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「どこ見ても筋肉」なムキムキTPS『Gears of War: E-Day』は、血と汗と銃弾にまみれたテストステロンを浴びられる“漢のゲーム”だった。マーカスとドムの黄金コンビ再登場がアツい。俺たちの『ギアーズ』が帰ってきたぞ!

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皆さんは、「洋ゲー」と聞いて、どんな作風を思い浮かべるだろうか?

重厚なファンタジー? 緻密なオープンワールド?

それもいい。が、誰が言い出したか、ゲーマーたちの脳裏にはこんなイメージがある気がしている。

洋ゲー=ムキムキのオジさんが怪物と戦うゲーム。

やや乱暴なくくりだが、実際いわゆる洋ゲーにはアクションものを中心にそういった雰囲気の作品は多い。

そして! 今回紹介するTPS『Gears of War: E-Day』は、まさにそんな「古き良き洋ゲー」のイメージを体現するかのような作品となっているのだ。

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筋肉!

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筋肉!!

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筋肉!!!

ご覧の通り、画面上から溢れんばかりのムキムキ成分に満ちている。それもそのはずで、本作はXBOX 360時代から続く名作『ギアーズ・オブ・ウォー』シリーズの最新作なのだ。メインの作品としては、2019年発売の『Gears 5』以来7年ぶりとなる。

『ギアーズ』といえば、人類と「ローカスト」と呼ばれる勢力の戦争を描いた作品。前述したような洋ゲーの「濃い」イメージを体現しているかのような血なまぐささと暑苦しさが魅力のシリーズだ。

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もちろん本作でも、主人公であるマーカス・フェニックスをはじめとした登場キャラたちの「漢」っぷりや、物陰に隠れつつ敵を狙う「カバーシューター」のプレイ感は健在。

過去作を知っている人は「これこれ!」となること請け合い。さらに今作から新たに始める人でも、普段とはひと味違ったシューター作品として楽しめるようになっているだろう。

このたび、XBOXの提供により本作を発売前に体験することができた。キャンペーンの序盤をプレイできたので、その所感をお伝えしていこう。

俺たちの『ギアーズ』が帰ってきたぞ!

文/海ソーマ


「始まりの日」を描く前日譚。マーカスとドムの黄金コンビが復活

さて、本作は「E-Day」のタイトルが示す通り、シリーズを通して描かれる戦いの「始まりの日」を描いた作品だ。要はこれまでの作品の「前日譚」で、時系列的には『初代』の14年前にあたる。

『ギアーズ』シリーズで描かれるのは、突如として地底より侵攻してきた勢力「ローカスト」と人類の存亡をかけた戦争。ストーリーや設定はいろいろ作り込まれているのだが、要は「地底から怪物が攻めてきた」ということさえ覚えておけばオーケーだ。

そして、まさにローカストの侵攻が始まったその日から数日間の出来事を描いたのが本作、というわけだ。

主人公となるのは、兵士の「マーカス・フェニックス軍曹」。『初代』〜『3』の3部作でも主人公を務めたムッキムキの激シブオジさんだ。

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彼とコンビを組むのが、親友の「ドミニク・サンチャゴ(通称ドム)」。こちらも3部作でおなじみの、プレイヤーに愛されていた相棒キャラだ。彼もまたムッキムキである。

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軍の式典に参加した後にバーで飲んでいたところ、ローカストの侵攻に遭遇したふたり。彼らは街の惨状を目にするや、すぐさま市民の安全を守るために武器を取って戦闘を開始する、というのが本作の導入となる。

まさに「漢」……。はち切れんばかりの筋肉を活かして、弱き者たちのために立ち上がる。ゲームのヒーローはこうでなくてはいけない。

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鉄パイプ片手に異形に挑む。

過去作のファンとしてはこの「マーカスとドム」というコンビの活躍をまた見られるというのは、かなり胸が熱くなるポイントだ。

ちなみに、本作は日本語吹き替えに対応している。マーカスもおなじみの渋いボイスで喋ってくれる。これも、過去作をプレイした日本のファンにはうれしい点だろう。

その後、謎の生命体に蹂躙される夜の街を進み、市民たちの安全を確保していくというのが序盤のステージの流れになる。

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そして、同じくバーに居合わせた「ルーカス」と「マグス」というふたりの兵士も戦いに参加。本作では、プレイヤーは4人組のチームで行動することになる。

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こちらは少し後の場面だが、4人チーム「ブラボー分隊」として戦う決意を固めるところ。

我らがマーカスはそんな即席のチームを率いて生き残りを探しつつ、立ちはだかるローカストを始末していくのだが……。

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マップのあちこちに八つ裂きにされた市民や戦いの末に果てた警官の死体などが転がっており、けっこう怖い。

そういえば、これまでの『ギアーズ』はあくまで「兵士vsローカスト」という戦いであった。一般市民たちが成すすべもなく殺戮される描写というのはあまり無かったような気がする。

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これも、始まりの日「エマージェンス・デイ」を描いた本作ならではの味だ。この序盤の街のステージは、モンスターパニックホラーのような雰囲気が漂っている。

