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『FM26』を240時間遊んだ僕が最新作『Football Manager 27』で感動したこと。UI改善と試合の進化で直感的にカリスマ監督になれる、いちばん遊びやすい『FM』になっていた

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サッカー経験者でもない筆者がドハマりし、240時間を捧げたサッカーシミュレーションゲームがある。

それが、2025年の秋に発売された『Football Manager 26(以下、FM26)』だ。

前作からゲームエンジンやUIが一新され、『FM』シリーズの新たなスタートとなった『FM26』。しかし、プレイヤーからは新たなUIに対するさまざまな意見が寄せられていた。

そんな意見を受け止め、2026年11月11日に満を持して発売されるのが、シリーズ最新作『Football Manager 27(以下、FM27)』だ。

『FM26』で多くあったUIへの意見としては、見たい情報にたどり着くために必要なクリック数が多いことや、ひとつの画面で確認できる情報が少ないことなどがあった。

『FM27』を起動していちばんに感じる変化は、まさにそのUI面の改善だった。もちろん進化したのはUIだけではない。戦術構築、試合、クラブ経営まで、ゲーム全体が直感的に遊びやすくなっている。

本稿では『FM26』を240時間遊んだ筆者が、『FM27』をプレイして感動した進化の数々を紹介していく。

文/としあど
編集/柳本マリエ

※この記事は『Football Manager 27』の魅力をもっと知ってもらいたいセガさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


画面上の情報量が爆増。ワンクリックで見たい情報がしっかりみつかる

『FM27』で感じたいちばんの変化、それはひとつの画面に表示される情報量だった。

『FM26』では、情報が画面上のいくつかのタイルに分けられており、タイルからさまざまな情報にアクセスできる一方で、詳細な情報を見るためには情報タイルをクリックする必要があったり、逆に必要な情報の探し方がわかりにくくなったりしていた側面もあった。

『FM27』ではそんな不満を解消し、情報タイルが情報の表示に特化している。全画面で表示される画面も増えており、見たい情報へたどり着くまでのクリック数が明らかに減っているのだ。

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参加している大会一覧画面。『FM26』(上)では表示されていない順位や活躍選手が『FM27』(下)では表示されている。

たとえば、ゲーム中でもっとも開く頻度が高いポータル画面では、チームスタッフからのメッセージの表示方法が劇的に改善されている。

『FM26』ではメッセージ内の情報タイルには簡易的な情報のみが表示され、詳細な内容を確認するためにはタイルをクリックする必要があった。

それが『FM27』ではメッセージをクリックするだけで詳細な情報が表示されるように変化している。必要であれば同じ画面からスタッフに指示をすることまで可能になっている。

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『FM26』では概要が表示された情報タイルをクリックしないと表示されない画面が──
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『FM27』ではワンクリックで表示されている。

画面上部のメニューバーから移動できる各画面でも同じように、ワンクリックで確認できる情報量が増えている。

「チーム」画面をひらけばチームメンバーの情報が一覧でき、「戦術」画面をひらけばそのまま戦術の調整ができてしまう。

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小さな情報タイルから関連する情報へ移動できる『FM26』の良さも残しつつ、ひとつの画面で見られる情報や、できることが増え、テンポよく自分のしたいことができるのだ。

膨大な情報量とにらめっこをして、戦術やクラブ経営の戦略を考える時間は『FM』の醍醐味でもある。しかし、すべては試合に勝ち、クラブを成功に導くための準備だ。試合を見るのが大好きな筆者のようなプレイヤーでも、ストレスなく、試合に向けた準備が手早くできる。

それが最高の進化を遂げた『FM27』のUIなのだ。

ひと目でわかる情報表示。サッカー未経験でも戦術が組み立てられる

『FM』で最初に難しさを感じるのは、戦術の構築と予算に縛られたクラブ運営だろう。サッカー未経験の筆者にとっての最初の壁もそうだった。しかし、『FM27』ではそのハードルが下がっている。

たとえば、試合後にスタッフが作成してくれるレポートでは、試合の内容についての情報が簡単に確認できるようになっている。

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各項目をクリックすることで詳細な情報が確認できる。

『FM26』にはなかった「ヒートマップ」では、それぞれの選手がピッチ上のどこでプレイしている時間が多かったのかを視覚的に確認できる。

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オフェンス時だけでこんなに動いてる!がんばってるな!

「パスマップ」では選手同士のパスの頻度を見ることができる。チームの司令塔が誰なのかといったことや、あまりパスを受けられていない選手がいないかなどを視覚的に確認することができるのだ。

「パスマップ」は相手チームと比較することもできる。チームごとの特徴を感じられるので、いろんなチームの「パスマップ」を見るだけでも楽しい。

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勝った試合(上)と負けた試合(下)を比べると、ピッチ中央でのパスの頻度が低い。

これらの情報は試合の勝敗の要因を見つける手がかりにもなってくれる。

サッカーの戦術に詳しくなくても、こうした情報が感覚的につかめるおかげで「こっちのサイドから攻めればよかったのか?」「このパスが通らないようにすればいいのか?」といった気づきを得ることができるのだ。

さらに、視覚的な情報はクラブ運営の面にも追加されている。

選手の給料や移籍のための費用を、与えられた予算の中でやりくりしなくてはいけない『FM』では、どのポジションにお金をかけて強化するのかという判断が重要になる。

そこで役立つのが「選手層」や「現在のベストイレブン」の画面だ。

「選手層」の画面では各ポジションの選手を強さ順に並べてくれるため、どのポジションの選手層が薄いのか、ひと目でわかるようになっている。

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スタメンゴールキーパーが怪我でもしたらどうしよう……

さらに「現在のベストイレブン」では、各ポジションの最高評価の選手と、最も有望な選手を確認できる。

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フォワードの有望株が欲しい……!

