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「絶対に振り返ってはいけない」帰り道を進むホラーゲーム『孵道』のフルボイス付き最新トレーラー映像が公開。『奇天烈相談ダイヤル』の法螺会による、1人だけの帰り道でつい振り返りたくなる誘惑に抗う短編ホラー作品

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インディーゲームサークルの法螺会は8月4日、ホラーアドベンチャーゲーム『孵道』の最新トレーラー映像を公開した。本作はSteamにてリリース予定で、公式Xアカウントの告知によればリリースは8月第2週の後半を目指しているとのことだ。

なお、『孵道』には残虐的な描写やジャンプスケアが存在し、トレーラー映像内にも一部それらの要素が含まれるため、苦手な方の閲覧には注意してほしい。

『孵道』(読み:かえりみち)は、先生に「絶対に振り返ってはいけない」と言われた帰り道を進む主人公の「僕」としてプレイするアンリアルホラーアドベンチャーゲーム。1周20分ほどでプレイできる短編作品で、クリアとゲームオーバーを含めて全10種類のエンディングが存在するようだ。

本作は相談者の話を聞いて怪異かどうか診断するゲーム『奇天烈相談ダイヤル』を手掛けた法螺会による新作だ。公式Xアカウントにて行われた音声の出演者募集には多数の応募が集まるなど、シンプルながらも不気味なゲーム性と写実的な背景グラフィックで発表時から話題となっている作品だ。

本作は立体音響を採用しており、ヘッドホンまたはイヤホンを付けてのプレイが推奨されている。最新のトレーラー映像では、帰り道についての注意をする「先生」とどこか不気味な眼差しの少年のセリフがフルボイスで収録されており、後ろから声をかけられてつい振り返りそうになる臨場感のあるシーンが描かれている。

本作の操作はボタンを押して前に進むか、気になる所を見るだけのシンプルなもの。しかし映像終盤では、背後からかけられた何者かの声に振り返りそうになる「僕」がその衝動に抗うシーンらしきものも。画面に表示された「振り返らない」というボタンの周囲には時間経過で減少するゲージが表示されており、誘惑を振り払うためには素早い操作が要求されそうだ。

ゲームの開発にあたって法螺会はFANTIAにて支援者を募集しており、一定以上の支援プランの特典には体験版の配布も含まれている。開発者によれば『孵道』のβ版の作業は完了しており、バグチェックをして問題がなければ8月6日中には支援者向けに配布する予定とのことだ。

『孵道』はSteamにてストアページが公開中。詳細な発売時期などの続報については、公式Xアカウントをチェックしよう。

ライター
なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『ドラゴンクエスト』シリーズで育ち、『The Stanley Parable』でインディーゲームに目覚めた。作った人のやりたいことが滲み出るゲームが好きです。

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