高畑勲監督によってスタジオジブリで制作されたアニメーション映画『火垂るの墓』が、今年の8月15日に日本テレビの金曜ロードショーで放送されることが決定した。同番組内で本作が放映されるのは約7年ぶり。
本作は野坂昭如による同名の小説作品を原作とした映画作品。戦火の中で親を亡くした清太と、彼の妹である節子が、戦争の混乱の中で命を落とすまでを描く。なお、放送日の8月15日は終戦から80年を迎える日でもある。
発表
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) May 26, 2025
高畑勲監督作
8月15日『#火垂るの墓』
戦後80年
今こそかみしめたい命の物語
戦火を生きた幼い兄妹が懸命に生きようとする心震わす感動作 pic.twitter.com/7WKKs4ZU71
ファンタジー的な世界を舞台にすることが多いスタジオジブリ作品の中では異例ともいえる、文学作品を題材にしたシリアスな物語。今年7月15日からはネットフリックスでの国内配信が始まることも決定しており、その際にも大きな話題となった。
今回の発表を受けてX上では「ずっと観たかった映画」「今の人こそ見るべき」「心が苦しくなるけど見て欲しい」など、歓迎の声が多数上がっている。一方で「トラウマすぎて観れない」「あれを再び見るのは心が拒絶する」といった、本作のような悲劇的な物語を再び見るのは辛すぎるという投稿も多いようだ。