これらの情報がひと目でわかることで「このポジションは有望な選手に経験を積ませていこう」や「急いで控え選手を獲得しなくては!」といったクラブ運営の判断が簡単になっているのだ。

『FM』における戦術の構築やクラブ運営はトライ&エラーの繰り返しだが、こうした視覚的な情報が増えたことで『FM27』では“トライ”をするハードルが格段に下がっている。サッカー未経験者も、経営シムが苦手な人でも、最初の「楽しい」にたどり着きやすくなっているのだ。

試合はより戦術的でリアルに。でも選手への指示はワンクリック

試合の表現も格段に進化しており、選手の動きやボールの挙動がよりリアルに、そして戦術的になっている。おかげで『FM27』では試合を見るのが楽しくてしかたがない。

ペナルティーエリア付近では、ゴール前への飛び出しや、クロスボールの蹴り方のバリエーションが増え、いろんなかたちの決定機が見られるようになっている。

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さらにドリブルのモーションも増えており、積極的にドリブルでの突破を仕掛ける選手や、スマートなパスで状況を一変させる選手といった個性が一層感じられる。

この個性は、ディフェンス面でも感じられる。

相手の動く先に回り込もうとする動きや、パスカットを狙って足をのばすタイミングに、選手の知性を感じるのだ。1対1のシーンでジリジリと駆け引きするようなシーンもみられ、『FM26』ではあまり感じなかった「お前ディフェンスうまいな!」という気持ちを頻繁に抱くようになっている。

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味方がディフェンスに戻る時間を稼ぐ選手に拍手を送りたい!

そして、試合で進化しているのは選手たちだけではない。監督としてできることも大きく進化している。

試合中のUIも刷新され、これまで以上に多くの情報を試合中に確認することができるようになっていた。

両チームのシュート本数やパスの成功率、ボール支配率などの情報にくわえ、先述した「ヒートマップ」や「パスマップ」、チームの「平均ポジション」や、どこからシュートを撃っているかがわかる「シュートマップ」など、どれを見ればいいのかわからないほどの情報量である。

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各タイルからさらに詳細な情報を見ることもできる

情報タイルのカスタマイズもでき、自分が見たい情報を、すぐに見えるようにしておくことが可能になっている。

さらに、タッチラインからできることとして、戦術の「調整」が追加されている。

戦術の細かな調整は前作からもできたことだが、この「調整」機能のすごいところは、おおまかな方針を選んでクリックするだけで簡単に戦術の調整ができてしまうことだ。

「落ち着いてプレイしろ」や「後ろからつなげ」といった指示を飛ばすだけで、試合のテンポやディフェンスの強度、ロングシュートを狙う頻度など、これまでひとつずつ変更していた項目をまとめて変更できるのだ。

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メリットとデメリットまで教えてくれる親切設計

細かな戦術は知らなくても、スタミナを温存したいなら「消耗を抑えろ」、試合終盤に点が欲しいなら「総攻撃しろ」と直感的に指示することができる。しかもこの調整がしっかり試合展開に影響を及ぼすから、チームを指揮するカリスマ監督気分が簡単に味わえるのだ。


240時間も『FM26』を遊んだことで、さまざまな意見があったUIにもすっかり慣れきっていた。しかしそんな筆者でも、最新作『FM27』から多くの進化と改善を感じることができた。

UIの進化や視覚的に理解できる情報の増加によって、試合の結果に一喜一憂したり、新しい戦術を考えたり、優勝請負人としていろんなチームを転々としたりする『FM』の多彩なおもしろさにたどり着くハードルが下がっている。シリーズファンはもちろん、これから『FM』を遊ぶ方にもおすすめできる作品だ。

ちなみに筆者は、指揮しているクラブのユースチームから上がってきた選手が成長し、チームのスター選手になっていくのを見守るのが大好きだ。国の代表選手に選ばれたらとっても誇らしいし、海外のビッグクラブから高額な移籍金を提示されてチームを去ってしまうのも、悲しいけどちょっとうれしい。育てた選手を自ら代表チームで指揮できる「代表監督モード」も、正式ローンチから実装されるという。いまから楽しみでしかたがない。

何人かのスター誕生を見守っていれば、気づけばゲーム内の日付は2061年という近未来、プレイ時間は240時間である。本稿をきっかけに『FM』の沼にハマる仲間が増えてくれれば、それ以上にうれしいことはない。

直感的に戦術的なサッカー監督になれるゲーム『Football Manager 27』は11月11日発売だ。

ライター
RPGにノベルゲー、シミュレーションまで様々なジャンルのゲームを遊び、アニメや小説、スポーツまで関心を向ける雑食系。毎晩、友人たちとゲームをする日々を送っており、高校時代に遊んだ『Apex Legends』を皮切りに『オーバーウォッチ』や『League of Legends』と、対人ゲームの沼を転々としている。癖のあるキャラほど凝る性分で、『オーバーウォッチ』ではレッキング・ボールOTP。
編集
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちで、レベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著『デブからの脱却』(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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