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国土交通省が『マインクラフト』上で実在するダムを再現した動画を投稿し「クオリティが高すぎる」と話題に。工事事務所のホームページにて近日ワールドデータが配布される予定

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国土交通省の九州地方整備局は11月16日(木)、公式YouTubeチャンネルに『マインクラフト』を用いて熊本県に実在する「立野(たての)ダム」を再現した動画を投稿。ネット上ではクオリティの高さを称賛する声が上がり、話題となっている。

立野ダムは熊本県を流れる一級河川「白川」の洪水被害を防ぐために設計された洪水調整専用ダムである。1953年に発生し数百名の死者・行方不明者を出した「6・26水害」と同程度の水量を安全に流すことを目標として、1983年より建設事業に着手。40年の時を経て2023年5月にダム本体の工事が完了した。

洪水調整専用ダムは別名“流水型ダム”とも呼ばれ、平常時には貯水せず増水時にもゲート操作などの人為的な操作はおこなわない。

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(画像はダムの目的と役割 立野ダム工事事務所 | 国土交通省 九州地方整備局より)

先の11月1日にはダム内部の穴を一時的にふさいで満水時の安全性を確認する「試験湛水」を実施する予定だったが、関連工事の進捗なども踏まえ実施を延期している。

今回公開された動画では、『マインクラフト』内で制作した立野ダムの再現マップと実在の立野ダムの写真が比較されており、ダムの堤体部分に使用されているコンクリートの変色までしっかりと描写するなどその完成度の高さがうかがえる内容となっている。

本動画が投稿された翌日にはX(旧称Twitter)上で動画の情報が拡散されており、「感動すら覚える」「九州すべてのダムを『マイクラ』で作ってほしい」など非常に好意的な反応が寄せられていた。

動画説明欄の記載によると、近日のうちに立野ダム工事事務所のホームページにて、動画で使用されたワールドのデータが公開される予定とのことなので、興味のある方は事務所の公式ホームページ公式X(Twitter)アカウントなどをチェックし、続報を待ってみてはいかがだろうか。

ライター
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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