待望の『モンハンワイルズ』発売が迫る2月。世間の熱気は最高潮に達しつつあるなか、筆者は別の問題に頭を抱えていました。
「結局、どのプラットフォームでプレイするのがベストなんだ……？」
「デスク以外でもプレイしたい」というワガママや予算を考慮した結果、ゲーミングPCは断念。あれこれ悩んだ末、筆者のニーズにピッタリだったのは 「PlayStation 5 + iPadでのリモートプレイ」という、やや変則的なスタイルでした。
編集部員にも確認してみると、120万円のPCから、PS Portalでのゴロ寝プレイまで、環境はさまざま。「最高のグラフィックで遊びたい」、「予算は抑えたい」、「『モンハン』専用機にはしたくない」など求めることは人それぞれ。だからこそ、一概に「これを買えば間違いなし！」と断言するのは難しいのかもしれません。
そこで、読者の皆さんがどんなプレイ環境を構築しているのかを、ぜひ教えていただきたいんです。狩猟解禁前、あるいはより快適な狩りを求めるハンターの一助となるよう、集まったデータの一部は本記事で紹介させてください。
なお、先駆けて電ファミ編集部を対象に調査し、本作を実際にプレイしている環境とともに、快適さについてもコメントを集計しました。こちらもぜひ参考にしてください。
文／anymo
アンケート
PC：4Kで『モンハン』をストレスフリーで楽しむ、ガン積み構成
プラットフォーム：既製品PC
コントローラー：DualSense ワイヤレスコントローラー
モニター：BenQ MOBIUZ「EX3210U」32インチ 3840 x 2160（4K）PC商品名：XENOVA gaming ultra
GPU：NVIDIA Geforce RTX 5090
CPU：Intel Core Ultra 9 285K
メモリ：95.5GB
ストレージ：24TB （SSD:4TB×2枚・HDD:16TB）おおよその金額：120万（PC:106万、モニター:14万）
選んだ理由：ストレスフリーで『モンハン』を楽しみたかったからです。
コメント：
起動・ロード時間が短い！
グラフィックも光の当たり方や、革、布の質感が感じられるぐらい細かく表現されていてまるで映画。モンスターの細部までしっかり描写されるので、クモなど結構キツいモンスターも超キツくて最高。
自作PC：手の届く範囲で一番いいものを揃えたら、グラフィックのあらゆる設定を最高にしてもぜんぜん余裕
プラットフォーム：自作PC
コントローラー：DUALSHOCK 4 ワイヤレスコントローラー（PS4正規品）GPU：GeForce RTX 4080 SUPER
CPU：Intel（R） Core（TM） i7-14700
メモリ：32GB
ストレージ：SSD2TB+SSD4TB+HDD8TB
モニター：DELL「SE2419HR」23.8インチ 1920×1080（FHD）おおよその金額：60万円
選んだ理由：もともとSteamのヘビーユーザーなので、PC（Steam）で発売されるゲームは基本的に全てPCで遊んでいます。
モンハン発売に合わせてPCを買い替えようと思いましたが、世界中が同じことを考えていたため手頃な価格帯のものは売り切れ。
妥協するよりは良いものを買おうと手の届く範囲で一番いいものを揃えました。本当はコントローラーもDualsenseが欲しかったが、出費がかさむため見送りました。
コメント：
グラフィックのあらゆる設定を最高にしてもぜんぜん余裕！！！！！データをSSDに突っ込んでいるのでロードもサクサクだし、同時にDiscordやChromeなど色々と起動しても何の不便もなく動いて快適です。
自作PC：普段通りの環境で「非常に快適にプレイできます」を記録
プラットフォーム：自作PC
コントローラー：Xbox コントローラー
モニター：MSI「G24C4-E2」23.6インチ 1920×1080（フルHD）GPU：NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti
CPU：13th Gen Intel（R） Core（TM） i7-13700KF
メモリ：32GB
ストレージ：1TBおおよその値段：30万円
選んだ理由：PCゲームをよく遊ぶため。
コメント：ベンチマークでも「非常に快適にプレイできます」を記録しています。
自作PC：3DCG、動画編集に特化したものをそのまま使用。ウルトラワイド、レイトレON、高解像度テクスチャ、最高画質で最低100FPSは出る！
プラットフォーム：自作PC
コントローラー：DualSense ワイヤレスコントローラー
モニター：MSI「MAG342CQR」144hz 34インチ 3440×1440GPU：NVIDIA GeForce RTX 4080
CPU：AMD Ryzen 9 7950X3D 16-Core Processor
メモリ：128GB
ストレージ：Samsung SSD 980 PRO 4TBおおよその金額：パソコンだけなら60万円前後。周辺機器を含めるなら80万円以上
選んだ理由：3DCG、動画編集などをするので、それらに特化したPCに仕上げています。
コメント：
ウルトラワイド、レイトレON、高解像度テクスチャ、最高画質で最低100FPSはでるので不満点は一切ありません。
OBS、VTS、コメビューなどをつけながら配信をする場合は、画質を少し落としています。
PS5：「とりあえず買ったら動く」のが最高、iPadでのリモートプレイも快適
プラットフォーム：PlayStation 5+iPad Air 第5世代（リモートプレイ）
コントローラー：DualSense ワイヤレスコントローラー
モニター：Pixio PX274 27インチ WQHD またはリモートプレイでiPad Air 第5世代おおよその金額：14万6000円ほど
PS5 Digital Edition（中古）4万7000円、モニター1万6000円（中古）、iPad Air 第5世代（整備済製品）8万3000円
選んだ理由：「とりあえず買ったら動く」のが決め手で、PS5を選択しました。
リモートプレイがiPadでも使えることと、予算の兼ね合いも大きな理由です。
コメント：
美麗な画面が魅力なので、今のところ狩猟はデスクでプレイ。ふと思い立ったときのログボの回収などはiPadのリモートプレイでやったりしてます。
寝る前に寝床で環境サマリーをチェック→クエスト化しておけるのが何気に嬉しい。マカ錬金など、モンスターを狩る以外のプレイをどこでもできるのも重宝しそうな予感。
PS5：据え置き機ハード限定でも「PS Portal」でゴロ寝プレイを叶える
プラットフォーム：PlayStation 5
コントローラー：DualSense ワイヤレスコントローラー
モニター：PS Portalでプレイおおよその金額：9万5000円ほど
PS5本体（6万くらい）＋PS Portal（3万5000円くらい）
選んだ理由：寝転がってやりたいので、もともと持っていたのもありPS Portalを選択しました。
コメント：
PS Portalでもロード時間は気にならず、快適です。
