ふわっと甘く香るのに、口のなかには血の味が残る。1周年を迎えた『ステラソラ』は、そんなゲームになりつつある。
かわいいキャラクターに、紳士の視線をとらえて離さない衣装。ゲームの外でも、公式YouTubeチャンネルのショート動画に、ASMRまで展開されている。目と耳の両方から、とことん甘やかしてくれる。
それなのに、メインストーリーだけは、心を休ませてくれない。読みながら、思わず胸をかきむしり、唇をかみしめてしまう。いつの間にか息をするのも忘れている。

『ステラソラ』は、『アズールレーン』や『ブルーアーカイブ』などのパブリッシャー(日本国内の運営・配信元)を務めるYostarが、2025年10月20日にリリースしたファンタジーRPGだ。
本作の魅力をひと言でいうなら、なんだろう。未プレイの人に紹介するなら、自分の答えは時期ごとにこう変わってきた。
リリース直後「紳士の心をくすぐるゲームだ!」
ハーフアニバ「魔王ちゃん(主人公)がかわいいゲームだ!!」
1周年のいま「バッドエンドがやばいゲームだ……」
そう、すごいことになっているのだ。メインストーリー第八章、第九章の、とくにバッドエンドが。
読み終えた瞬間、正直「いいじゃん」と思った。この気持ちを誰かに話したい。でも、ネタバレになってしまうから、中身を口にするわけにはいかない。
きっと、みんな同じなのだろう。あの結末を見届けたプレイヤーたちは、Twitter(現X)に阿鼻叫喚を垂れ流すことしかできない。セミやカエルの合唱のように、ただただ鳴き続けている。
とはいえ、せっかくの1周年だ。無料100回ガチャや1周年記念のログインボーナスも用意され、新規の人も始めやすく、お休みしていた人も戻りやすいタイミングになっている。
そこでこの記事では、まずは目と耳を甘やかしてくれる本作の魅力と、1年遊んできて感じているサブゲーとしての付き合いやすさを。そして最後に、ネタバレ注意を挟んで、第八章、第九章のバッドエンドを紹介していく。
文/竹中プレジデント
※この記事は『ステラソラ』の魅力をもっと知ってもらいたいYostarさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
目には天国、眺めがいい。開発陣にいるであろう「隙間の匠」に感謝を
『ステラソラ』は、眺めがいい。
そう思ったのは、正式リリースよりも前。2025年5月から6月にかけて行われたクローズドβテスト(CBT)のときだ。あれから1年4ヵ月ほど。その気持ちは、いまも変わらない。
CBTのスタート画面のビジュアルがこちら。この時点で、もう見晴らしがよかった。
そしてゲームを始めると、目に飛びこんでくるのがこの光景だ。

すばらしい景色だ。眺めのよさを最優先した設計としか思えない。
ここからが大事なのだが、『ステラソラ』の衣装は、決して肌の面積で勝負するタイプではない。むしろ逆だ。布地がちゃんとあるのだ。あるほうなのだ。
かわいらしいキャラクターが数多く登場する本作。そのビジュアルのなかでも、いちばん好きなのはこの衣装の作りだ。奥ゆかしいのに、紳士の心をくすぐってくる。
たとえるなら、少年マンガを読んでいてドキッとする、あの感覚に近い。同じ場面が青年マンガにあっても、たぶん同じようには響かない。肌をあまり見せない服装が当たり前の世界だからこそ、ふとした瞬間に心が揺れるのだ。
その「ふとした瞬間」を生むのが、「隙間」である。布があるからこそ生まれる隙間。ここに、どうしようもなくドキドキさせられる。『ステラソラ』の開発陣には、隙間の匠がいるに違いない(妄想)。
ちなみに、本作には通常衣装とは別に、アナザーイメージ(別衣装)もある。こちらは、刺激的な方向にいささか冒険している。
なかでも、1周年のタイミングでお出しされたアナザーイメージは……なかなかにすごい。
すでに遊んでいる人にも、気になっている新規の人にも、あらためて伝えたい。
『ステラソラ』は、目の保養になるゲームなのだ。
かわいさの福利厚生は、ゲームの外まで。公式ショート動画の距離感がすごい
『ステラソラ』のかわいさは、ゲームのなかだけでは終わらない。
公式マンガや、やたらと豊富な描きおろしイラストなど、ゲーム外での展開も多い。とくにありがたいのが、公式YouTubeチャンネルで毎週月曜日に公開されているショート動画だ。
