いま読まれている記事

細川たかしの新曲『津軽泣かせ節』のMVがカオスすぎる。芸道50年を迎えた巨匠の記念曲。なぜかMAD作者が映像など担当

article-thumbnail-250617u

日本コロムビア株式会社は6月15日、芸道50年を迎えた演歌歌手・細川たかしの記念曲『津軽泣かせ節』のミュージックビデオを公開した。

新曲『津軽泣かせ節』は、津軽の海を舞台に、津軽三味線とストリングスを中心に豪快さと哀愁感を表現し、女の叶わぬ恋心を歌う本格演歌。

6月15日は本人の75歳の誕生日で、ベストアルバムの発売日でもある。記念に公開されたMVは、細川のこれまでが詰まった感涙必至の映像に仕立てられている。

今回のMV制作に携わったのは、音MAD作者・わたぴー氏とみずれ氏。「音MAD」とは、ニコニコ動画といった動画サイトが台頭し始めた00年代から急速に発展を遂げた動画の表現手法。すべての動画がそうとは限らないが、アニメやゲーム、テレビ番組での特徴的な発言やフレーズを素材に、音楽・リズムに合わせて編集しているのが特徴だ。

その特性から著作権者の権利などを侵害しているものが多数を占める動画ジャンルだが、近年はマクドナルドや日清といった企業もプロモーションに採用するなど、キャッチーな表現手法として注目を集めている。

MVの映像・脚本を担当したわたぴー氏は、ニコニコ動画を中心に活動している音MAD作者で、ミームとしても人気を博した「スネ夫が自慢話をするときに流れている曲」を素材に用いた動画が有名。その独創的な発想や世界観、そして家族ぐるみで音MADを表現するという“スネ夫の自慢話”のようなコネクションなどが人気を博している。

今回のMVには「“音”MAD」要素は含まれていないが、特有の狂気や迫力は据え置き。少ない素材に対して、多彩な“味付け”を徹底的に行う表現手法はMAD動画でしか見ることができないだろう。映像はストーリー仕立てとなっており、あらすじは以下の通り。

かつて人と文明が栄える前、津軽は「猫の楽園」であったという噂を聞き付けた細川たかしがタイムマシンに乗って未来からやってくるシーンからスタートする。細川の公式SNSの写真素材を基に構成され、出演するのは細川に加え、細川家の愛猫「リン」「クジラ」「チョコ」の3匹の猫たちだ。唐突に始まる「芸道50年記念クイズ大会」、「泣かせ三昧」を名乗る悪霊たちとの戦い、果たして細川たかしは猫たちを悪霊から守ることができるのか?

今年で芸道50年を迎えた巨匠の記念曲が、演歌のイメージから著しく外れたMADのようなMVになっていることに困惑するファンもいるかもしれない。

しかし、今回のような「細川たかし公式MAD」は2回目であり、2024年にも細川たかしの新曲『男船』のMV制作をわたぴー氏ら音MAD作者が担当している。滅茶苦茶な形でMAD素材にされている本人がMVを見て何を感じているのかは非常に気になるが、興味があればこちらも併せてチェックしよう。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


細川たかし新曲『津軽泣かせ節』ミュージックビデオ公開スタート!悪霊たちとバトルする迫力のMAD MV

細川たかしの新曲『津軽泣かせ節』のMVがカオスすぎる_005

1975年に『心のこり』でデビューし、2025年に芸道50年を迎えた細川たかしの記念曲『津軽泣かせ節』のミュージックビデオが、本人の75歳の誕生日でベストアルバムの発売日でもある本日15日に公開された。24年にリリースされた『男船』のミュージックビデオでは巨大ニシンと格闘する映像が話題を呼んだが、今回はさらにそれを上回る迫力ある映像となっている。

新曲『津軽泣かせ節』は、津軽の海を舞台に、津軽三味線とストリングスを中心に豪快さと哀愁感を表現し、女の叶わぬ恋心を歌う本格演歌となっている。芸道50周年を迎え、今の細川たかしの唯一無二の個性としての力強さと抜けの良い優しさを強調した本格演歌だ。

ミュージックビデオでは、かつて人と文明が栄える前、津軽は「猫の楽園」であったという噂を聞き付けた細川たかしがタイムマシンに乗って未来からやってくるシーンからスタートする。細川の公式SNSの写真素材を基に構成され、出演するのは細川に加え、細川家の愛猫「リン」「クジラ」「チョコ」の3匹の猫たちだ。唐突に始まる「芸道50年記念クイズ大会」、「泣かせ三昧」を名乗る悪霊たちとの戦い、果たして細川たかしは猫たちを悪霊から守ることができるのか?迫力のバトルシーンと感涙必至のエンディングに注目の作品であり、芸道50年と75歳の誕生日を祝うにふさわしいミュージックビデオとなっている。

細川たかしの新曲『津軽泣かせ節』のMVがカオスすぎる_006

細川たかし『津軽泣かせ節』ミュージックビデオ
https://youtu.be/A_MFCsVAX6Y

☆リリース情報☆

細川たかし芸道50年記念曲『津軽泣かせ節』

細川たかしの新曲『津軽泣かせ節』のMVがカオスすぎる_007

作詩・都丸悠作曲・増田空人編曲・西村真吾
c/w『津軽じょんがら節』
好評発売中
COCA-18289 ¥ 1,500(税込)

配信リンク
https://hosokawatakashi.lnk.to/TsugaruNakaseBushi0521

6月15日(日)リリース『細川たかしベスト50』

細川たかしの新曲『津軽泣かせ節』のMVがカオスすぎる_008

1975年(昭和50年)のデビュー曲「心のこり」から
2024年(令和6年)の話題作「男船」まで、
細川たかしの50年のキャリアを代表する
シングル楽曲50曲を一挙収録
COCP-42483~42485 CD3枚組
税込¥5,500 (税抜価格¥5,000)

配信リンク: https://hosokawatakashi.lnk.to/Best50

【Profile】

細川たかしの新曲『津軽泣かせ節』のMVがカオスすぎる_009

本名:細川貴志
生年月日:昭和25年6月15日
出身地:北海道虻田郡真狩村
血液型:A型
民謡三橋流名取(三橋美智貴)
趣味:ゴルフ・スキー
星座:双子座
好きな色:紺、黒

■細川たかし日本コロムビアホームページ

https://Columbia.jp/artist-info/hosokawa/

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

この記事に関するタグ

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