいのかもしれません。
目・鼻・口といったパーツだけでなく輪郭形成も細かく対応しているので、頬骨やVライン・Eラインなど徹底的にこだわれます。なかでも感動したのが、Cカールリップもできること。こういうところですよ。細かすぎるにもほどがある。
鼻下から唇にかけてのラインが「C」になることによって視覚的に人中が短くなるためバブみが増します。ここまでできる乙女ゲームがほかにあるでしょうか。
キャラメイク画面では上記のように髪の毛をアップにする機能があるので、フェイスラインや口周りなどはアップにして確認すると変化がわかりやすいです。こうして完成した骨格（ノーメイク）がこちら。
私のこだわりポイントは下記です。
・やや求心顔
・つり眉
・奥目
・タレ目
・小鼻縮小
・人中縮小
・Cカールリップ
・口角リフト
・Eライン形成
とくに時間を費やしたパーツは鼻と口周りで、なかでも鼻翼（外反／前後／上下／角度／顔の横／厚さ）、下顎（上下／前後／顔の横／角度）、上口唇結節（リップラインの位置／リップラインの角度／リップラインの前後／リップピークの位置）あたりの調整に興奮しました。
というかリップラインでここまでバリエーションを出してくるって、どういうことですか？「ここをこうするとこういうふうに印象が変わるのか」と、勉強になります。すべて0値のデフォルトももちろん美しいですが、ここまでこだわることができるとスライドバーを動かす手が止まりません。
ここまで2時間くらいでしょうか。あっという間に時間が過ぎてしまいました。ここからさらにメイクで個性を出すことができます。
普段やっている中顔面短縮メイクをかなり細かく再現できる
メイクパーツは「眉」「リップ」「瞳の色」「アイシャドウ」「まぶた」「アイライン」「まつ毛」「チーク」「顔飾り」の9つ。眉は19種、リップは12種、瞳の色は26種、アイシャドウは16種、まぶたは8種、アイラインは11種、まつ毛は13種、チークは9種、顔飾りは9種から「スタイル」（デザイン）を選ぶことができます。さらにそのスタイルに準じた「色」と「濃さ」を調整することも可能。
これ、本当にすごいことなんですよ。たとえばアイラインだったら下記のようにいくつかのスタイルがあり、スタイルを選んだら色と濃さを調整していきます。
リップについてはスタイルや色だけでなく、質感まで「シアー」「グロッシー」「ツヤ」「パウダリーマット」「マット」から選べるというバリエーションの豊かさ。実際のところ質感でだいぶ印象が変わるので選択肢が多いのはうれしいところ。
ということで、さっそく先ほどの骨格に私が普段からやっている「中顔面短縮メイク」を施しました。
中顔面短縮メイクとは、ざっくりいうと「目から唇までの距離を短く見せるメイク法」です。今回は下記を意識しました。
・下まぶたをメインにアイシャドウを入れる
・アイラインは跳ね上げず下げ気味に描く
・下まつ毛は目尻のほうを多めに塗布
・チークは横長に（鼻にも乗せる）
・リップはオーバーリップ気味に
『恋と深空』のキャラメイクでは上記のようなニュアンスをかなり細かく再現することができます。たとえば下記画像のように「下げ気味のアイライン」は複数あるのですが、中顔面短縮メイクでは目の重心を「下」に持っていきたいので右を採用しました。
ここまで再現できちゃうってすごくないですか？ もはやできないことがないのでは？
ひとつだけ補足させていただくと、中顔面短縮を意識するのであれば眉毛の重心も下げるほうが効果的だと思います。しかしながらメイクって「なりたい印象」が必ずしもひとつではない。私は「中顔面を短く見たい」けど「強そうな印象も与えたい」ため、ややつり上がった眉が好きです。
そういったこだわりを分析して自分のなかでのベストを探したり、新しい発見を重ねていくことがメイクの醍醐味のひとつかもしれません。
さて、メイクのコツがつかめてきたので、“骨格は変えずに” 系統の異なるメイクを施してみました。下記画像は、メイクだけを変えたものです。
いや、メイクって本当に楽しい！
アイシャドウの色を変えただけ、アイラインの入れ方を変えただけ、チークの位置を変えただけ。それぞれを少しずつ変えてみるだけでこんなに異なる個性が出せるなんて。まさか乙女ゲームのキャラメイクでメイクの楽しさを再認識するとは思っていませんでした。
ということは、もしかして……？ こんなにメイクの幅があるのなら……？ パーソナルカラー別のメイクもできるのでは……？
フォーシーズン（春／夏／秋／冬）別に、似合いやすい色を使ったメイクを施すことができました。といっても実際のパーソナルカラーは「肌」「髪」「瞳」の質感などさまざまな要素を総合的に見て判断するものなので、ここでカラー診断をすることはできませんが。
