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『にゃんこ大戦争』で不正ゲームデータの作成・販売・購入した19人が書類送検。ゲームデータのアカウント売買するサイトで取引

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 ポノス株式会社は、スマートフォン向けゲーム『にゃんこ大戦争』に関して、1月18日に京都府警察から、ゲームデータを作成し当該ゲームデータを販売・購入した「私電磁的記録不正作出・同供用事件」として、被疑者19名を送致したとの発表があったことを明かした。

 『にゃんこ大戦争』はiOS、Android向けのスマートフォンゲーム。さまざまな「にゃんこ」を生産・編成して出撃し、敵の城を攻め落とすゲームとなっており、全世界累計6700万以上のダウンロードをほこる人気ゲームだ。

 今回、その『にゃんこ大戦争』のゲームデータを不正に作成して販売、または購入したとして、19人が書類送検となった。6道府県警察が連携して取締りを行ったものだという。

『にゃんこ大戦争』で不正ゲームデータの作成・販売・購入した19人が書類送検。ゲームデータのアカウント売買するサイトで取引_001
(画像はにゃんこ大戦争 | ポノス株式会社より)
『にゃんこ大戦争』で不正ゲームデータの作成・販売・購入した19人が書類送検。ゲームデータのアカウント売買するサイトで取引_002
(画像はにゃんこ大戦争 | ポノス株式会社より)

 また、今回の捜査から、ゲームデータなどを扱う「アカウント売買サイト」での問題点が浮き彫りになったことから、6道府県警察連名により、アカウント売買サイトに対して改善の要請書が発出され、利用者への注意喚起や不正取引監視体制の強化が要請されたとのこと。

 『にゃんこ大戦争』を提供するポノスは「このような不正行為及び犯罪行為については、フェアに遊んでいただいているユーザーの皆様との公平性を保ち、多くの皆様が健全に遊んでいただける環境を保持するためにも、厳正に対処していく方針です」とコメント。

 また不正データの作成・売却、さらにそれを購入することは利用規約違反ならびに犯罪行為となる可能性があり、興味本位であっても絶対に行わないようにと注意喚起している。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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