夜が舞台ということもあり、襲い来るローカストたちはこれまで以上に荒々しく、脅威を感じるような印象を受けた。

さらにチャプター1のラストでは、巨大なローカストの怪物を相手にしたボス戦に挑戦。廃墟と化した夜の街を背景に迫りくる巨体は、まるで怪獣映画のようだ。

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その巨大な手足から繰り出される攻撃は大ダメージ必至。一撃ダウン余裕なため、必死で逃げ回りながら銃弾の雨を浴びせていく。普通にめっちゃ怖かったが、マーカスのムキムキパワーを信じて果敢に攻めていった。

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やがて、苦労の末にこの怪物を撃破したところで、侵攻初日を描いたチャプター1が終了となった。

平和な街が突如として謎の軍勢に蹂躙されるというパニックホラーのような雰囲気が、これまでの『ギアーズ』とは一風変わった導入となっている点が印象的だった。

そして、そんなホラー感を吹っ飛ばすかのようなマーカスとドムの「漢」っぷりが最高だ。やっぱり、この2人の活躍をまた見られるというのはひたすら胸アツである。

おなじみの「チェーンソー銃」も登場。過去作のフィーリングはそのまま、遊びやすくなった戦闘

ここでは、本作の戦闘の模様を紹介していこう。大まかなゲームの進行としては、各所に用意されたイベントまたは戦闘をこなしつつマップを進んでいくというオーソドックスなものとなる。

そして、マップは各チャプターごとに切り替わる。たとえば、チャプター1では夜の街を舞台に襲撃直後の混乱を描いていたのが、チャプター2からは昼の街中で軍の作戦として本格的にローカスト相手に戦闘を展開していく、といった具合だ。

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混乱から一夜明けたチャプター2。明るくなると、本作のグラフィックがいかに強化されているかがわかりやすい。

戦闘は初代からおなじみのシリーズの代名詞でもある「カバーシューター」方式で進行する。まず、XBOXコントローラーのAボタンを押すと操作キャラが物陰に身を隠す。そこからエイムボタンで狙いつつ、同じように隠れながらこちらを狙う敵を撃っていく、というシステムだ。

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また、こちらもおなじみのシステムである「アクティブリロード」もしっかり搭載。これは、リロード時に画面の表示に合わせてタイミングよくリロードボタンを押すと装填される銃弾が強化されるというもの。失敗するとジャムってリロード時間が伸びてしまうが、慣れれば結構な確率で成功できるため積極的に狙っていきたい。

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黄色のバーに合わせてボタンを押せば成功となる。

このあたりは、『ギアーズ』らしさはそのままという印象で、過去作のプレイヤーにとっては安心感のある部分だろう。

さらに、基本的なフィーリングはこれまでの作品とほぼ同じだが、調整が加えられている点もある。まず、本作では「ダッシュ」が左スティック押し込みとなった。実はこれまでの『ギアーズ』作品におけるダッシュはAボタン長押しとややクセのある挙動だったのだが、これにより一般的なシューター作品に近い感覚になり、マップ上での移動がスムーズになった。

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さらにはYボタンでジャンプもしくは障害物の乗り越えも行えるようになった。これもまた過去作では若干慣れが必要だった部分なのだが、今作ではカバーからカバーへの移動もより直感的に行えるようになっている。

そして、シューターならば忘れてはいけないのが武器である。『ギアーズ』といえばなんといってもこれ、という武器がこちらの「ランサー」。

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銃剣の代わりにチェーンソーを取り付けたという「漢」らしすぎる銃だ。シリーズを象徴するこちらの武器は、本作ではプロトタイプとして登場。

使用感としては、オーソドックスなアサルトライフルという感じ。おそらく、プレイを進める上ではこの「ランサー」をメインとしつつ、状況に合わせてショットガンやスナイパーライフルなどの武装を選択していくことになるだろう。

そして、銃をぶっ放す以上に爽快なのが、銃剣代わりの「チェーンソー」を使用した近接攻撃だ。近接攻撃ボタンを長押しすれば「ギュイーン」と刃が回転し……

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そのまま憎きローカストを一刀両断!

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一切容赦のない血と暴力の応酬。これこそが『ギアーズ』の戦いなのだ。


以上、『Gears of War: E-Day』のキャンペーン序盤をプレイした所感をお伝えした。

ここまでの体験を総評して、本作は……「めっちゃ『ギアーズ』してる」ということがいちばんの感想だ。

おなじみのシステムやプレイフィールはそのままに、強化されたグラフィックでかつて洋ゲーマーたちが熱狂した「血と暴力にまみれた争いの世界」をこれでもかと体験できる遊び心地に仕上がっている。

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そして、マーカスとドムという黄金のコンビをまた日本語吹き替えで楽しめるというのも、ファンにとっては「待ってました!」という要素だ。

古参ファン歓喜な要素が詰め込まれた本作だが、新たに本作から『ギアーズ』の世界に入っていくというプレイヤーにとっても、本作のハードな世界観はユニークなものだと感じられるのではないだろうか。「前日譚」ではありつつも前提知識等はほぼ不要なので、「ムキムキのオジさん」たちの活躍が見てみたいという方はぜひ本作を試してみてもらいたい。

The Coalitionが開発し、Xbox Game Studiosが販売する『Gears of War: E-Day』はXBOX Series X|S、XBOX on PC、Steam向けに日本時間では10月7日発売予定。Xbox Game Pass UltimateおよびPC Game Passにも対応予定だ。

編集・ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。最も脳を焼かれたゲームキャラは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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