デベロッパーの13th Street Studioは6月4日、同日に配信された「The MIX Summer Game Showcase 2025」にて同スタジオが開発中のホラーゲーム『BECROWNED』の最新映像を公開した。
本作は『サイレントヒル』シリーズに影響を受けた、レトロなグラフィックで展開される三人称視点のサバイバルホラーゲーム。現在Steamストアページが公開中となっており、ゲームの序盤が遊べる体験版も公開中となっている。
『BECROWNED』は、人間の恐怖が現実のものとなり、あらゆるところに危険が潜む世界を舞台にしたホラーゲーム。プレイヤーはリチャード・トーランスという「幸福」を手に入れたことがない男となり、悪夢のような光景が広がる世界を探索していく。
作中では、インベントリ管理やリソース管理、メモや戦闘システムなど古典的なメカニクスが多く搭載されているほか、パズルといった謎解き要素も多く組み込まれている。謎に満ちた場所の数々を歩きながら、主人公の過去の謎を解き明かそう。


また、本作は主人公の選択肢によってエンディングが変化するマルチエンディング方式を採用している。主人公の決断によってハッピーエンドから悪夢のような結末まで、複数のエンディングが用意されている。救世主となるのか、それともすべてを滅ぼすのかはすべてプレイヤー次第となっている。
なお本作について開発者は、『サイレントヒル』や『ダークソウル』に雰囲気が似ているとコメント。モダンな映像技術とローポリゴンのレトロなグラフィックが融合するクラシックなスタイルにより、恐怖のみならず美しさも表現している。


『BECROWNED』は現在Steamストアページが公開中だ。現在、序盤が遊べる体験版も配信中となっている。