なにが言いたかったのかというと、メイクの再現度が高いということです。「本当はもっとこうしたいけどできないから仕方ないか」と諦める部分がひとつもありませんでした。
ここで冒頭の話に戻るのですが、私は「乙女ゲームこそ細かくキャラメイクをしたい」と思っています。だって、恋愛をするなら「納得している自分」で勝負したいじゃないですか。このキャラメイクが画期的だと思った理由はそこにあります。私にとってけっこう大きなポイントでした。
こんなに細かくキャラメイクができる乙女ゲームっていったいどんな内容なの？
もしかしたらそんなふうにご興味を持ってくださった方もいるのではないでしょうか。最後にゲームの内容と新しいイベントについて触れつつ、締めさせていただければと思います。
『恋と深空』は “共闘しながら” 恋をする異色の恋愛シミュレーションゲーム
では『恋と深空』がいったいどんなゲームなのかというと、“共闘しながら” 恋をする異色の恋愛シミュレーションゲームです。
乙女ゲームというと「学園生活を過ごす」みたいなシチュエーションに馴染みがあるかもしれません。しかしながら本作は、主人公にワンダラー（ゲーム内の怪物）を倒す「深空ハンター」としての任務があり、そのなかで周りの人とコミュニケーションを築いていきます。
じつはここも「すごくいいな」と思っているポイントで、ただチヤホヤされるシチュエーションよりも現実味がある。というのも、恋に落ちるときって多かれ少なかれ相手に対してリスペクトがありませんか？
一緒に戦っているうちに信頼関係を築き、それが恋愛へと発展していく。『恋と深空』は「恋に落ちる理由がちゃんとある」と思いました。
えええ、アクションゲームは苦手！
そう思った方もご安心ください。わりと適当に攻撃ボタンを押しているだけで主人公がめちゃくちゃかっこいい動きをしてくれます。「あれっ、私ってこんなにゲームうまかったっけ？」と思ってしまうほど。
このように、時には共闘しながらコミュニケーションを深めていきます。『恋と深空』に登場する主要キャラクターは「セイヤ」「レイ」「ホムラ」の3名。レイとホムラは深空ハンターではありませんが、なんだかんだ一緒に戦ってくれます。
・セイヤ：主人公と同じ深空ハンター
・レイ：心臓外科医で主人公の主治医
・ホムラ：芸術家で主人公に護衛を依頼
じつは6月25日からこの3名と「キスシーン」のある思念（シナリオ付きのカード）が追加されました。
そう、キスシーン！！！
いやね、つくづく思うわけですよ。キャラメイクにこだわってよかったな、と。だってキスするなら「完璧な自分」で挑みたいじゃないですか。
それぞれのシナリオ概要は下記になります。
セイヤ、レイ、ホムラの新規★5思念が登場
・セイヤ「21日」
教会の特別任務のため、私とセイヤは恋人のフリをして旧市街にある家に引っ越し、21日間の「同棲生活」を始めることに……・レイ「温かな雪に溺れて」
極地で特異エネルギーの嵐が発生し、出張で現地にいるレイと連絡が取れなくなってしまった……・ホムラ「花の名のもとに」
これから何度も思い出すのだろう。蝶が花芯にそっと触れたような、あの瞬間を。
それぞれ異なるシチュエーションでキスができちゃう。内容をあまり詳しく書きすぎてしまうと実際にプレイするときの楽しみを奪ってしまうと思うのでこれ以上の詳細は控えます。
ここまでキャラメイクの話やバトルの話をしてきましたが、『恋と深空』は乙女ゲーム。まず乙女ゲームとしての基盤がしっかりあり、そのうえでキャラメイクやバトルの要素が作り込まれています。
意中の彼とメッセージを送り合ったり、デートをしたり、しっかりとイチャイチャできるのが『恋と深空』。今回は満を持してキスシーンのあるシナリオが追加されたので、ぜひ実際に体験していただきたいです。
いろんな要素があるゲームだと「難しそう」と思ってしまうかもしれませんが、そこはご安心を。登場キャラクターの魅力や操作方法などゲーム内容についてより詳しく書かれている記事はすでに出ているので、ご興味を持っていただけたら下記もあわせてご覧くださいませ。
私はこれまで、乙女ゲームがことごとく刺さりませんでした。先述したとおり主人公が自分と真逆のタイプだったりすると萎えやすいし、チヤホヤされてばかりのシチュエーションだとなかなか没入できない。
だけど『恋と深空』はそういう “引っかかり” を取っ払ってくれる乙女ゲームでした。
とくにキャラメイクは「デート前の準備気分」も体験できるというか、恋愛においてわくわくする部分を味わえる気がします。「こういうふうに見られたい」を徹底的にこだわることができるので、自分に納得できるところがすごくありがたい。画期的な乙女ゲームだと思いました。
『恋と深空』はダウンロードすれば無料で始められるので、少しでも気になった方はぜひご自身で試してみてください。キャラメイクだけで3時間かかった私に共感していただけるとうれしいです。
