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『コール オブ デューティ』シリーズ、AIを活用した「暴言検知システム」を導入へ。AIがヘイトスピーチや差別発言、ハラスメントといった暴言をリアルタイムで特定・通報

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 Activisionは現地時間の8月30日(水)に公式ブログを更新し、11月10日(金)の発売を予定している『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』にて、ゲーム内ボイスチャットにおける暴言をリアルタイムで検知するシステムを導入すると発表した。

 これに先駆け、同様のシステムが『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』『コール オブ デューティ ウォーゾーン』にて、同日8月30日(水)から北米でベータテストを開始している。公式ブログによれば、今後はアジアを除く全世界でのフルリリースを想定しているようだ。

 『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』ではまず英語でのサポートからはじまり、後日にほかの言語にも対応していく流れとされている。

 AIを活用したボイスチャット・モデレーション技術「ToxMod」を利用した新システムでは、ヘイトスピーチや差別的な言葉、ハラスメントなどをふくむ暴言をリアルタイムで特定して取り締まることにより、既存の対策をさらに強化するとしている。

 Activisionでは『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』の発売以来、既存の対策によって100万を超えるアカウントのボイスチャット、テキストチャットに制限を課してきたという。継続してアップデートされているフィルタリング技術により、有害な言葉を適切に、リアルタイムで検知することが可能になっているそうだ。

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(画像はActivision 公式ブログより)

 Activisionは引き続き、暴言をはじめとするゲーム内の有害性に立ち向かっていく姿勢を示している。本件の詳細についてはActivisionの公式ブログを参照されたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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