キャラクターが3Dで動き、フルボイスでしゃべる。ゲーム本編とはまた違ったかわいさを味わえるのだ。福利厚生が手厚い。
第1弾「ボス、今週もがんばろ。」に登場するのは、コハク。物語の冒頭から、魔王さんとともに旅を続けてきた仲間だ。
堪能してほしいのは、距離感の近さである。近い。マジで近い。息遣いまで聞こえてきそうなほどだ。画面の占有率がとんでもないことになっている。
ふたりは、いっしょに戦い、同じ時間を過ごしてきた。巡遊者(冒険者)であるコハクにとって、魔王さんは命を預けあう仲間である。
たとえば先生と生徒のような関係なら、どこかで線を引かなければならない。でもふたりには、その線がない。だからこそ、ここまで近いのだろう。
実際、スキンシップに躊躇がない。いっしょに寝転がって、身体の上にのってくる(#1)。背中の汗をふく、業の深いシーンまである(#16)。距離感が、完全にバグっている。
このショート動画のいいところは、もうひとつある。ゲームでは見られない角度で、彼女たちのいろんな姿を見られることだ。
背中の隙間と、太ももの隙間を見せてくれる(#2)。並んで座っているアングルを見られる回もある(#21)。どこから見ても、景色がいい。ずっと眺めていたくなる。
なお、2026年10月5日からは、第2弾「魔王さん、今週も頑張ろ~っ!」も始まっている。今度はナズナが登場する。メインストーリー第三章から本格的に姿を見せる、花咲旅団のメンバーだ。
見どころをひと言でいうなら、うしろ姿である。
スカートの裾が……危ない……!
わざとなのか? わざとなんだよな? わざとであってくれ。
まんまと視線を誘導されている。それでも、今週もがんばる気持ちになっている。ありがとう、ナズナ。
耳まで甘やかしてくれるASMR。さすがはYostarのお家芸
そして、語らねばならない。『ステラソラ』にはASMRもあることを。これがまた、いいのだ。
ASMRといえば、Yostarのお家芸と言って差し支えないだろう。『アークナイツ』や『ブルーアーカイブ』でも、数多の作品を手がけてきた。『ステラソラ』でも、すでに3作品がリリースされている。
第1弾は、2026年4月12日に発売された「コハクASMR~鳴動する気持ちの音~」。ひょんなことから猫になってしまった魔王さんが、コハクに拾われるお話だ。
たまらないのは、猫好きのコハクの、遠慮のないかわいがりっぷりだ。
腕のなかに抱えられ、頭をなでられ、ぎゅ──ーっとされる。「にゃにゃにゃ」と猫語を浴びせられる。密着しているので、心音まで聞こえてくる。水浴びでは、コハクの膝の上で、ゆっくり、やさしく洗われる。猫だから大丈夫なのだ。
ASMR定番の耳かきシーンも、もちろん完備。かりかり、かりかり……。無防備な耳をおそうじされる。その間ずっと、コハクにじっと見つめられる。耳を。恥ずかしいが、至福の時間だ。
ちなみに、道具を用意したのも、やりかたを教えたのも、膝枕をすすめたのも、どうやら、みんなのお母さん役であるカエデらしい。さすがだ。ナイス、カエデ。ありがとう。
第2弾は、2026年7月20日に発売された「ナズナASMR~ふたりっきりのおたのしみ~」。クレーンゲームの上級者であるナズナに、遊びかたを教わるところから始まる。
ところが、その途中、魔王さんのお耳が弱いことがバレてしまう。その結果、はむはむ、はむはむ……と、イタズラされるはめに。耳にささやき声と吐息をぶち当てられて、落ち着いていられるはずもない。
耳を疑った。ASMRなのに、耳を疑った。「こ、これは全年齢にお出しして大丈夫なのか……?」
しかも、困惑しているなか、突如としてふたりの勝負が始まる。ルールは、耳元でささやかれても声を出さないことだ。お手並み拝見……などと構える余裕はない。負けることは一瞬で悟った。実際、負けた。
その後も、全身を洗われたり、ハグされながらいっしょにおやすみしたり。スキンシップは、なかなかに過激だ。
そして最後の最後、ナズナに怒られてしまい、なんでも言うことを聞くことになる。そこで求めてくる要望が、またすごい……。もう一度言う。これ、全年齢で大丈夫なんですかね?





















